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叱りすぎて凹んだ私へ、伝えたいこと

ご覧いただき、ありがとうございます。
ライターのganbare-mama(頑張れママ)です。
私は、3歳・1歳のワンオペ・ワーママをしています。
日本中のママさんに、「一緒にがんばろう!」という気持ちで、
原稿を書いています。


皆さんは、子どもを叱った後に、自分を責めることはありませんか?

私は、子どもを叱りすぎて、自分を責めたことが何度もあります。
自分を責めると、自分は母親に向いていないのでは、と不安になります。
その気持ちを持ったままでの子育ては、辛いですよね。

自分を責めるのではなく、「自分の頑張りを認めて、褒めてあげる」
そうすると、気持ちを立て直すことができることを学びました。

その出来事を、本日書いていきたいと思います。

「幼稚園、行きたくない」

ある朝、「眠たいから、幼稚園に行きたくない」と言い張る、3歳の娘。
何を言っても、聞く耳を持ってくれません。
登園時間のリミットまで、時間が迫っています。

だんだんと私のイライラが溜まってきます。
やっと、「20数えたら起きる」という約束まで、こぎつけました。
冷静さを取り戻そうと深呼吸しながら、20数えます。
しかし娘は起きる気配がありません。

抑えていたイライラが爆発して、
「約束を守れない子は、ママは嫌い。そんな子は出ていきなさい」と、
声を荒げて、娘の布団をはがしました。
娘は、大粒の涙を流して、大声でベッドに泣き伏します。
イライラする気持ちを抑えるために、私は寝室を出ることにしました。

娘の泣き声は、リビングまで聞こえてきます。

「私は、何てひどいことを言ったのだろう」
「実は娘は体調が悪いのかな、いじめられたりしているのかな」

自分の発言への反省と後悔とで、胸が割けるような思いでした。
まだ3歳の娘に「出ていきなさい」とまで酷いことを言ってしまった自分が、腹立たしくて。

10分ほど時間をおいて、自分の気持ちも落ち着いてきてから、寝室に戻りました。
娘は泣き止んだものの、目は真っ赤。
なぜ怒ったかを分かってほしくて、娘の目を見て淡々と説明します。

「ママは、約束を守ってほしかったんだよ」
「20数えたら、お布団から起きると言ったよね」
「ママは、お約束を守ってくれなくて、悲しかったんだよ」
「幼稚園、行きたくない日もあるよね」
「今日は、娘ちゃんの大好きなお菓子を買いに行くのは、どう?」

娘も時間をおいたことで、冷静に話を聞いてくれます。
普段は幼稚園の後に、お菓子を買いにいくことは、ありません。
ただこの時だけは、幼稚園の後のお楽しみを作って、幼稚園に行くモチベーションになればと思い、提案しました。

「わたし、ドーナツ、食べたいな」

娘の顔には、普段の笑顔が戻りました。
制服にさっと着替えて、登園してくれました。

後悔と自責

ほっと、一安心。
しかし、娘の大粒の涙がこぼれ落ちる場面が目に焼きついて、
娘の登園後も、仕事が手につきませんでした。

娘は私にとって大事な宝物です。
「出ていきなさい」だなんて、もちろん、本心からの発言ではありません。

娘がどこまで本気に受け取って、娘をどこまで傷つけたか、分かりません。

「娘にひどいことを言ってしまった事実は、消せない」
「私は駄目な母親かもしれない」

自分の言ってしまったことを後悔し、責めました。

自分の頑張りを認めて、褒める

そんとき、ふと、娘のお洋服が目に入りました。

そのお洋服は、リボンがたくさん付いています。
リボンが好きな娘に、リボンをつけるようにせがまれて、
1時間かけて、私がお洋服にリボンを縫い付けたのです。

「私はお裁縫が苦手だけど、娘に喜んでほしくて、お裁縫したな」
「駄目な母親かもしれないけど、駄目なりに頑張っているな」

私がいつも考えていることは、どうやったら娘の笑顔を見ることができるか、です。

今日はひどい怒り方をしてしまいました。それは事実です。
でも、娘の笑顔が見たくて、自分の苦手なことでも頑張っている自分もいます。

「一つの出来事で、駄目な母親かどうかを考えるのは、もうやめよう」
「今日は、笑顔のママで、幼稚園にお迎えにいこう」
「娘の大好きなお菓子を一緒に買って、楽しい時間を過ごそう。」

自分の【頑張り】を認めて、その頑張りを【ほめる】ことができると、
気持ちを切り替えることができました。

この日は幼稚園のあとに、一緒にドーナツを買いに行きました。
娘の大好きなドーナツを囲んで、笑顔の夕方となりました。

最後に

今回の私の娘への発言は、育児の教科書的には、良くないかもしれません。
そのような発言をしてしまった日もあるけど、常日頃は、娘の笑顔のために頑張っています。

頑張っている自分のことを、褒める。
褒めることって、日々の育児に追われていると忘れがちですが、楽しく育児する秘訣かと思います。

わたしも、まだまだ試行錯誤中です。
一緒にがんばりましょうね!

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