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日常の物理学Part7!雨は等速直線運動!!

季節の変わり目は天気が崩れる日が多くなりますね。
雨を見ると、なぜ雨粒は重力の影響でものすごい勢いで落ちてこないのかと不思議に思いませんか?
地球上にある物には常に重力がかかっています。同じ方向に力をかけ続けると加速していくので、重力がかかった状態で落下するときはだんだん速度が上がるはずです。
上空から加速された雨粒が降ってきたら、恐ろしい速さになっていそうですよね?
けどそうはならないです。

なぜかというと・・・
空気抵抗が落ちていく方向とは逆にかかるから!
空気抵抗は速さに比例して大きくなるので、重力と空気抵抗が釣り合うまで加速して、釣り合うところで等速直線運動(終端速度)になります。
そのため、一定の速度で落ちてくるんですね。

力の関係を見ると、どちらに進むのかなどがわかるので、考えてみると面白いです。

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