見出し画像

「無い無い尽くし」から辿り着いた「前人未到の境地」そして「叶うべき夢の先へ」

元・乃木坂46の人気トップメンバーで卒業後もモデル・女優として活躍を続ける「なぁちゃん」こと西野七瀬が結婚を発表した。

お相手は「ハコヅメ」などで共演した俳優の山田裕貴さん。

10年以上芸能界の第一線で活躍しているので、特に西野の芸能活動のターニングポイントとなるであろうライフイベントをピックアップしておく。

2011年
・乃木坂46に1期生として加入
2012年
・デビュー曲となる1stシングル「ぐるぐるカーテン」発売
・ガールズアワードにモデルとして出演
2015年
・non-no専属モデルに就任
・テレビ東京系列ドラマ「初森ベマーズ」出演
2016年
・non-no 4月号(2/20発売)にて初表紙(鈴木友菜とのペア)
・non-no 9月号(7/20発売)にて初の単独表紙
2017年
・坂道グループのnon-no専属モデルの後輩として渡邉理佐が加入
2018年
・乃木坂46を卒業
2019年
・日本テレビ系列ドラマ「あなたの番です」にて女優業に本格進出。
 「考察ブーム」を巻き起こした作品で「黒幕」として怪演を見せる
2020年
・フジテレビ系列ドラマ「アンサング・シンデレラ」出演
2022年
・non-no専属モデルを卒業

その他バラエティ番組やCMへの起用頻度も高く、乃木坂46を卒業後もなおお茶の間で男女問わず広く愛されるパーソナリティであることが伺える。

乃木坂46時代は握手会・グッズの売上1位を誇る人気メンバーであり、女性ファンよりも男性ファンからの支持が熱かった。女性ファッション誌「non-no」の専属モデルを務めていた一方同じ集英社の青年誌を中心に男性向けメディアでグラビアモデルとしても活躍、こちらでも度々表紙を飾っている。卒業後の現在も男性ファンの割合が高いとみられている。

西野の魅力は男性ファンの間では「守ってあげたい」「儚げ感」などの表現で語られることが多い。実際「わざとらしさがなく、自然に女の子らしい可愛さ」を持っていると思う。
このことは女性にとっては「あざとい」イメージを持たれ続けた一方、女性ファッション誌の専属モデルを務めていることもあって「男ウケ・モテのアイコン」としての認知も広まり「西野七瀬みたいになりたい」という声も結構聞かれるようになっていた。このあたりは「グータンヌーボ」で共演していた田中みな実に似たものがあると言える。

なお、デビュー当初は現在のようなキレイめメイクではなく、ツリ目でギャルっぽいメイクをしていたことが確認されていて、男性ファンの庇護欲を刺激する「儚げ感」はデビュー後のイメージチェンジの結果である。

乃木坂46の人気トップメンバー、卒業後も女優、グラビアモデル、またファッションモデルとして男女問わず幅広い人気を獲得し押しも押されぬトップスターに登り詰めた西野だが、実際のところはというと
・泣き虫で最初「大阪帰ります」と言ってた
・身長160cm未満(モデルとしては足りない)
・推定Aカップ(胸はない)
・演技力は未知数(実際しばらく酷評されていた)
実際に大成した分野においては「ないない尽くし」と言っていい。しかしこれだけのハンデを乗り越えかくの如き地位に登り詰めたのは、ひとえに西野の天性の「愛され力」の賜物と言えるだろう。

西野七瀬の「愛され力」に関して下記サイゾーの記事では「喜怒哀楽の感情ですら隠さないため、わかりやすく、どこか周囲を安心させる無防備さ」と論評されている。

この素質を見出したのは専属モデルを務めたファッション雑誌「non-no」の小林亘編集長(当時)であると考えられる。
2015年専属モデル就任時の下記モデルプレスの記事によると、西野を抜擢した小林編集長は彼女に関して「おしゃれが大好きで頑張り屋さん、読者に共感を持ってもらえると確信」と評している。

裏表がなく不器用なりに努力する姿勢は男性には可愛らしく、女性には「自分にもできる」と映ったことだろう。これはアイドルとモデル、双方としての魅力をともに持ち合わせたということである。

同誌のほとんどの専属モデルは身長160cmは下回らず、またグラビアモデル、女優、TVタレントなどとして活躍する先輩も多い中で、身長160cmに満たないいわゆる「Sサイズ」の西野がどこまで頭角を現せるかは当初未知数どころか極めて怪しかった。しかし蓋を開けてみれば1年半のうちに冠企画(見出しに名前が載る)、初表紙、初ソロ表紙と急成長を遂げ、新川優愛、新木優子、本田翼らと並んで表紙ローテ(この世代の女性ファッション誌のカバーガールは限られたトップモデルで定期的に持ち回りしている)の一枠を抑えるに至っている。
無論乃木坂46というネームバリューの効果もあろうと思われるが、それ以上に西野七瀬というパーソナリティが男性ファンのみならず雑誌読者層にあたる20歳前後の女性にも広く受け入れられていることがここに確定したと言えるだろう。

西野には主にX(旧Twitter)において「応援歌」が当てられている。複数の投稿者がいるが、一例を挙げると現在ボストン・レッドソックスでプレーしている吉田正尚外野手のオリックス時代のもの(下記)が選曲されている。

その歌詞に沿えば、先に述べた通り「ないない尽くし」の西野七瀬が「幾多の困難を乗り越え」辿り着いた「前人未到の境地」その原動力はまさに彼女自身の「愛され力」そのものと言える。そしてその「愛され力」で共演したスターの心を掴み、結婚という最大のターニングポイントを経て「叶うべき夢の先へ」西野七瀬は更なる飛躍を目指していく。

最後に!なぁちゃん!山田くん!
結婚おめでとう😊今後にご多幸あれ🎉

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?