どうでもいいことだが、俺は学園物を舞台にした漫画やアニメが大嫌いだったりする。

むろん、「遊戯王」のように「学園物だったころのがよかった・・・。」と思える漫画も中にはあるし「あずまんが大王」のようにきっちり笑える漫画もある。

ジョジョ四部なんかもうまく「学校」という場所を利用したサスペンスになっていると感心させられる。

その反面、PSO２のEP4やアニメのような無理矢理な学園物をみると「学園物って糞だなぁ～～～～～」という気分になってきたりする。

理由は学校や教師にいい思い出がまったくないからである。

中でも部活物は本当に胸の底から「嫌い」といえるものの一つだったりするのだ。

学校が出てきただけで「うわ！」となるのになんで、何が悲しくて部活のアニメや漫画をみなくてはならないのだろうか？

「スラムダンク」は名作だと周囲から持ち上げられているが、俺ははっきりいって「美化しすぎだろ・・・。」と思ってしまった。

「どーせ、お前は何かに真面目に打ち込んだこともねーんだろ！！」といわれるが、大体部活なんて真面目にやってるやつはごく少数だったりする。

ほとんどのやつが部活なんかをやる理由は「モテたい」とか「親の顔をみたくない」とか動機が不純だったりするのだ。

そんでそこからいつのまにか「真面目にはげんでいった・・・」というのも「ミスターフルスイング」とかで描かれるテンプレート展開だが、大体そういうのは「もう入ったもんはしゃーないから最後まで続けなきゃいけないやん・・・・。」という使命感だったりする。

さらにいうと部活というのはかなり厄介で、もしもやめた場合学校でかなりいじめられたりひどい場合はリンチを受けたりする可能性がある。

俺の知り合いにも運動部を抜けたが、最後にひどいいじめにあい不登校になってしまったやつを一人知っている。

書くいう俺も中学は吹奏楽にはげんでいたが、時間の無駄だったと断言していえるだろう。

というか、うちの親は「部活に入れ！」と強制してきやがったんだなということを思い出してきた。（そのくせ中学時代は小遣いくれなかったんだよな、ケチ臭すぎる。）

一番ウンザリするのは「アイシールド21」だろう。なんでいじめられっ子の主人公がパシリで素早くなれるんだ？そこらへんは漫画だから許してね？ということなんだろうか・・・これもまた途中で読むのをやめてしまった。

しかもこういう漫画の最悪なところは、必ずテレビ屋がドラマ化しようなどとぬかしやがるところである。

そして、最悪なことにそのドラマがヒットしてマイルドヤンキーとか体育会系上がりのやつが「わしの若いころもそうじゃったなあ！」「俺の若いころもこうだったなぁ！」などとぬかして子供や部下に「お前らもこうして教育しろ！」「何か学べ！」とほざき倒しやがるのである・・・。

さらに感化された若手の教員がいて・・・そいつに洗脳された生徒がいて・・・と負のサイクルを延々と繰り返すのだ。

さらに夏に「熱闘甲子園」をみて感動して涙を流しているのである・・・。（そして熱中症で子供が倒れていくのだ）

心の奥底から言わせてほしい、もう部活系の漫画やアニメはなくせ！さもないとさらに夏に熱中症で倒れる若者が後を絶たなくなる！

(追記：これは正直いいすぎだった、なくなったらやっぱダメだろう。

だがせめて水分を積極的に摂取したり主人公か教員がリンチしてる部員を止めるorやめた選手に救済を与える描写ぐらいはいれなくてはいけない段階にきていると思う。）

そして、世の中の教員や大人たちよ

いい加減、現実と漫画の区別ぐらいつけろ！