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ポリコレに潰された名作「フレンチコネクション」をレビュー

ツイッターをテキトーに眺めていたら、こんなことがあったらしい。


なんと、1970年代を代表する名作刑事映画「フレンチコネクション」から人種差別的な要素を排除した、所詮ポリコレバージョンに上書きされていたのだ!!!

これはとんでもない最低最悪の改悪行為だ。

はっきりいうが、「フレンチコネクション」は盆百のアクション映画何里はわけが違うぞ…名作の中の名作だ。

そんな名作をこんなクソくだらない改悪でクソぶっかけて潰すのは…まさにクソの極みだ。

どれだけ最悪な行為をしているのかディズニーにわかるのだろうか。

まずわかりやすく説明すると、フレンチ・コネクションという映画は1971年に「エクソシスト」のウィリアム・フリードキン監督によって生み出されたガチのハードでリアルな刑事映画だ。

この当時1970年代は「ポリコレ」などメジャーな言葉ではなかった、その当時のアメリカの刑事など、想像できると思うがガチガチに黒人や有色人種を差別していた。

したがって、そんなリアルな刑事を真正面で描いた本作の主人公ポパイ・ドイル刑事はガチガチに平気で人種差別を行う、平気で「ニガー」と黒人を蔑み暴力を振るいボコボコにする。

ラストではFBIの捜査官を間違って殺すが、「まあいいや」で済ますのだ。

まあとんでもないヤツだ。

おまけに最悪なのが、このポパイ・ドイル刑事、実はロリコンであり10代の女の子を売春するという滅茶苦茶なシーンが描かれるのだ。

ロリコンで差別主義者…普通に考えれば最悪な刑事なのだが、それでも執念で相手を追いかけ絶対に捕まえる、鬼刑事そのものだ。

しかし、そんな最低人間のドイルですらも…この映画に出てくる暗黒都市ニューヨークではまだまともな存在だ。

ドイルが追いかけるのは清廉潔白な紳士淑女の仮面をかぶりながら暴利をむさぼるマフィアたちだ。彼らは麻薬利権で潤い、弱者を貪りながら生きている最低なクズどもなのだ。

そして、本作のマフィアたちはドイルを殺すために刺客を送り込むのならまだしも…なんと子供をあやしていた母親を平気で巻き添えにして殺すゲスの極みな連中である。

本作を象徴する1シーンが、マフィアたちが高級レストランで高級料理をたしなむ中、ドイルと相棒は冬の雪の中ホットコーヒーを飲みながら待ち伏せしているのだ。


カッコイイ

このシーンは何も言わないが、ドイルの執念と正義感を象徴している。

腐った悪党刑事のドイルでも、1ミリの正義感はある。そしてそれがこの悪徳がはびこる都市を守っているのだ。

本作の主人公ドイルは差別主義者だ。

本作で描かれるニューヨークもはっきりいって白人至上主義・レイシズムがはびこっていた、それはそれは…かなりやばい街である。

だが、そういった時代を反映させる作品であるのが本作だ。

そういった野蛮な時代をポリコレで上書きし、消してしまう…その行為ははっきりいってサイテーである。本作に出てくるマフィアどもと大差がない。

俺はこの件ではっきりいうが、もうディズニーとは絶縁させてもらう。

MCUの作品もおそらくもうみないだろう。

さらば、ディズニー!この画像をあげよう!


親愛なるディズニーのクソどもへ


なので、皆さんフレンチコネクションはツタヤでDVDをレンタルしてみましょうね!


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