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タピオカ、絶滅。

⚠︎タピオカに携わっている方の気分を害する恐れがあるのでタピオカでタピタピしている人は読まないで下さい。

 昨日恵比寿に寄ったら『essence cafe』が閉店していました。花屋にコーヒースタンドが併設している、花の購入にも、サードプレイスにも素晴らしいお店だったんです。代わりに出来ていたのはタピオカ屋さん。恵比寿の好立地に、流行りに廃れるような店を出す事で、どれだけ採算が取れるものだろうとかなり疑問を感じました。

 直感では、「タピオカ屋さんふざけんな」と思ったのですが、危ない危ない。感情に流されるところでした。笑

 「タピオカ屋さんを作りたくてessence cafeを潰した」と言うよりかは、採算が合わなくて閉店し、苦肉の策で「流行りを流す場所」にした可能性の方が高い。次は何屋さんにするかも用意しているのが普通でしょう。

 流行りのタピオカは飲みましたか?正直、美味しいです。でもそれに600円出すか...というと、2回目はありません。付加価値が無いんですよね。こういう商品は常に社会に蔓延します。ただそれを商売にする事業者と、店員さんのモチベーションは低いんですよね。何故なら廃れるのが内心わかっているから。サービスの付加価値がそれに乗っかってくると、定着する可能性もあります。(ex.フラペチーノ)
 ただ、モチベーションの然程高くない店員さんに、怒涛の忙しさを乗り越えながら高いサービスをするのには限界があります。

 雇い主は「お金儲け」の単発事業でしか無いので、そもそもサービス教育をする必要も無いんでしょう。そして流行りの商品を打ち出していくのは、二番煎じになる事の方が多い。あまり皆が(主に従業員が)幸せになるビジネスではないので、好きになれません。どうせなら従業員もお客さんも幸せにするビジネスがしたいですよね。

 ただ私は、マス(大衆)の感覚を知るために、流行りのモノにはよく手を出します。それもあまり考えず。分析もさほどしません。何故ならマス(大衆)の人はそこまで考えていないから。

 仕事をしている人は大なり小なりマス(大衆)を意識しなければいけないので、深く考えることの無いマスの感覚を、感覚的に知る事はとても大事です。「タピオカが何故売れるのか」なんて考えずに、「あ、こんなものか」と思う事の積み重ねだけでも、多様な感覚を知るきっかけになると感じます。女子高生が飲むモノ、インスタ映えのモノ、と一線を引かずに、何でも手を出す事をおススメします。

サービスも素晴らしい!というタピオカ屋さんがあったら是非教えて下さい。笑 付加価値の高い商品を常に求めております。

それにしてもessence cafeは惜しかった...笑
商売は難しいですね。

#コラム #流行 #essencecafe #cafe #タピオカ


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