園子温監督の映画は欠番になる可能性が出てきた
日本を代表するホラー映画監督、園子温さんの性的被害を告白した女優の千葉美裸さんが自殺をされてしまいました。
正直、彼女についてどんなことをしてきたのか全く知らないのでどう反応をすればいいのかわかりません。
「ご冥福をお祈りします」といっても、彼女のファンでも関係者でもない自分が言えば、安っぽくなるかもしれないので…あえてそういった言葉はいいません。
彼女自身についてよりも、僕は園子温監督にちょっと苦言を呈したいんです。
というのも、自分は園子温監督の映画のファンだったんです。
彼はいわゆるJホラー系の監督と違ってノリが西洋的で、西洋のスプラッター映画が好きな僕でも観れる映画をよく作っていたので、割と園監督のセンスが僕とあっていたんです。
そんな中、性的被害を受けた彼女が自殺してしまった…とので、最悪の場合園監督が生み出してきた映画も欠番になるという可能性がでてきたわけです。
というかそうなると思います。
そうなっても、僕はちょっと仕方ないよなと思います。
はっきりいって「南部の唄」とかそんなんと比べ物にならないと思うんですね。
僕もはっきりいえば表現の自由至上主義者なので、「映画監督やスタッフが犯罪していても、映画が面白ければいいがな」と昨日まで思っていたのですが…こうも死んでしまうのなら、もう正直いってその考えは変えなきゃいけないんですよ。
もう無邪気に園監督の映画をみることはできなくなります…。
園監督は正直、この状況に対して何らかしらの釈明をしてほしいんですね。
じゃないと園監督が今まで作ってきた作品に関わってきたでんでんさんや故・大杉漣さんといった役者の皆さんに失礼だと思うんですよ。
彼らの演技なり・情熱なりといったものが無駄になってしまうんですね。
恐らく園監督が脚本家ということで再起を図ろうとしているのではないかという情報も来てるんですが…。
ぶっちゃけもう映画業界に関わらないでくれたほうが、いいのかなと思います。
僕としては「エクステ」「自殺サークル」「冷たい熱帯魚」が好きだったので、園監督が性的被害をしていたり、それがきっかけで欠番となると映画に関わってきたすべての人々を愚弄している行為だなと思いただただ残念に思います。
https://twitter.com/shukan_bunshun/status/1618444372407889922
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