#7.根本の原因とは.2 股関節の動きも少々


前回の続きです

前回は機能改善の人の原因の考え方についてでしたが
今回は競技者に置き換えて考えていきたいと思います

よく言われる
股関節の内旋が重要

股関節が内旋することによるメリット
・身体回し易くなる
・ケツが使える
股関節には身体を動かす上で重要な筋肉が付着してる事から大事だって言われて
その辺りへのアプローチの方法が沢山あり
そこを使えるようにしていきましょうって事でアプローチすることがありますが

「そもそも何でそこが使えてないの」
って思います

股関節周囲にアプローチすることで使えるようになっていくと思いますが
何で今まで使えてなかったの?

筋力がないから?
可動域がないから?

じゃ、何でウエイトしてなくても上手い人がいるんだろう?

前回の記事にも根本が変わらないと良くならないんじゃ?
(勿論、筋力可動域が改善されて根本も解決して良くなった場合もあります)

なんて風に書きましたが
競技パフォーマンスにも同じことが言えるんじゃないのかな?

では、その根本の原因とは何か?


ここが難しいんですよね笑

日常生活の過ごし方もあるだろうし、身体への向き合い方
いろんな要因が複合的に絡み合ってる

ただ、少しずつ分かって来ているのも事実

現段階で分かっているのは

日常生活の過ごし方、姿勢がめちゃくちゃ影響しているということ

いやいや、当たり前じゃんと思われてしまいますが
ここが改善されない限り、幾ら鍛えてストレッチしようが変わりにくい

Twitterでツイートしましたが
股関節の可動域は肩の影響を受けている

巻き肩の人は股関節の動きが悪い可能性がある

巻き肩=上腕内旋→肩甲帯挙上→脊柱屈曲→骨盤後傾
このような運動連鎖が起こっていると大腿は外旋し内旋可動域が減少する
勿論例外の人もいるだろうけど、巻き肩の人達は股関節の内旋が全く無かった

(骨盤の前傾を腰椎伸展で無理矢理作ってもそれはそれで股関節の動かし易さは変わらなかった)

そのような場合、筋肉にアプローチするストレッチやモビリティドリルを行なっても改善しにくいと思う

座り方、立ち方を変えることが何より大事なんじゃないのかな

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