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日常の物理学Part19!地震が起こる仕組み!

2022年3月11日、東日本大震災から11年が経ちましたね。
各地で追悼式が行われており、まだ復興しきっていない状況です。

東日本大震災は2011年3月11日午後2時46分に起きた地震で、最大震度7・マグニチュード9.0というとてつもなく大きな地震です。
地震の大きさもそうですが、二次災害が特にひどく、
津波で街が流され、さらには原子力発電所にも被害が及びました。

当時の僕は京都にいたので、震度3〜4程度でしたが、東北で起きた地震が関西にまで届いていたことに驚きで、親族が宮城県に住んでいたので、全然連絡が取れなかったことを覚えています。
日本は地震大国。
日本にいる限り地震とは切り離せられないので、地震のことについて書いていこうと思います。

地震が起こる仕組み

地球の表面は、プレート(分厚い岩盤)で覆われており、そのプレートは年間数cmづつ動いています。プレートが動いている中で亀裂が入ったり、噛み合わせの部分でズレたりする時に振動するため、それが地震となります。
規模が大きすぎてイメージしにくいかもしれませんが、プレートの厚さは約10〜200kmと言われており、相当大きいものです。そんな大きなプレートが振動するため、人間にとっては自然災害となるわけですね。

海溝型地震

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海溝型地震とは、海の溝である海溝で起こる地震です。
プレートには、海のプレートと陸のプレートがあります。海のプレートは陸のプレートより重いため、下に潜り込むような形になっており、海のプレートが動くことによって陸のプレートは下に引きずり込まれます。そこにひずみがたまっていき、限界まで来ると跳ね上がります。これが地震になります。
海溝型地震は震源が海のため、私たちが生活しているところとは離れています。直下で起こることはないのですが、津波と共にやってくる場合があるので、注意が必要です。

活断層地震

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活断層地震とは、活断層で起こる地震です。
陸のプレートのひずみが限界までたまった時に、岩盤の弱い部分に亀裂が入ったりズレたりする時に発生します。
活断層地震は、規模が大きくなくても私たちが生活している近くで起こる場合があり、規模が小さくてもかなり振動します。
この地震の規模のことをマグニチュードで現し、実際にどれくらい揺れたかを震度で現します。そのため、地震のマグニチュードは1回の地震に対して1つに決まり、震度はその震源から離れるほど小さくなります。

日本はなぜ地震大国なのか?

日本は4つのプレートに囲まれています。
陸のプレートで、北米プレートとユーラシアプレート。
海のプレートで、太平洋プレートとフィリピン海プレート。
これらのプレートによって複数の方向から、いろいろな力をかけられているため、地震大国となっています。

おわりに

日本は世界でも有数の地震大国。
その分、地震への対策技術は進んでいます。
常に付き合って行く必要のある自然災害なので、ある程度の知識をつけておくと良いですよね。

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