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日本のゲーム開発者が海外イベントに出展するなら? シンガポールのゲームカンファレンス「gamescom.asia」に行けるかも?

これって何の記事?

この記事は日本のゲーム開発者向けに、海外のゲーム展示イベントについて述べています。

この記事を書いた人はどんな人?

Unite Tokyo 2019にて

ゲーム会社のプレスリリース支援を行っています。ゲームメディアで記事を書いている経験を活かして、インディーゲームを世に広める仕事をしています。
今回は、海外イベントについて自身の体験を元にお話しします。

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本文の要約

・海外への渡航制限緩和から、シンガポールのゲーム展示会「gamescom.asia」に参加できる可能性が出てきた
・日本のインディーゲーム開発者が最初に参加するなら「台北ゲームショウ」が良さそう


海外への渡航がしやすくなってきた。



東南アジアで入国時の隔離制限を撤廃する動きが増えてきています。

これを踏まえて、10月に開催される「Gamescom.asia」への出展や参加の可能性も出てきました。「Gamescom.asia」はシンガポールで開催されるゲーム展示会で、ドイツケルンで開催されている「Gamescom」のサテライトアジア版です。


インディーゲーム開発者が海外に出るなら台北ゲームショウから



インディーゲーム開発者が、海外に出る際にまずは、台北ゲームショウがイージーモードだと思います。実際に私も参加したことがありますが、トラブルもなくとてもいいイベントでした。理由はいくつもあります。


台北ゲームショウ自体が、インディーゲームの誘致に熱心で、応募に通れば、出展費が無料となりホテルも用意してもらえるという好待遇。(ただし、相部屋)
※これは2019年の情報なので台北ゲームショウ2023については確認が必要です。

他に、日本からの直行便が多くでているため、移動時間も短く、台湾の雰囲気が日本に似ている、コンセントがそのまま使える、台北の町じゅうにセブンとファミマがある。街がきれいでメシがうまい。などいろいろとやりやすいのですが、その次のステップとしてはシンガポールがいいのでは?と思っていました。

東南アジアに行きたい理由



昨今の渡航制限もあり、私もオンラインでのイベント参加しか経験が無いのですが、以下のような印象があります。

インドネシアをはじめとして人口が多く、今後ゲームに触れる人が増えてくる可能性が高い。ベトナム、フィリピン、タイなどに独自のゲームメディアがあり、盛り上がりがみられる。

また、ゲーム会社も多く英語に堪能な彼らは、欧米や日本のAAAタイトルの受託開発を行っています。そうして開発ノウハウを得て自分たちのオリジナルゲームのリリースを行っています。以下は、私が出会った東南アジアや西アジアのゲームです。

フィリピンのSecret 6が開発する『Project Xandata』

マレーシアのPassion Republicが開発する『GIGABASH』

パキスタンのPlaydewが開発する『Lost Twins 2』

シンガポールで開催される「gamescom.asia」はこのように東南アジア~西アジアの面白いゲームと触れ合う機会があり、また、日本のゲームを東南アジア~西アジアにPRする絶好の場となると思います。

今年、参加できればまたイベントレポートを掲載したいと思います。

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