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自己効力感で感じる楽しさ

 自己肯定感と捉えて頂いてもOKです。
「どんな時が楽しいか?」と問われた時、突き詰めると自分の存在を肯定される事。自分で自分の可能性を信じられていて、何をしたいか分かっている状態って幸せじゃないですか?

自己効力感を上げる為にしていることはありますか?

結論から先に述べると、私の考えでは
①違和感を持つこと
②考えを言葉にできること
③好きを説明できること
④つくり手になれること

が挙げられると思います。

②と③は似ていますが、ベクトルが少し違うので詳しく説明していきます。

①違和感を持つこと

日常生活で「これって何でだろう?」という疑問を持つ事って多い方ですか?多ければ多いほど、自己効力感が上がるきっかけになります。

 例えば、「なんでみんな同じ時間に出社して、満員電車に乗ってるんだろう?」という違和感が生まれたら、それを大事にします。この違和感から生まれたのはノマドワーカーや、在宅ワークですよね。「体が出社しなくても出社できる」システムはまだまだ弱いですが、確実に浸透してきています。満員電車に乗るより、良いですよね。夏場に知らない人と密着したりするの嫌ですもん。

 また例えば、「なんで今の店員さん態度悪いんだろう」と違和感を持ちます。この時、「自分はサービスを気にするんだな」と自覚出来るので、「サービスの良い店を探す」アンテナを張っておけば嫌な思いしませんよね。安くて美味しくて良いサービスの店知りたくありませんか?サービス系の仕事でなくても、「人に好感を与えるには」という様に転用して、あるに越したことないスキルを考えるきっかけにもなります。

 それ以外にも仕事においてこういった「違和感」を解消するアクションは、多くの人に歓迎、感謝されます。感謝される事は自己肯定感を上げますよね。

②考えを言葉にできる事

 先程のように「違和感を感じた事」を言葉にできなければ意味がありません。人に伝えないと只の不満といった「感情」に留まってしまうので、感情のままだと人に伝わりません。めっちゃ感動する映画を観た直後に、映画を観てない友人にその感動を伝えるのってめちゃくちゃ難しいですよね。それを「伝わる」ようにするには、いかに平易でかつ想像力を掻き立てるステキな言葉を選ぶ必要があります。

 自分が嫌だな、いいな、と思ったものを「伝わる」言葉で表現出来なければ、自分の存在や考えを肯定される事はありません。逆に、分かりやすい言葉で表現出来るだけで、共感や肯定を集める事もできます。

③好きを説明できる事

 先ほどのステキな言葉を使える事の中でも、好きを説明できる力はとても重要です。人の心を動かしたり、自分が納得感を持って行動するには言葉が不可欠です。
 「なんで好きか?理由なんて無い!」のは恋愛だけで充分で、好きな理由を「なぜなら〜」と説明出来ると、「確かに!」とか「いやそれはどうかな?」とか色んな意見を得られます。共感を得る事も出来るし、盲目になることを防ぐ事も出来ます。

 「好きな理由」を洗練させていく事で、自分のやっている事、好きな事に自信を持つ事は自己効力感を上げますね。

④つくり手になる事

 ビジネスやアートをイメージしてもらうとわかりやすいと思いますが、なにかを作って誰かに届けないと意味がありません。①から③を、形にしていき、自分の①から③の考えを、人から見える形にする作業です。

 どんなに良いアイディアも形にしなければゴミだし、どんなに良いアートもお家にしまったままでは誰も見てくれません。また、考えを深めずにつくったものでは人から認められる事も、自分で楽しめる事も少ないでしょう。

 ①から④を順番にする事が効果的だと思います。

 普段行っている思考を具体的にこういった方法に合わせて考え、行動してみる事は自己効力感を上げるな、と感じるのでご参考までに。

自分が考えている思考をこのように理論付ける事もおススメです。

#コラム #自己効力感 #自己肯定感

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