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『仕合わせ』

3年前まで奈良の天理小学校で教員として働いていました。

高校入学から17年間を天理で過ごしました。

人生の半分以上を過ごしたのち、地元である佐賀に戻りました。






今日は久しぶりに天理を訪れました。

用事を済ませ、徒歩で移動していた時です。

見覚えのある人が道の向かいに見えました。

それは同じ天理小学校で働いていた先生でした。

今年度で退職し、他の自治体で公立の先生として働くということを聞いていたので、ぜひこの年度末に会いたいなぁと思っていたのでした。

アポをとることもできたのですが、引っ越しなどで忙しいと思い連絡はしていませんでした。



けれども、心のどこかでは、

多分会える

とも思っていました。


なんとなくの感覚です。






すると、たまたま会うことができたのです!!


固い握手をして、偶然の再会を喜びながら話をしていると、2人の人が近づいてきました。

元教え子とそのお母さんでした。

この学年はダンスコンクールで日本一になったこともあり、非常に思い出深い学年でした。

ここでも偶然の再会が叶ったのです。





4人で立ち話をしていると、車が近づいてきて窓が開きました。

8年前に担任した子の保護者で、一緒に話していた元同僚も担任したことがある保護者の方でした。

またまた偶然の再会が起きました。

後ろに車の渋滞ができつつあったので、話もそこそこにその方とはお別れをしました。






その後、元教え子とそのお母さんとも別れ、最初に出会った先生と話をしました。


するとそこに、私の知り合いの方が通りかかりました。


こんなことが続くのか!と衝撃を受けました。

「ご無沙汰しております」と挨拶をし、少し話をして別れました。






天理に来ると不思議な再会を果たすことがたびたびあります。

今回はその中でも特に偶然が重なった気がします。



一緒にいた先生も、「ここに集合をかけてますか?」と笑って尋ねるくらい、同時多発的に偶然の再会が起きました。







さて、中島みゆきさんの『糸』にこのような歌詞があります。

縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます


逢うべき人には、ちょうどいいタイミングで出逢います。

そして、ちょうどいいタイミングで再会を果たします。


最近、そのような『運命』や『縁』をこれまで以上に感じるようになりました。


そして、今日の出来事です。






今日は、とても

「仕合わせ」

な1日でした。



これからも、出逢いを大切に、縁を大切に、生きていこうと思った1日の出来事でした。







最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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