私と詩人

 低気圧、台風、頭が重くてふらついております、カンパニュラです、はい。

 ツイッター、ツイキャスでご報告した通り、まつりかまつこさんと作品を作りました。「私と詩人」という、CD付イラスト詩集です。

【詳細】
CD付イラスト詩集「私と詩人」/24p 2,000円
制作 / 絵 : まつりかまつこ(https://twitter.com/m_matsurika)
音楽 / 詩 : カンパニュラ

コミティア137
2021.9.20(月祝) 11:00~15:00
東京ビッグサイト青海展示棟A・Bホール
スペース:G11a

※BOOTHでも販売予定

XFD:https://www.youtube.com/watch?v=VpjRx1SOZK4




 本当に素晴らしい作品になりました。
 数量限定、30部です。本当にレアだと思います。
 包装も盤面も、何より本も大変豪華な仕様になってます。上記の通り、コミティアで初頒布後、余った分をBOOTHで通販もされる予定です。こんな情勢ですので、無理せずどこかのタイミングで、ぜひいろんな人に手に取ってもらいたいです。

 居なくなってしまった詩人の女性と、その詩人の隣にいた女性との交流を、隣にいた女性視点で描いた物語になっています。
 5曲入りのCDも付いています。全曲未発表の新曲、書き下ろしです。詩集の内容を補完するような仕様になっており、イラスト・物語とセットで楽しんでもらえるものになっていると思います。
 また、収録曲のうち1曲は、尊敬するチクワ・エレクトリックさんにギターを弾いていただいたりするなど、すべからく豪華で、光栄な作品になりました。

 XFDご覧になった方はお分かりになるかと思いますが、素敵なお声が入ってますよね。誰のお声だろう()。僕、これを受け取った時本当に感動してしまって思わず泣きました。企画から制作・宣伝に至るまで全てを素敵なものにしてくださったのは紛れもなくまつこさんなので、本当に感謝しています。

 以下、ちょっと長いですが、ツイキャスでもお話しした制作の経緯などを書いていきます。

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 もともと、まつこさんが師匠さんの信吉さんという方とコミティアに出られることになり、そのための作品を一緒に作らないかと僕にお声がけくださったのがこの企画の始まりでした。
 その時は確か「皆が手に取りやすい簡単な本を作る」というコンセプトのもと、企画・制作はまつこさんが担当して、具体的な本の内容や形式は僕にお任せしていただけるということで、ワクワクしながら快諾させていただいたことを覚えています。
 その後、僕からいくつか頭の中にあった構想を提案して、一時は今回の「私と詩人」とは別な形の本を制作しよう、というお話になり、実際に制作を進めていたりもしました(その作品群については、また機会があれば是非ともまつこさんと作りたいな、と思っていたりします)。
 ただ、ツイキャスでもお話ししましたが僕自身のスケジュール管理の甘さや計画性のなさなどから制作継続が難しくなったりして、途中で企画そのものが頓挫しそうになるなど、今だから言えますがこのくだりではまつこさんに結構なご迷惑をおかけしてしまいました。。。。。。本当申し訳ないです。。。。
 紆余曲折を経て、多少僕自身の身の回りが落ち着いてきたタイミングで僕からまつこさんに再度謝罪とともにお願いをして、企画を再び始める機会をいただきました。その時に僕から提案したのがこの「私と詩人」の初期段階の構想でした。

 この構想自体は、お声がけしてもらう以前からうすらぼんやりと僕の頭の中にはあり、まつこさんへの提案と前後して、この構想に基づいた楽曲の制作も行っていたりはしていました。なので今回僕から再びまつこさんに企画の再開をお願いしたタイミングで、楽曲自体は大方完成していたので、まずまつこさんには本作の全楽曲を送らせていただき、その楽曲をもとにまつこさんにイラストの初期構想を考えていただきました。
 まつこさんがイラストを考えていただいている間に、僕は頭の中にあったこの構想を詩に落とし込んでいきました。

 まつこさんから最初に企画に誘っていただいた際、「登場人物は全員女性のもので」というお話をいただいていました。
 ただ、僕自身が小説やシナリオで女性がメインで登場するお話をこれまであまり書いてこなかったこともあり、どうしようか思案した挙句、一度男性目線での物語としてこの詩を書いた後、登場人物を全員女性に置き換えて全体を推敲し直す、というやり方でこの作品を書きました。
 なので実は「私と詩人」は、初めは男性目線による、男性同士のお話でした。イラストや漫画だとこうはいかないと思うけど、小説や詩だとこんな書き方もできるんだ、ということを改めて感じて、個人的に面白いなと思いつつ、構想から執筆、推敲に至るまで全体を通して本当に楽しく書けました。
 全ての詩が書き終わったタイミングでまつこさんに一気に送って読んでいただいて、そこからまたまつこさんの今作に対するイメージも変わったようで、詩のレイアウトからイラストまで一気に仕上げていただきました。
 思えば「私と詩人」というお話を作る、と決まってからは驚くくらい早く制作が進んでいったように思います。


 僕は予てから音楽と物語がセットになった一つの作品を作ってみたい、とうっすら考えていて、今回、まつこさんに素敵極まる形でこの夢を叶えていただいてしまいました。本当に感謝しています。
 少しばかり音楽に偏りがちだった僕に、物語の面白さや尊さにまた気づくきっかけを作ってくださったという意味でも、心から感謝しています。本作の制作を通して、また物語もやっていければ、と思えたのは個人的にとても大きな心境の変化でした。音楽と物語、この二つはやっぱり自分にとって大事なものだな、と。今後も両方大事にしながら、創作活動をやっていけるといいな。


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 長くなりましたが上記が経緯です。思い返して今も色々感動しています。

 詩集にはもはや恒例のあとがきも付いていて、しかも今回はなんと僕だけじゃなくてまつこさんのあとがきもあります。最後の最後まで楽しめる。。ツイキャスで皆さん言ってくださいましたが包装も本当に素晴らしいです。全編、まつこさんのこだわりが詰まってます。後悔させない作品、繰り返しになりますが是非ともお手に取られてください。
 もうバレていると思いますが、18日にはこの作品にまつわる新作が公開されます。かなりの力作です。そちらも是非お楽しみに。



 ツイキャスでも軽く触れましたが、最近はとある事情があって大手を振ってSNS(Twitterなど)に浮上できない状況になっているなど、わりかし個人的には窮屈ではありますが、当の僕自身は変な話、普通に元気に生きております。お酒はまた一人飲みはやめてみてます。ただ何かあった時には普通に飲もうと思っていますし、なんだかんだまた叫び出すのではないだろうか、と思ったりしています。。
 早くみんなと集まりたいです。10月〜11月あたりどうですかね。3次会、4次会、どこまででも行きます。記憶はないかもしれないけど。。。。それまで皆さん絶対元気でいてください。僕も元気でいるので。
 そういえば26日ワクチンです。召されるかも。。。。。。。。。。。(オイ


 ともあれ、「私と詩人」本当に素晴らしい作品です。
 是非ともよろしくお願いします。当日こられる方は、コミティアで僕とまつこさんと信吉さんと笑顔でお会いしましょう!!!!ンポポポ。。。。。。。。


 久々にちゃんとnote書けました、またぼちぼち書いていきたい。。。
 ではこの辺でね。

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