タイ料理 ガップカーオ gapkhaw กับข้าว

タイ料理人です。ガップカーオはタイ語でおかず。 おばあちゃんの作る優しいタイ料理が好き…

タイ料理 ガップカーオ gapkhaw กับข้าว

タイ料理人です。ガップカーオはタイ語でおかず。 おばあちゃんの作る優しいタイ料理が好きです。 のんびりと穏やかに。🇹🇭 🇹🇭宜しくお願い致します。 https://www.instagram.com/gapkhaw_tokyo/ #ガップカーオ #gapkhaw

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野良インド人に疲れ、タイに辿り着いたら料理人になってた話。

興味がありましたら。 元々はデザイナーだったんです、私。 食える時に食え、呑める時に呑め、寝れるときに寝ろの世界でした。 あるあるですが休める時に休め、の慣習に素直に従い、 「休暇を利用して少しインド方面へ行ってきます」と言い残したまま 一年近くも界隈を放浪した挙句、 これ以上ビールが飲みずらい所には居れないな、と初めに滞在していた タイに舞い戻りました。 本当に天国でした。 今よりも空気は汚いし、うるさかったけど、 料理は美味しい、ビールが飲めるし、 市井に暮らす人々は信心

    • 「トムヤムクン」投稿でプロ料理人の方の反応が 色々出たのでもう少しタイ料理用語の解説します。

      概ね好評で誰も敵に回してなくて良かったです。 直接メッセージを頂き、様々なご質問を頂戴しました。 ただ理解度についてはホント千差万別。 もっと分かりやすく説明できる様、頑張ります。 日本の厨房で働いているタイ人の皆さんも タイ料理用語を体系的に学んでいるわけではないし、 そんなレベルの方が日本に働きに来ることはまれです。 当然、お互いの言語が違うので齟齬が生じます。 よく説明しきれなくて、イィーー!となってるのを見て 申し訳ない気持ちになります。 また同様に私のタイ語も現

      • ヤンヤンヤンヤン、聞き飽きてきたのでなんとかしたい。トムヤンクンじゃなくトムヤムクンですよー!

        意外とタイ料理関係者、プロ料理人も見落としがちな「トムヤムクン」についての基礎知識。 20年近くタイ料理を提供していますが、 たまーに「トムヤンクンお願いします。」とご注文を頂きます。 ご同席の方がいらっしゃる事が多いので、 何も言わずに承知しました。とは言います。 また先日「次世代のタイ料理とは?今後のレストランの在り方とは何か?」的な良タイトルの記事を見かけたので拝見した所、 知名度のある意識高い系オシャレ雑誌とは思えない初歩ミスがずーと...。 他の部分は良かったので

        • 来年の飲食業界トレンドはどうなるか、 顧客インサイトのざっくりまとめ。

          できるだけ早く目を通せるようにできるだけ短くしました。 こんなのが傾向として挙げられるんじゃないかリストです。 すぐに取りかかれて、手が届きそうなの選びました。 業界にとっては残念ですが、まだまだ自宅で過ごすことは続きそう。 でもよくよく考えると昔からの素朴な営みなんですよね。 意外でもなんでもない定番のメニューや食材、飲み物などとテクノロジーの 進化・融和がどこまで進むかがポイントになりそう。 不安だ不安だと委縮するのも、ライバルが減って逆にチャンスだ、 なんて品の無い

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          今さら気づいたアルファベット「 Y 」の法則。

          只今、メニューブックの料理名表記や説明、味やテクスチャー表現など、 英語とタイ語で併記作業をしています。 ほぼ作業は終わりですが、ふと気づいた事があったんです、今さら。 大体、語尾に「 Y 」を付けると柔らかくなり、可愛げのある印象を与える。 味の表現や人の呼び名などがそれに当たりそうです。 料理関係で良く聞くのはこんな感じでしょうか? crisp→crispy   パリパリ、サクサク、カリカリ crunch→crunchy ボリボリ、バリバリ fluff→fluff

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          昔のレシピでグリーンカレー

          ゲーンキィァオワーンルークチンプラー แกงเขียวหวานลูกชิ้นปล / geng gwio warn look chin plaa / classic green curry of trout dumplings and aubergine. 伝統的な作り方のグリーンカレーです。 見た目はヒスイ色にならないです。 日本ではまず入れてるの見たことのないハーブが入っています。 甘いも酸いも知りたる苦み走った大人のグリーンカレー。 現地で専門店に入られたら

          タイ北部の噛み茶 「ミヤン」由来の乳酸菌入り健康ドリンクが売ってました。

          回し者でもステマでもないです。 大塚製薬から発売中の体調を整える健康ドリンク、ボディーメンテ。 毎朝のウォーキングにいい感じです。 今年の冬の体調管理は大変そうだし。 味は発酵茶葉特有の酸味や苦みのクセもなく、 薄いポカリみたいで飲みやすいですよ。 最近、インドシナ半島の発酵茶葉文化について調べてまして、 タイ北部で嗜まれている噛み茶「ミヤン」に含まれている 乳酸菌が相当身体に良いらしいぞと。 ラオスやミャンマーにもありますね、噛み茶文化。 おそらく彼らのルーツ、雲南省

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          タイ人同僚にアルマジロが食べたいと言われた話

          20年近くタイ料理をやっていても、 未だにびっくりするようなタイ人の食文化に出会うことがあります。 うちのタイ人たちは豚肉や牛肉の部位をどこまで食べるかでお互いの田舎度を測るようです。あの新人、豚の鼻先まで食うらしいぜ、とか牛の胎盤まで行っちゃうらしいぜ、とか。 私からするとどちらも美味しいので不毛な会話なんですが、 傍で聞いてる分には興味深くて結構勉強になります。 一緒に働いた中でも一番田舎出身だなと思った〇〇君に言われたのが、 「そういえば来週○○君誕生日だね、何か食

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