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【読書レビュー】魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳/左脳さん、右脳さん。

わたしはたぶんこの2年ぐらい
ほぼ毎朝モーニングページというものを書いているのですが、
これがやたらと時間がかかった。
モーニングページとは何かというのは
ググっていただくとすぐに出てきますが、
朝にやるブレインダンプみたいなもので、
とにかく思いつくこと、
頭の中のおしゃべりを書き出すものです。
人に見せるものではないので脈略なく書けばいいし、
書くことがなければ書くことがないと書けばいいものなのですが、
わたしはA5を2ページ書くのにたぶん小1時間ぐらいかかっていて、
本来あまり考えずにバーッと素早く書くべきものなのに
すごく時間がかかるのがちょっとした悩みでした。

こういう読書レビューとかブログみたいなのも、
書くのが苦手でも嫌いでもないのに
それでも書くのに時間がかかるのがなんとかならないかなと思って
手に取ったのが、こちらの
#魂の声が聴こえる「自動書記」の練習帳 です。

これはおでこに手を当てて深呼吸をして
おでこの奥にいる魂さんに声を掛けて質問すると答えてくれる。
パッとひらめきのように思い浮かぶ言葉を書き出す、
慣れると他人に触れながらその人の魂さんにも
問いかけをして答えを得られるというもので、
ちょっとわたしが期待していた以上のものだった笑

真贋はともかく、呼吸(プラーナ)は肉体と心のかけ橋、
顕在意識と潜在意識のかけ橋と学んできた
元ヨガ講師としてはこれは無視できない。
あと、自分の無意識とか潜在意識を探るのに、
単純に自分に問いかけをすると
いつもの顕在意識で思考して
「良い子」的な表面的な答えしか導けないから、
「魂さん」という視点を設定するのは
理にかなっているように思えました。

とにかく直感的にパパッと書くことで
潜在意識に辿り着きたいわたしにはヒントになりました。

そこへもう1冊の本と出会いました。
#左脳さん 、右脳さん。
これは #ジルボルトテイラー 博士の
#奇跡の脳 の実践版と言っていいと思います。
脳科学者が脳卒中に襲われた時の体験を語った著書や
TEDのスピーチに触れて、
左脳の思考が完全に止まって
右脳だけが働くようになった博士の体験したことを
自分も体験してみたいけど、
かと言って脳卒中になるわけにもいかないしなー笑
という方にオススメです。

ヨガや禅、瞑想などをしていると
似たようなことを体験することがあります。
覚醒体験などと呼ばれます。
わたしも一応20年ほどヨガをやってきていますので、あります。
でも瞑想やヨガの最中ではなく、
セブ島を旅行している間にそれは起こりました。
目に映る世界の全てがキラキラと美しく
愛に満ちて輝いて見えました。
木々や空、海などの自然の景色はもちろんのこと
ボロボロの家や車ですら美しいと感じました。
そんな状態が滞在中数日続きました。
日常から離れた海外旅行中だったことと
自然豊かな景色と食べ物などのお陰で
意識が解放されて起こったのだと思います。
だけどそれは一時的なもので
再現性はありません。

さて、この本では誰でも
この覚醒状態を体験できるようになるし、
持続させることもできるというやり方を
ステップごとにわかりやすく紹介しています。

ここでも自動書記の時のように呼吸が出てきます。
怠け者なわたしはそれでもあんまりやってないけど、
とにかく深く意識的な呼吸をしながら頭を空っぽにして
左脳の思考を黙らすこと。
ポカンとする時間を持つこと。
思考は紙に書いて吐き出してあげると
思考でぐるぐるにならないから
エネルギーを奪われない。

そんなことを意識しながら日々過ごしてます。
モーニングページも書きやすくなりました。
これ、本来はときどき読み返すといいのですが、
わたしはあんまりやらない笑
モーニングページって排泄行為に似てるなと思うのです。
うんこも観察すると健康状態を把握するのにいいらしいけど、
わたしはあんまり見ない笑
わたしは子ども時代から
二十代半ばまで便秘で悩んだことがあるので、
うんこは出す時の快感がすべて!
そもそも見なくてもその時の感覚でどんなものかだいたいわかるし笑
モーニングページもいっしょ
書いた内容よりも、書くという行為の気持ちよさがすべて!
紙の上を万年筆のペン先がこすれる感触や音、
インクの発色などを体験するために書いているので
あんまり読み返すことに興味がないのです笑

この2冊のおかげでかなり気持ちよく書けるようになりました。

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