【映画レビュー】「アベンジャーズ:エンドゲーム」MCUにはウンザリ【ネタバレ注意】
ゴールデンウィークになりました。(過去形)
っていうか、1週間前みにいったんですよ、「アベンジャーズ:エンドゲーム」かくかく詐欺をして本当に申し訳ない。
(未見の人はネタバレになるので気を付けてください。)
簡単にいうと詰め込みすぎでしょこれ・・・。
3時間も無駄に長々と延々とやられても結構ゲンナリしますよ。
見終わった後、横にいた観客が「もうええわ」とウンザリしていましたよ。
ぼくもMCU は10年以上みているけど、さすがに「もういいよ・・・。」と完全に参ってしまいました。
話の内容は完全にタイムトラベル物なんですが、ここら辺がグダグダと延々とコメディ描写やヒーローの日常描写に尺を置いていたり過去作へのオマージュばかりが目に付いて中々話が進みませんでした。
オマージュしたい気分はわかるけど、正直見てて睡魔との戦いになりました。
終盤の戦いシーンは確かに燃えたけど、だからといって今までの展開を帳消しにできるかといえばそれはそれでない。
悪役のサノスも前作の「宇宙人口を半分にして食糧を調節したい」とかいう大義名分はどこにいったのか、「宇宙を滅ぼして自分が再生させる」というダメな悪役のパターンをふんじゃうのだ。
これはみていて「製作者やっちゃったなぁ・・・」と頭を抱えてしまった。それはやっちゃいけないことでしょう。
キャラクターをブレさせるのは矛盾を生み出すだけなのでやめたほうがいいのに・・・どうしてしまったのか。
(ここから滅茶苦茶ネタバレするので、未見の人はマジで読まないでください)
なんと今作アイアンマン・ブラックウィドウがまさかの死亡という衝撃的なオチを迎えるのですが、これも何か微妙!!
アイアンマンが葬式を行ってもらえる一方ブラックウィドウに対しては何も葬式もないという・・・恐ろしい扱いの差がみえて「正味なんとかならんのか」となってしまう。
っていうか、アイアンマンそこで死ぬか!?というビミョーなところで死ぬのである。
ブラックウィドウについては戦闘力的には一番雑魚で権力も財力もなく終始スタークや上司に翻弄されて死んでいった感じがあり、死んだ後も葬式は行われず実に悲しい限りである。
そういえば、地球の政府が壊滅しているという設定だが政府が壊滅状態にあるなら都市圏や文明が滅んでいてもいいはずだし、逆に暴徒を鎮圧したりそういう見せ場があってもいいはずだが、そういった描写はなくヒーローがテキトーに呑んだり食ったりする展開が続いていくがこれも正直見ていて
苦痛でしかないのである(笑)
アイアンマンが死んだと同じく
キャプテンアメリカも引退してタイムスリップをして昔の女とよろしくやっているのだが・・・・
こいつは本当ろくでもねえなと観ていて呆れかえってしまった。
アンだけ口だけ理想や説教たれておいててめえ・・・やることは「あ!タイムスリップできるやん!人生生きたろ^^」っておかしくねえか?
おまけにこいつは人民をアメリカ流正義で守る・理想を守るという正義を忘れて、終始自分のエゴのために周囲を巻き込んでばかりいるろくなやつではない。
「シビルウォー」も話を突き詰めれば「洗脳された親友を守るために世界を敵にする」というどうしようもないもんであった。
こんな連中の内輪もめのために世界は翻弄されているのである。
そんなもん、精神科医にでも面倒みてもらえよと観ていて思ったが今回も案の定こいつがやらかすのであった。
あと前作で壊滅していたはずのアスガード人は生きていた!!!という衝撃的な展開が待っているがこれについては前作と矛盾しているが、タイムスリップの影響なのだろうか?
(ゴキオモくん、MCUはロジックが理路整然としてるというが現実はこんなもんだ。話のつじつまが合わないよ。)
あとそうそう、思い出したが今回でアベンジャーズのビッグ3であるアイアンマン・キャプテンアメリカ・ソーの3人は離脱をしてしまう。
これの代わりに黒人・女性ヒーローが主体になるというポリコレ弁当おかわり!な展開が待っている。
これらに対していえることは「MCUはもう結構でございます。」ということに尽きるのであった。
点数は
35/100点
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