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合同説明会で、自社の魅力を再発見する 【マドゴシフェア2023 出展企業インタビュー】

こんにちは!
「金沢の人事部」です。

今回は、6/18(日)に行われた、北陸三県に特化したオンライン合同説明会「マドゴシフェア」に出展された企業の1つ、株式会社金太さまのインタビューをお届けします。

マドゴシフェアは、オンライン開催である以外にも、100秒プレゼンテーションで会社のビジョンを伝える時間があったり、そのプレゼン内容を現役大学生からフィードバックを事前に受けられたりと、ユニークな仕掛けが多く散りばめられています。

今回インタビューに応えてくださったのは、株式会社金太で人事を担当されている北条嘉正さま。大阪出身、東京で就職したのち、奥さまのご実家のある金沢に移住してこられました。

ミュージシャンの経験もおありとのことで、なんでも受け止めてくれるような、おおらかな雰囲気を持った北条さま。オンライン合同説明会は初めてとのことでしたが、マドゴシフェア当日のブース交流会でも、参加した学生から多くの質問が上がっていました。

次回のマドゴシフェアの出展にも意欲的とのこと。北条さまから見た、マドゴシフェアの印象や魅力を伺いました。

飛び込みの営業電話で興味を持つ

—— 今回のマドゴシフェアは、営業電話がきっかけで出展を決めたそうですね。

(株)金太 北条さま

そうなんです。普段であれば、飛び込みの営業電話に興味を持つことはあまりありませんが、マドゴシフェアは、学生インターンの方からの電話がとても印象的でしたね。「〇〇大学の△△と申します。こんな合同説明会があります」といったハキハキした調子で、とても好感の持てるやり取りができたんです。学生インターンでここまでやるとは思っていませんでしたので、驚きました。

実際に学生の方から電話をいただけたことから、本当に学生と近いイベントなんだと感じ、参加を前向きに考え始めました。

—— 電話を受ける前から、採用に関して課題を感じていらっしゃいましたか?

はい。実は、私は経理も兼務しているんです。金太に入社してから、最初の1年は工場勤務、次の2年半で法人営業、それから経理部門に配属されました。その頃は人事担当がいませんでしたが、今後大卒を含めた若手の人材を採用する必要があるということで、私が人事も兼ねることになったんです。それが5〜6年前のことで、そのまま兼務が続いています。

—— 決算月などは大変そうですね。

業務内容を丁寧に説明していただけました

ちょうど3月から採用で、そのあと4、5月が財務で忙しい時期になります。
経理の仕事は、平常時は毎月行うことが決まっているとはいえ、その合間に中途採用もしていますので、なかなか大変です。

最近では、部下に仕事の一部を任せられるようになってきたため、採用担当として、学生にもっと金太の魅力を伝えられるようになりたいと思い、アドバイスを受けるつもりで参加を決めました。

学生から見た自社の魅力を知る機会に

—— その後、私たちと実際に打ち合わせを重ねていきましたね。その印象について教えていただけますか?

金太の抱えている課題を、真剣に聞いてくれました。学生の方たちが1回目の打ち合わせから同席して、意見も言ってくれたのが印象的で、これまで参加した合同説明会と違った、おもしろいイベントだと感じました。

課題を聞いてくれるだけでなく、コーディネーターの方がインターネットで金太のことを調べて、金太の魅力を独自の視点で語ってくれたのが嬉しかったですね。新しい言葉、私とは異なる説明の仕方で、金太の魅力を伝えてくれました。この時点で、参加して良かったと感じました。まるで、ちょっとした研修を受講しているようでした。

—— 種明かしをすると、あの新しい魅力の伝え方も、学生の声が反映されています。ディスカッションの中で、学生たちが「金太さんの魅力はこういうところにあると思います」といったやり取りをしていて。そこからヒントをもらっていました。

学生のアイディアと聞き驚く北条さま

そうだったんですね。ありがたい限りです。伴走してくれた2人の学生さんも、とても正直に、率直に意見を言ってくれました。

印象的だったのが、プレゼン資料をブラッシュアップする会のときのこと。私の話すテンポが話題になったんです。1人の学生の方が「私たちの世代は動画を1.25倍で聞いたりするので、もう少し早くても大丈夫です」とアドバイスしてくれました。なるほどそうなのか、と思ったところ、もう1人の学生の方は、「僕はちょうど良かったと思いましたよ」と言ってくれたんです。学生といってもいろいろな感じ方があるんだなと、あらためて気づきました。

—— いろんな角度から意見を聞けたのですね。

若者の意見を取り入れようとするあまり、1人の意見を全体の意見として聞いてしまう傾向に陥っていました。若者にもさまざまな人がいるため、最終的には自分で決めるのが大切だと感じました。決して1人目の意見が良くなかったという話ではなく、いろんな選択肢が与えられて、それを選ぶ機会があるということが、私にはよかったですね。

当日の反省を糧に、次のアクションを

—— オンライン合同説明会は初めてということでしたが、当日はいかがでしたか?

当日の100秒プレゼンの様子

100秒プレゼンでは伝えたいことが山ほどあって、それを時間内にうまく伝えられなかったのが反省点です。持ち時間がもう少し長ければ、というのが正直なところですが、あの長さで魅力を伝えられてこそ、若者に届くのではないかと思いますので、これからも努力していきたいです。

実際に、ブース交流会に来てくれた学生の数が想定よりも少なかったので、次回は1人でも多くの学生さんに届くように、プレゼンにより磨きをかけていきたいです。

—— とはいえブース交流会では、北条さんの話しやすそうな、和やかなキャラクターが存分に出ていて、たくさん質問が出ていた印象があります。

謙虚な姿勢が崩れない北条さま

そうでしたか!ブース交流会に至るまでの流れ、プロセスを工夫することも大切だと実感しましたので、今回の出展は勉強になりましたし、得るものがたくさんありました。

交流会の後のプロセスもまだまだ改善していきたいですね。今回の出展を機に、今年度からインターンシップを導入することになりました。興味を持ってくれた学生の方々に次のステップを提供することで、より金太の魅力を知っていただければと思っています。

—— 実際に気づきを得て、実行していらっしゃるのですね。
最後になりますが、今後、マドゴシフェアに期待していることを教えていただけますか?

金太はいろんな魅力が詰まった会社です。今回の出展を通して、その思いはさらに強くなりました。その魅力を、もっと多くの学生の方に届けられるよう、説明会やインターンを告知できる、場所や機会を増やしていただければと思います。

—— ありがとうございます。企業と学生がもっとよく繋がれるように、私たちも努めていきます。

お茶目な一面も見せてくれました

まとめ

いかがでしたか?

もっと楽しく「働く」と出会うマドゴシフェア。
採用のために学生と接点を持てるだけでなく、自社の魅力を再発見したり、それをうまく伝えるためのアドバイスが得られる、さまざまな工夫を仕掛けています。

私たちのミッションは「北陸のおもしろい企業や地域と、北陸で働きたい学生や若者をつなげる」ことです。

企業や地域のおもしろさが存分に伝わるように、私たちはこれからも工夫を重ね、活動していきます!

今後の開催予定

【マドゴシフェア2023冬 〜インターンシップ編〜】を開催予定!
すでに企業・学生の皆さんから参加申し込みをいただいております。

今回のインターンシップ編に参加された方も、そうでない方も、ご興味のある方はぜひ【PC・スマホのマドゴシ】でお会いしましょう!

▼参加希望の方やお問い合わせはこちらから!
https://madogoshi.gakutolab.co.jp/contact/


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