街を歩いても、電車に乗っていても、毎日必ず一人はイヤホンをした人に出会う気がします。
現代人にとって音楽はもはや生活必需品です。
でも、他の人が一体どんな音楽を聴いているのか、気になったことはありませんか?
この夏、私たちGaku-yomu編集部は、「推しアーティスト討論会」と題して、メンバーそれぞれが好きなアーティストについて語る特別会議を開きました。
本記事はその議事録をまとめたものです。
超有名アーティストのあまり知られていない一面や、少し変わった「推し」など、いろいろな話が飛び出しました。
「推しアーティスト討論会」
とりの推しアーティスト:平沢進
アニメのサントラで沼落ち、一度見たら忘れられないインパクト大の教祖おじさん
平沢進を知ったきっかけは、劇場アニメ『パプリカ』の挿入歌だった。宣言するような独特の歌い方と難解な歌詞、唯一無二のメロディーに惹きつけられた。気になってYouTubeを漁ってみると、教祖のような見た目のオジサマが謎の楽器を操り、無表情で歌う動画が大量に出てくる。「変な人だな…」と思いつつ、気付けば再生リストが平沢進で埋まっていた。
- みんなと語る平沢進 -
- オススメの一曲 -
ダークファンタジーの王道、アニメ「ベルセルク」の主題歌『force』
たんごの推しアーティスト:ゆず
楽曲とライブで全世代から支持を集める国民的アーティスト
僕がゆずと出会ったのは小学校低学年の頃。よく一緒に遊んでいた友達から布教された。それから約10年が経つが、彼らの音楽の方向性は全くぶれない。路上時代から今日まで、常に目の前にいるお客さんを勇気づけ喜ばせたい。どんなに人気になってもその思いを忘れずに活動を続けて今年で26年目。どんなときでも、ゆずは僕ら「ゆずっこ」に寄り添い続ける。
- みんなと語るゆず -
- オススメの一曲 -
爽やかなアコギとロックサウンドが融合した応援ソング『アゲイン2』
すえすの推しアーティスト:星野源
歌手や俳優、書き手として多才に活躍する変態アーティスト
国民的アーティスト、星野源。代表曲である『SUN』や『恋』など、一度は聞いたことがある曲も少なくないだろう。彼の明るく前向きな歌に救われた人は多いと思う。僕もその一人だ。ただそんな明るい曲の裏側にある、彼の辛い過去を知っている人はどれくらいいるだろうか。自身を変態と自称する星野源の飾らない人柄から作り出される曲には変な嘘臭さがないのだ。星野源の等身大をさらけ出す姿に多くの人は魅了され、これからも熱狂し続けるのだろう。
- みんなと語る星野源 -
- おすすめの一曲 -
人と関わるときに感じるもどかしさ、苦しさ、そして素敵さを書いた歌『くせのうた』
(おすすめの一冊)
星野源の変態さがぎゅっとつまった至高のエッセイ
『蘇える変態』(マガジンハウス・2014)
やまの推しアーティスト:Kep1erのHIKARU
貫禄のある優れたダンスパフォーマンスで人々を魅了する、福岡が生んだ天使
Girls Planet 999 (通称:ガルプラ)というオーディション番組からデビューした9人のガールズグループ、Kep1er。その一員であるHIKARUは小柄な身体が繰り広げる圧倒的カリスマ性に溢れたパフォーマンスで視聴者を魅了し…見事、最終投票7位でデビューメンバーに選抜。クオリティの高いステージは勿論、日常での赤ちゃんのようなギャップのある姿も推し。
日韓共にブームを起こしたKep1erデビュー曲『WA DA DA』▼
- みんなと語るKep1er -
- オススメの一曲 -
フレッシュなKep1erの違う一面を楽しめる『MVSK』
さいごに
私たちGaku-yomu編集部は、普段はメンバーが別々に記事を書いています。
今回は夏休みということで特別に、みんなで一つの記事を仕上げました。
それぞれの「推し」語りを聞くことで、知らないアーティストや自分にはない音楽の楽しみ方を知るきっかけになりました。
本記事を通して、読者のみなさんも新しい音楽と出会っていただけたら嬉しいです!