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Kygo, Imagine Dragons - Born To Be Yours を訳してみました


すごく直球なラブソング。シンプルな歌詞が、訳すとなるととても難しかったです。

誰だって自分の世界に無視できない存在が飛び込んできたら戸惑います。
しかも今まで自分以外に興味がなかったような人なら、尚更。
だれかを一途にこの人しかいない!って思いこんだとき、こんなにシンプルで美しい曲になるのかなとおもいました。
なんだか不器用な、初恋のようなひたむきさも感じます。

ちなみにMVは結構面白かったです。

意訳に頼らざるを得なかったので、最後に感想をつけ足しています。
では!


Born To Be Yours

諦めてたんだ
何度も これまで
でも、奇跡はないとは言い切れないよな

お前はオレをバカだっていう
バカだっていう

お前に会うまで自分以外の人間なんて存在してなかった
お前に会うまで オレ以外、この世界に存在しなかったってのに

まじで怒涛の展開
ああ、やっぱ、オレお前の一部になるべく生まれてきたんだな

唯一無二?
それとも 風にとぶような
オレの砂の粒子

お前に会うまで自分以外の人間なんて存在してなかった
お前に会うまで オレ以外、この世界に存在しなかったってのに

まじで怒涛の展開
ああ、やっぱ、オレお前の一部になるべく生まれてきたんだな

お前のものになるべく生まれてきたんだな
生まれてきた 生まれてきたんだ
お前の一部になるために

生まれてきた 生まれてきたんだ
お前の一部になるために


(感想)

唯一無二?
それとも 風にとぶような
オレの砂の粒子

お前という存在はこの世に唯一、自分の中でしっかり「ある」存在だけども、広い世界の中においては風に飛ばされるような、何億という存在の1つに過ぎない。とはいえ、お前がいなければ世界はどこか成り立たない。

そんなミクロとマクロな視点の切り替えを感じた箇所で、特にmy grain of sand と所有格が付いているところが個人的に萌えポイントでした。

「怒涛の展開」とした箇所は、通常「踏んだり蹴ったり」とか「降ればかならず土砂降り」などと訳されるイディオムをもとにしたリリックですが、いろんなことが(いいことも悪いことも)立て続けに起こる、というイメージをもとに、あまりネガティブな歌詞にしたくなくて「怒涛の展開」としてみました。
彼にとっては自分の感情も、「お前」の存在も、突然降ってきた取り扱いが難しいモノだったのかなと初々しさを感じた箇所です。



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