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肌の不調、シミ・赤ら顔・アトピーの発疹

前回、背中の吹出物はカラダの歪みと関係があり、皮膚排出機能の働きからできることをご紹介しました。

皮膚を細心で注意深く診ると色々なことが分かり、その人の心の動きや脳の指令を感じ取ることができます。
私たちの仕事は美容相談を通して、じっくりお客様と向き合い寄り添い、多くの症例の原因を探しながら、こうしたらこうなったという長期間の経過を見続けることができます。

シミができる原因には?
日焼けが原因でシミができやすい事は多くの人に知られています。
日焼けを予防するためには、日常的な紫外線対策が重要です。
日焼け止めを使用したり、帽子や長袖、長ズボンなどで皮膚を保護したりすることが推奨されています。また、紫外線の強い時間帯や場所での長時間の滞在は避けるようにすることも大切です。

日焼けによってシミができるのは、紫外線による皮膚の損傷が原因です。
紫外線にはUVAとUVBの2種類があり、特にUVBは皮膚のダメージを与えます。
日焼けによって皮膚は炎症反応を起こし、メラニンの色素が過剰に生成されます。メラニン色素は紫外線から皮膚を守るために作られるもので、一部は皮膚表面に移動して日焼けした部分を守る役割を果たします。
しかし、過剰なメラニンが生成されると、それが皮膚に溜まってしまい、シミや色素沈着の原因となります。
また、UVBは皮膚の深層にまで浸透し、細胞のDNAを傷つけることがあります。これによって、メラノサイトと呼ばれるメラニンを生成する細胞が異常な活動を行い、メラニンの過剰生成が引き起こされることもあります。
紫外線による日焼けは、その影響が蓄積されることで、シミや色素沈着が長時間残る可能性があります。
特に日光浴や日常的な紫外線への露出が多い場合は、シミができやすくなる傾向があります。

特に知っておきたい注意すべき"日焼け"には冬のスキーでの雪面日焼けや海釣りでできる海面日焼けです。
また、海岸でうっかり気持ち良く眠ってしまったという人の火傷に近い日焼けなど・・・。
また、老化で代謝が悪く肌色が全身浅黒いお客様が首が黒いのに顔が考えられないほど、肌が白すぎたので失礼ですが?とお尋ねしたところ、肌の表皮から深層まで特別に剥ぐような施術をされたということでした。
現在では、部分ジミのレーザー治療も容易になりましたが、顔全体の特殊なピーリングはその当時では珍しいことでした。
その女性も60歳でボディメイキングを続けて下さり、美意識が高く努力家でしたので、首もカラダも全身が驚くようなツヤのある色白肌になり、想像以上の結果を出して下さり、体験談として多くの雑誌に紹介することを許可して下さいました。

次に、何故赤ら顔になるかの原因についてご紹介します。

①血管の拡張
顔が赤くなる主な理由の一つは、血管の拡張です。体温の上昇、情緒的なストレス、緊張、照明や温度の変化などが原因で、顔の血管が拡張して血流が増加し、顔が赤くなります。

②紅潮
紅潮は顔の血管が急激に拡張するとによって起こる状態です。飲酒、辛い食べ物、熱い飲み物など、一部の人にとって刺激的な要因がある場合に起こりやすいです。

③ホットフラッシュ
更年期や閉経期の女性にみられる症状で、急激なホルモンの変化によって起こります。ホットフラッシュでは、顔や首、胸が一時的に赤くなることがあります。

④日光による肌への刺激
日光にさらされたり、日焼けをしたりすると、肌が赤くなることがあります。これは、紫外線が血管を拡張させるためです。

⑤皮膚の状態や疾患
一部の皮膚の状態や疾患も、赤ら顔を引き起こすことがあります。例えば、ローズアセア(薔薇色班)、ニキビローサ、皮膚炎、アレルギー反応などが原因となることがあります。

アレルギー反応には、風が急に吹いた時に発赤など急に肌色が変わる場合もあり、原因がなかなか分からず不快感に悩まされる人もいらっしゃいます。

顔や背中のシミ、顔の赤ら顔の原因は様々です。
原因が分かりやすい症状と分かりにくい症状がありますが、現代ではカバー力のある化粧品や対処療法が発達してきました。専門家の意見を聞きながら慌てず自分に合った方法を見つけて下さいね。







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