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連作「苦渋グミ」+「置き場」第1号感想

 連作投稿サークル「置き場」第1号に連作6首「苦渋グミ」を掲載していただきました。

連作というより、ただ6首並べただけだ

「置き場」第1号のページはこちら↓

 新聞や雑誌の歌壇ではなくサークル的な場に短歌を投稿するのははじめてだったのですが、あとがきで主催の藤井さんに評をいただいたり、ほかの寄稿者の方に一首引いていただいたり名前を挙げていただいたりが嬉しかったです。
 以下、私も第1号の中で特にいいなと思った連作から一首ずつ引かせていただきました。(敬称略)

リヴェール/小俵鱚太

善人じゃないと気づいて人生はようやく冬の薔薇に追いつく

共振/岡本恵

十三と十五の日日を生き抜いて名を伏せられる姉妹の終はり

翳る真冬/永井駿

遺言になる可能性 外出と書き置くホワイトボードの文字に

十五月/夏山栞

全世界せーので春になりましょうそれが無理なら苦しみましょう

やわらかな虎/湯島はじめ

毛先まで呪われたいま夜にもう鏡を隠すこともないでしょう

第2号も楽しみにしています!

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