「メリークリスマス」って、
イブの日に言う言葉で正解なのかな。

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年末年始は繁忙期もピークとなり
とくに今年は忙しすぎて
正直、まったくクリスマスどころなんかじゃなかった。

夕方、残業のための間食を求めて
気分転換も兼ねて職場近くのスーパーに行った。

レジで目の前に若い母娘が並んでいて
言うことをきかない娘に、何回か注意をしていた母親。

だんだん口調がきつくなり、

あ、
って思った瞬間

既に、手が出ていた。

そんなに強くはないにしても
明らかに意図をもって、娘の頭を叩いた。

わりとよく見る、当たり前の光景

…なんだけれど、
唐突にとても悲しくなって

子どもに対する暴力はどんな理由があってもだめなんだって

頭でわかっていてもコントロールできない人もいるんだなって

色々なことを理解したい

愛をもって、理解したいのに。

この瞬間まで、
今日がクリスマスイブだったということを忘れていた。

せめて今日くらいは、子どもにやさしくしてあげてほしい

と思えて、なんか泣けてきた。

叩かれた後のあの子の悲しい顔が
頭にこびりついて離れない。

だから何だっていう話。

クリスマスなのに悲しい話題ですみません。

でもこれが現実。

神様が変えてしまったあとの現実。

愛はどこに行ったんだろう。