“小さな幸せを細かく見つけていくと、生きていける”荻上直子が語る『川っぺりムコリッタ』。
映画監督として「かもめ食堂」「めがね」「彼らが本気で編むときは、」など
話題作、大ヒット作を次々と世に送り出し続けている荻上直子。
自身のオリジナル脚本をベースに小説化したのが
『川っぺりムコリッタ』(講談社)
舞台は川沿いの古いアパート。その名は“ムコリッタ”。
ムコリッタは、仏教での時間の単位のひとつ。
それは 1/30日つまりおよそ48分 。
そのアパートに暮らすのは訳ありの人々。
彼らはいいやつ?悪いやつではない。
友達?それとも家族?
貧困、虐待、孤独死といった現代社会の暗部を描きながらも
そこに流れる時間は穏やか、そして丁寧でユーモア溢れる美味しい日々。
きっとこの作品も映画化されるはず・・・
いや、もうされているはずだった?
そんな裏話も交えつつ、
『川っぺりムコリッタ』の世界へあなたを誘います。
※音源をダウンロードする場合は、パソコンで画面を開き、
再生ボタン下の「ダウンロード」ボタンより行ってください。
荻上直子
1972年、千葉県生まれ。映画監督・脚本家。千葉大学工学部画像工学科卒業。1994年に渡米し、南カリフォルニア大学大学院映画学科で映画製作を学び、2000年に帰国。2004年に劇場デビュー作「バーバー吉野」でベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞受賞、2017年に「彼らが本気で編むときは、」で日本初のベルリン国際映画祭テディ審査員特別賞など、受賞多数。他の監督作に「恋は五・七・五!」「かもめ食堂」「めがね」「トイレット」「レンタネコ」、著書に『モリオ』がある。最新刊は講談社刊『川っぺりムコリッタ』。
いつもご愛聴有難うございます。 宜しければサポートお願い致します!