2023/08/11−13 @ スマートコーチング八ヶ岳合宿

最近定期的に参加している合宿に今回も参加。

普段の合宿は1泊だけど、今回は2泊。

いままだったら、走りきる自信がないので、途中日から参加か、途中日離脱。
今回はやるだけやってみるか!と3日参加にしてみた。とはいえ、全てをフル行程だと、1日目:145km 2650mup、2日目:155km 2750mup、3日目:135km 2000mupに。さすがに1日目で燃え尽きる予感しかしないので、1日目は奥多摩から87km1500mupにして、あとは様子を見ながらに。

初日に都民の森と柳沢峠の登ったら、確実に翌日使いものにならない。この時期の暑さもあるので、無理は禁物!
とはいえ一番短いコースでもかなりハードな3日間なので、楽しいさ半分、ドキドキ半分。

開催される週の前半は台風が心配でどうなるかヒヤヒヤだったけど、無事快晴。
いや晴れすぎるとそれはそれで。。。という気はするけど、絶好のお天気で合宿スタート

奥多摩集合は10時過ぎなので時間的にも余裕がある。

なので最寄り駅から輪行でもよかったのだけど、奥多摩へ八王子からいこうとすると一度立川までいって青梅線乗り換えなので、面倒。

ということで、青梅線の拝島駅までは自転車。そっから輪行に切り替えて奥多摩へいくことに。

都民の森を登らず福生市、羽村市をとおって奥多摩までいっても40kmないぐらいなので、そこまで自走でいくことも頭をよぎったが、なにぶん二泊三日の荷物をかかえて、そのあとの合宿行程をかんがえると、そんな余裕かまして途中リタイアとかしたらかっこわるいので、安全に輪行にした。

輪行慣れしてきた

9時ちょい過ぎには奥多摩につけたので合流地点まで走るにしても、だいぶ余裕があったので奥多摩を楽しみながら走る。

なにげに奥多摩きたことなかったら楽しかった。合流したら景色を楽しむ余裕なくなるからね。

奥多摩駅

なんだかんだと無事11時ぐらいに合流して、少し走って、道の駅 たばやまでかるくお昼。

ここまでは、まだ余裕。なんだったら消費しているカロリーより摂取しているカロリーのが多いくらい。

柳沢峠を登るには心もとなかったか

だけど、こっから先が長いのです、はじめての柳沢峠。

最初は体力有り余ってるから快調にとばし。。。。とばしすぎて息切れ。

日差しもところどころきつい。でもこの前登った麦草峠に比べればとか、仁科峠に比べればみたいな気持ちでなんとか進む。

しんどかったら休むダンシングの練習にきりかえたりもしたけど、どうにもバランスがうまくとれなくて、逆効果。

後半は完全に「あ、いまダンシングしたら攣る」という感覚もあったので、へたにダンシングもできなくなる。

振り返れば汗をかきすぎていて水分補給が間に合ってなかったのが一番の問題。

暑さ対策で、ボトルは2本体制にいていたものの、早めに1本目を飲みきってしまい、2本目を温存しすぎてしまった。

こういう場合せっかくサポートカーいるので水補給をもらうなりすればよかったとあとから反省。

とはいえ、初日はここを登ればあとはゴールしたようなもんだぐらいの気持ちの余裕もある。なんとか登り切り、一息ついてあとはゴールの韮崎までレッツゴー。

茶屋で軽く休憩。


下りはとにかく自転車の中心に乗った上で、重心はを後ろに引いて、目線を先へ先へ、足は平行にしつつ、コーナリングで内側の足が↑、外側が↓の基本をわすれずに。

以前に比べたらだいぶスムーズに前方のコーチにくっついていけるようになったので成長。やっぱうまい人の後ろだと安心して下れるというのは大きい。

そのあとの平坦も淡々と進みゴール地点の韮崎駅へ。

ちょっとこの時点でだいぶつかれてるなー、明日大丈夫かなーと思いながらも、合宿で宿泊する古民家がいい感じでテンションがあがる。
かなり綺麗でへたなビジネスホテルよりずっといい感じ。



シャワー浴びてジャージ洗濯して合宿感を感じたら、BBQ。

最高かよ。

散々汗をかいたので、とりあえずビールがおいしい。いやビールで水分補給しちゃだめだろとわかってはいるのだが。

明日もあるので、がっつり肉も米も食べる。

普通同年代がBBQで集まると、だいたい野菜は減るが全然肉減らない、念のため買ってきた焼きそばはほぼ手つかずで、最後押し付け合いなのだけど、自転車乗りの合宿なんで、とりあえずすごい勢いで肉と米が消えていく。

お米は結局炊いていた分は食べきっちゃたので、明日用に炊いておくことに。さすが、強い人は胃袋も強い。

あとはゆっくり寝て明日に備えて回復!って感じで布団に入る。


疲労もあって、気を失うように寝た数時間後、異変を感じて起きる。

「あ、これ攣る」

そのあとも1時間ごとに足を攣って目がさめる状態に。
どうやら脱水がひどかったらしく、そこでミネラルも失われてて、がっつり食べて飲んだけど、ビールだったので以下略。

こうなると右足がおさまったら左足がつる、左足がおさまったら、また右足状態なので、永遠つってる感じに。とりあえず安静にして水飲んでをくりかえして、なんとか眠る。

GARMINの睡眠スコアをあとでみかえしたら最悪なことにはなっていた。

1日目で既に先行き不安。

そして朝。

スタートは6時なので、5時前には起きる。
体はテンションでわりと回復している。立ち上がると足のダメージは完全に残っている。

今日もがっつり登るので食べないととおもいつつ、疲労感と昨日のBBQで食べ過ぎたせいで珍しく食欲があまりない。

とはいえ何も食べないとあかんのでとりあえず、おにぎりを2コぐらい食べる。何せ今日は140kmで、2500m up 以上するし、フルパワーでもしんどい行程。

とりあえずコースは八ヶ岳をぐるっと一周する。

そしてサポートカーはないので、ないても笑ってもスタートしたら、がんばってもどってくるしかないし、基本ずっとのぼる。野辺山までかるくのぼて、あとは麦草峠までまた登る。

あれ、数週間前、麦草登らなかった。。デジャブ?と思いながら走る。

案の定はしりはじめて全然ペースがあがらない。なんかどこかが痛いとかではないのだが。。。

しんどいながらも楽は走り方を考えて登る。
とりあえずコーチを観察して体の使い方を真似る。上半身をうまくつかって、足の筋肉以外をつかって登るようにしたらちょっと楽に。

それから呼吸はおおげさなぐらい大きく吸って吐く。ただでさ高度が高くて酸素がうすいので、呼吸が大事。あとはフォームはつらくても胸を張る、アゴはひく、ハンドルは強く握りすぎない、疲れていると一つ一つの動作が雑になるので、悪循環なので、丁寧に1つずつ修正する。

水分補給も昨日よりかなり増やした。喉が渇く前は鉄則だし、定期的に水もあびるようにした。

そんなこんなでなんとか頑張って麦草峠の中腹レストハウスまで。

ここまでくれば大丈夫。数週間前にのぼったので、あと少しなのがわかってる!

だいぶお腹もすいてたので、カレー食べたら、だいぶ回復した。

やはりおにぎり2コは少なすぎたようで、なぜかその後は楽しく最後まで上れた。

麦草をのぼりきったら、あとは下るだけ。とはいえ麦草の下りはかなり路面があれているので安全第一にくだって、またスタート地点の韮崎へ。
「あとは下り基調で軽いアップダウンだけ!」

韮崎への道は前回麦草峠でもお世話になったジェラート屋によったり、何度か休憩を挟みながらすすむ。



2日目で帰る人がおり、その新幹線の時間もあるのでちょっととばしながらアップダウンを楽しく進む。

なんとか宿に生きてかえってこれた。満身創痍ではじまって、だいぶしんどかったけどなんとかかえってこれた達成感もあいまってその日もお酒がおいしかった。

ただ前日の失敗を元にアルコール以外での水分補給は念入りに、かつミネラルの錠剤もしこたまのんで寝た。

一応おかげで足をつって起きることはなかった!

そして迎えた最終日。

最後60km弱はしればおわる!
あっというまだなぁと思いながらスタート。とはいえ疲労が蓄積しすぎててもう疲れているのか疲れていないのか若干わからない感覚のままはしる。

うん、なんとなくまわせなくはない。

今日は参加者も3人だけで、コーチ入れて1パックではしるが、脚力的にも私が一番ないので、目標はとにかくできる限りついていく。

今日は軽く下ったら、また相変わらずずっと登るのでいつも以上にギアをかるめを意識するのと、登りといっても軽いアップダウンをしつつだらだらのぼるので、アップのときにだしきって頂上で気を抜かないようにを意識。

前の人のギアを意識しながらしばらくはしると、まわして登る感覚がちょっとできた気がする。

GARMINのクライムProでクライムスタートのアラートが鳴って40m up ぐらい軽したら、しばらく平坦になって、またアラートが鳴るの繰り返し。

3回目ぐらいのアラートで登り切った後に限界が来て離脱。一度千切れると気持ちが切れちゃったこともあり、かなりペースダウン。

痛みとかはとりあえずないんだけど、疲労なのかなんなのか全然踏めない状態に。時間をかければ最後まで登り切れなくはないけど、この後の行程もあるし、登り終わった後に待ち構えるトンネルを一人で下るには危険ということで回収されて今回の合宿がおわった。

富士山駅まで送ってもらい、うどん食べて輪行で家まで。

最後は不甲斐ないおわりかたにはなったものの、補給、走り方、勉強になることが多すぎて、めちゃくちゃ充実した合宿だった。

次回こそ最後まで走りきれるようになるぞ!

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