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繋がる場があることの大切さ:ソーシャルバー@大阪を開催して

昨日、ソーシャルバー@大阪を開催した。

2月から、D×Pにジョインしたこともあり、大阪に引っ越してきて、関西でもこれまでと変わらずに、NPOやソーシャルセクターの人が集う、繋がる場を作りたいと思っていて、今回やっとソーシャルバーを開催することができた。

ソーシャルバーはこれまでに7回開催して、今回が8回目。
ソーシャルバーという名前ではないイベントも含めると、これまでに20回くらいのイベントを開催してきた。

人と人が出会う。
人とNPOが出会う。
NPOとNPOが出会う。

そんな思いで、ソーシャルバーを続けている。

今回のソーシャルバーは、NPOやソーシャルセクターにいる人、NPOを立ち上げた人、NPOやソーシャルセクターを立ち上げたいと思っている・興味関心がある人など様々な人が参加してくれた。

X(旧Twitter)を見て参加してくれた人も多く、初めましての人も多くいた。

それぞれの所属、取り組み、思い、悩みなどを聞いていく中で、初めて知る団体、初めて知る取り組みもあって、その視点や思考、取り組みは本当に面白いし、興味深いと思うものがたくさんあった。

今の世の中、SNSなどで、様々な人と繋がることができて、様々なことを知ることができる。

でもそれはあくまで一部であって、もしかしたら自分の趣味嗜好によって、一部の世界の人としか繋がれていなかったり、自分が見たいものしか見れていなかったり、自分が知りたいと思うようなものしか知ることができていなかったりもするのかなぁと思う。

何が正解かは分からないし、大切にしてるもの、価値観、性格も人それぞれだから、それぞれにあったやり方、付き合い方、ペースやタイミングがあると思うし、大切にしていけたらと思う。

その中で自分は、自分の世界や自分が思っていること、知っていることが絶対でも、全てでもないと思っているし、もっと広い世界を見たいし、様々な人と繋がっていきたいと思って、行動している。

知っているからこそ、見えることがあるし、想像できることがあるし、できることがあると思っている。

だからこうして自分でイベントを開催したり、コミュニティを運営したり、または様々なイベントに参加したり、場に足を運んだり、繋がったりしている。

またNPOやソーシャルセクターは多様な社会課題解決に取り組んでおり、社会課題を解決することが目的であり、それぞれの団体は決して競合ではないと思っている。

そして団体ごとに立ち上げ期・拡大期とフェーズも違うからこそ、それぞれの経験、知見、リソースを共有したり、提供し合っていくことで、間違いなくそれぞれの団体にプラスになり、ひいては自分たちがサポートを届けたい人、繋がっていきたいと思っている人たちにとってもプラスになっていくことができる。

一方で、NPOやソーシャルセクターの人たちがお互いを知る、団体を越えて繋がる場はまだまだ限定的でもあるなぁと。

今回参加してくれた方も「初めてこういう場に参加した」「なかなか他の団体の人と繋がる機会がない」「他のNPOの人と繋がって、話をしていける場がほしい」「NPOの運営や広報ファンレイジングについて相談したいと思っているけど、誰に相談したらいいか分からない」などの声をもらった。

だからこそ、場や機会をいかに作っていけるかが大事だし、個人的にではあるが、そんな場や機会をソーシャルバーという形で作っている。

今回のソーシャルバーには、大阪はもちろん、京都・奈良・兵庫など関西の様々な場所から駆けつけてくれた人もいるし、自分で団体を立ち上げようと思っていて悩んでいるという人もいたし、長くNPOの世界にいてもっと繋がりを作ったり、現状を変えていきたいと思っている人も参加してくれた。

リアルで集う、繋がる価値があると思っているし、それぞれに思い、やりたい、悩みなどがあって、普段は日々の業務に追われていたり、話す場や機会がなかったりする中で、それらを共有したり、語り合ったり、アドバイスし合ったりする場や機会があるのは本当に大切だと改めて感じた。

話せる人が、共有できる人がいて、自分一人ではないと思えることが、自分が前に進むために応援してくれたり、後押ししてくれる人がいるのは本当に大きなことだよね。

まずは繋がって、そこから共に考えたり、リソースを提供し合ったり、共に取り組んだりしていく関係になっていけたらと思う。

出会う、繋がることから始まっていくよね。

これからもソーシャルバーを含めて、ソーシャルセクター合宿だったりと様々な場や機会を作っていきたいよね。

自分にできることを続けていきたいなぁ。

文:がんちゃん


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