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bankupスタッフインタビュー 【松梨一揮さん vol.2】

●インターン生と社員さんのコミュニケーションが上手くとれるように、具体的にどのようなサポートをしていらっしゃいますか?

インターンが始まる前に「インターン生がなぜインターンに参加するのか」等の「前提」を企業さんと共有しています。
共有されていないと、インターン生とどう関わっていいのか社員さんも分からないと思うので。

インターン生に直接関わる社員さんはもちろん、直接関わらない社員さんに対しても、学生のプロフィールやインターンに参加する動機・目的をまとめた資料を共有しています。

また、インターンの初日に社員さんとの交流会をするようにしています。
学生さんは社会人の方と話すことに慣れていない場合が多いので、まずは気軽にお話ができるような関係性をつくることを心がけています。

インターン開始当初の1~2週間で、いかに関係性をつくれるかが、後々のプロジェクト進行に大きく影響してくるなと感じます。

━自分もキャリアに悩んだ部分があるから、同じような立場の方の力になれたらなと感じられていた部分があるっていうことですかね?
そうですね。
進路やキャリアに関しては迷っても良いと思うし、何なら迷った方が良いとも思うのですが、働く経験を通じてなんとなく自分の進みたい方向を見つけられるようなお手伝いが出来たらと思っています。

●bankupで活動されてきた中で、特に印象的だった出来事を教えて下さい。
インターンを修了した学生さんがたまに連絡をくれたりだとか、事務所に来てくれたりすることがあります。「就職が決まりました!」と報告してくれたり「インターンが自分の進路を考えるきっかけになりました」と言ってくれた時は、嬉しい気持ちになります。

インターンが終わった後も、企業さんと学生さんの関係が続いていたりすることもあり、そういった血の通ったつながりができることはとても良いなと感じますね。   

●鳥取銀行さんとのインターンシップについて

鳥銀インターンシップの皆さんと

鳥取銀行さんとのインターンシップは、2020年の夏から開始して2年以上が経ちました。

年2回、学生さんの夏休み(8~9月)と春休み(2~3月)の時期に、それぞれ5週間実施しています。2022年の夏で5期目になりますね。
開始したのがコロナど真ん中の時期ということもあり、毎回フルオンラインで実施しています。

主な活動内容としては、
「学生さんが鳥取銀行の行員さんや取引先の企業さんに取材をし、記事を書き、SNSを通じて発信する」というものです。

活動を通じて、発信する側のインターン生も、発信を受け取る側の若者も、鳥取銀行さんに関心を持ってもらえたらと思っています。

また、開始当初からのコンセプトとして「銀行の仕事だけでなく、地域での暮らしについても理解を深めてもらいたい」というものがあります。

SNSでは、行員さんの仕事内容だけでなく鳥取での暮らしについても発信しています。
また、定期的に行員さんとインターン生の交流会を行い、インターン生が行員さんから仕事以外のお話も聞けるような場の設定も行っています。

【bankupと松梨さんのこれから】
 ー今後、自分が関わっていく上でbankupをどうしていきたいですか?

bankが「まちの人事部」のようになって、地域の企業さんの「人手が足りない」「技術が足りない」のようなお困りごとに対してサポートできるようになると良いなと思います。「人に関するお困りごとはbankupがやります!」という感じになると良いのかなと。

あと、僕としては、若い人がどう自分の進路やキャリアを見つけていくかをサポートしたいと思っています。
学生さんのキャリア支援はもちろんですが、新入社員の方が会社でやりがいを見つけて働ける、得意なことや居場所を見つけて頑張れるような取り組みをしていきたいですね。

また、仕事で成果を上げるためには上手くコミュニケーションをとることも大事になってくると思います。インターン生と企業、新入社員と管理職の間では「どうコミュニケーションをとったら良いのか分からない」といったことも見受けられます。その辺りの支援もできると良いのだろうなと思います。


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