ところかわれば、しなかわる

地元でしか通用しないことを、その感覚のママ、よそでも同じように振る舞うと顰蹙を買う、というのはよくいわれることです。

東日本大震災が起きた当時、復興を担当していた松本龍先生が、やる気が空回りしてテレビの発言が批判されて辞任したことがありましたね 。

被災現地を訪問したときに宮城県知事に「おい、テメェ、人を待たせるとは何事だ!支援してもらいてぇなら、まず先に来い。そうしないなら支援してやらんぞ!」と叱りつけ、

周りをカメラや記者たちが囲んでいることに気がついて

「おい、いまここで発言したことはオフレコだからな。書きやがったり報道したら、その時点でその社は終わりだから。いいな!」と恫喝?みたいなことをして、その一部始終がNHKなどで報道されて批判が巻き起こり、辞任に追い込まれました。

私も当時は無知で何も知らなかったので、やる気が空回りして批判を受けていたのは気の毒だと思っていたのですが、

後でまとめサイトを見たら

松本龍先生は被差別部落出身者でバックに被差別部落関連団体がいて、九州は被差別部落問題があるのでバックの団体も地元では力を持っているので

「おい、いまここで発言したことはオフレコだからな。書きやがったり報道したら、その時点でその社は終わりだから。いいな!」と言っておけば一切報道されないのですが、東北地方は被差別部落問題がほとんど無いので、バックの被差別部落関連団体に忖度する習慣も必然性もマスコミにはほとんど無いために一部始終が全て報道されてしまったとのことでした。

地元なら通用することを、その感覚のママよそでも同じように振る舞うと顰蹙を買う、というのはよくいわれることですが、まさしくその通りの展開だったのだ、と感じました。
「ところ変わればシナ変わる」という諺がありますけど、言い得て妙ですよねwww

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