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深圳へ行ってきた


 中国の入国条件が緩和されて、
 健康カードの提示もなく、招聘状なしで、深圳限定になりますが、当日その場で発行してくれる、5日間の滞在できる旅游ビザが取れるようになりました。入国のしきい値が少し下がりました。
 そんな話を聞きけば、いきたくなリますよね。
参考にしたサイト



 そんな中、朋友圏でも深圳へ足を向けている人がチラホラでできました。行きたいけど、一人だと何かあった時に困るし、誰か行く人が居ないかなかあ? と悩んでいたのですが、丁度Maker Fair Shenzhen2023が、深圳の西麗、留仙洞の近くのは万科雲城で開催されると。ならそれに、一般参加しようかな? 
 その時期なら、日本からの参加者が多いし、何かあれば助けてもらえそうだしと甘い考えで行くことに決めました。そう、もう香港が深圳が恋しいですし、もう待つこともできないくらいなんでした。
 お仕事の方は、ニ連休いただき、金曜日の夜というか土曜日になり、日が明けてすぐに、1:10に飛んで、香港へ5:55に着くという便。
 帰りは翌日17:55香港発、日本に22:40に着く飛行機を予約しました。
 もう一つ遅い便もあるのですが、今、羽田空後から主要駅までの深夜バスがないので、お迎えにきてもらえないと羽田から出れないんですよ(うち、今、車ないからね)。だから一つ前の便にしました。これでもお家には辿り着けないんですが、翌日は仕事なんで、まあ、都内の安宿に泊まろうと、そんな予定にしました。

出発ロビー


 さあ、11日当日です。
 お仕事は早番ということで、17:30に上がれます。その日は生憎の雨で、羽田までどうやって行くのか悩んでいました。外に出れば雨も止んでいたので、仕事場の三越前から歩いて、東京駅まで向かいます。

 東京駅に着く頃、雨がポツリと落ちてきたので、足早に駅の中に入ります。夕飯をと思っても、まだ18時にもなってません。
 まあ、品川でと思ってホームにやってきた京浜東北線に乗ります。その時、そうだ、浜松町の方が近いから、モノレールでもいいんだなと思い、浜松町で降ります。
 空港で食べるより、浜松町で食べた方が、安いだろうと思うのですが、お店も知らないし、雨も降ってきました。時間も余裕あるので、空港で考えることに。
 羽田には、すぐに着いてしまいます。お風呂にも入りたいけど、今日は雨だったので、そんなに汗も書いてないし、少し寒く、湯冷めの心配から躊躇してしまいました。4階のもうせん敷の縁台椅子に腰掛けて、何を食べようか思案しても何も浮かばず。人ごみの軽減と電源確保の為に、1階のローソンに向かいます。ここは空港泊する時も静かで、電源の確保も簡単です。超オススメ。ビールとつまみを買い、電源確保して、いつもの暇つぶしを始めます。そうこうしているうちに、22時になります。空港送りにしたスーツケースを受け取りに向かいます。一応pick upは3時間前と言われたのですが、ちゃんと渡してくれました。
 それを持って、出国手続きです。オンラインチェックインをしてあるので、スマホ画面と荷物のチャック、出国とサクッと終わります。そうだ、旅行保険も入らないとと、その辺の機械でサクっと入ります。一応情報共有のために、LINEの家族グルチャに証書の写メを送っておきます。
 さあ、羽田での定番、六厘舎のつけ麺と泡を頂こうと、フードコーナーに向かいます。

六厘舎のつけ麺と泡

 その時、聞き覚えのある名前がアナウンスされます。ああ、あの人も行くのかと思い、少し安心します。海外では、知り合いがいるのといないのでは、大きく違いますからね。
美味しく2回目の夕飯を食べ、早いけどゲートに向かいます。
 流石に眠くなり、まだ時間もはやいので、椅子を二つ使い、少し身体を休めるために横になります。こういう時大判の軽いバスタオルは便利です。軽く嵩張らないし、身体すっぽり包んでくれます。 これは前回の台北旅行の時、ネカフェ利用の為に現地で買ったモノです。
 少し横になるり目を瞑り休んでいたら、身体も軽くなってきました。上体を起こし、ボッーとしていたら、GHがやってきて、英語で
「すみません、紙のボーディングパスお持ちですか?」
と聞かれたので、持ってないと答えると、カウンターに行くように言われた。
荷物持ってカウンターへ向かう。
 パスポートを見せて、紙のボーディングパスを貰う。その時荷物の重量も計られてOKの印を荷物につけてもらう。
 そうこうしているうちに搭乗だ。
 一番後ろの辺なので、先に入れる。スーツケースを上に上げる。リュックは足元、タブレット端末用の斜めかけバックを取り出して、背中に置きました。先ほどの大判のバスタオルは膝の上。隣が来ていないので、いつでも出れるように、シートベルトは付けずにいました。
 お隣が中々来ないので、もしやと思うが、遅くにやってきました。まあ二席だったので、くるのはわかっていたんですよね。ちょっと残念。
 さあ香港へ向けて出発です。
 いつの間にか寝ていたのか、耳の痛みで目が覚めました。ゴミの回収、座席位置を戻し、機内のライトも消え、さあ、タッチダウンです。
 香港につきました。スマホを機内モードから通常モードに切り替えます。ahamoなので、直ぐに電波とをとらえます。これはチョー便利。
 空後オバさん、『香港なう』をツイターでやり、ゲートが開くのを待ちます。
 通路を歩いて、もしかしたら、バスじゃない?と希望的観測は、見事に裏切られバスでした。しかも入管棟に着いた時、結構待たされ、寒くなって、またバスタオルを被ってました。本当に、香港に来たと実感できるシュチュエーションです。やっと、バスから降り、長い廊下を歩き、入国審査に並びます。
 その前に入国審査カードをもらわないと。今回は持ってこなかったので、少し余分にもらいます。
 これが帰国時にちょっと功を奏しました。うん、日頃の何となくの行動に意味があるってことですね。
 何の問題もなく、ホテル名も書いてないのに質問もされず、入国できました。さあ、やる事やりましょう。まず手荷物引き取りの場所で、トイレに行き用を足して顔と歯をみがきます。それから、外に出ましょう。中の方がトイレ混んでいる事が少ないですし、荷物取られても捕まえ易いですから。
 身支度と、バスタオルをしまい、外に出ます。6:10か15分くらいです。
オクトパスカードのアクティベートしてもらおうと思ったけと、長蛇の列。諦めて使える方にチャージ。HK$100。これも後から見れば天の采配だったんです。
 そして、コンビニへ朝ごはんを買いに行きます。あれこれ見て、サンドイッチとフルーツジュース2本、そして炭酸水を買い、kHK$60ちょっとだったんですが、カード請求は1368円でした。憎し、円安となりますよね。
 少しサンドイッチを食べ、ジュースを一本飲んでバス停へ向かいます。
香港はバスの中か飲食禁止ですからね。
 また、バスは30分おきなので、このバス逃すと次は7時発になってしまうんでね。
 A43のバス停を確認後、そちらに向かう。出発まで後5分。バス停に着くと、もうバスは来ていました。バスに乗り、オクトパスをピッとやったら、運転手さんにこっちという感じに、隣の端末を叩く。そちらにオクトパスを置くと、こことカードを載せる端末ところを示された。ごんなさい、もう年寄りなんで、中々こなせないんですよ。やはり、バスもクレカのタッチ決済ができるようになっているみたいだし、スマホ決済もできるみたいな端末が置いてありました。この辺はトライは次回の宿題にします。
 荷物置き場にスーツケースを置いていると、
「あー、あれ、gatyanさん?」
と声をかけられる。声の方を見れば、昨日の夜、羽田でファイナルコールされた人だ。何人か連れがいる。その人の後ろにいた連れの人に、私も見知っている男性が、
「一緒の飛行機ですよ。見たのが、後ろ姿だったんで声かけれなかった」
と言われてしまった。飛行機の座席もお近くだった見たい。不精をしてしまったので、
「昨日、仕事開けで、飛行機乗ったんで、ぼろぼろだったんで気が付かなかった」
と謝罪しておきました。
そして、皇岗口岸までご一緒してもらう事に。
 少しホッとします。初めての旅游ビザ申請なので少し不安だったんで、そう、同じ飛行機の人は何回か、申請していて、ついこの間も深圳へ行っていたくらいですので安心できます。
 バスの中ではたわいもない話と、道が新しくなった話で盛り上がります。このギーク界隈の話題は、結構好きですし、中国のハイテクを堪能する気満々なので楽しいですね。
そして、50分も掛からず、上水に到着。
 なるべく9時に窓口がオープンする時行くのがいいとの情報があるので、上水からタクる事に。新田交匯處に9時少し前に着きました。この後、皇岗口岸まで新田バス停から黄色い皇バスで香港入管に向かい香港出国し、また黄色バスに乗り、中国へ、そこに旅游ビザの申請窓口がありました。この手間が、申請する人数が少ないとなっているのですが、皇岗口岸は华强北に近いという利点もあります。
 番号札取って、番号は17番、申請書ももらい、写真を撮る。この時眼鏡やヘッドセットをとり、素顔にならないと、いけないと。
 眼鏡をとりますという機械からの指示を、聞き逃した私は撮り直しになりましたし、首にヘッドセットをつけた白人男性も取り直していました。Alipayで申請料金を払いました。この時日本でチャージしてきたTour Cardから引き落としができず、クレカからの支払いになっていました。
 後、ホテル名は英語でも中国語でもかけるようにしておきましょう。
 私はホテルの英語名間違っていて、正しいホテル名をと中国語で言われて、何言っているのか分からなかったので、中国語ができないなら、書類は不備なく書いた方がいいですね。
 そんな事もありましたが、無事ビザをもらえました。しかし、発券料金が275元、約5500円ってとは思います。

皇岗口岸

 やった!深圳へいけます。

 その申請場所に、日本人の20代の女性二人組がいて、なんで深圳へ行くのか、気になったんですが、先程の同じ飛行機の人のご友人が、ビザ申請の為にいて、そのご友人が聞いてくれました。
「台湾に留学中で、香港に来たので、ついでに近いので中国を見てみようと、深圳って話題になるから。色んな国を見るのが楽しいから」
 と、いうので、若いっていいなあって、ちょっと思ってしまいました。
 まあそんな自分もニ連休でここにいるんですけどね。

 さあ、中国入国です。
 審査ゲートにはひとがいますが、日本語を喋る機械の通りにすれば大丈夫なので、サクって終わります。
 あー、深圳。やっとこれた。感無量。

 旅游ビザは、人数制限があると聞きますが、今回申請した人数としては、ご一緒の最後が20番で、その後も何人か、多分10人はいたと思いますが、来て申請できてました。私が17番目で、ビザをもらえたのが、11時くらいでした。着いたのは9時少し過ぎたくらい。かれこれ2時間かかると思えます。
 1番目の方は8時半とか言ってましたから。
 そして、平日の方が空いてるという話も、先程の人から、香港のビジネスマンが取ることがあるので、一概に言えないと教えてもらいました。

皇岗口岸を出た所

 無事、ビザが取れたので、私は、ここで、先程人たちと別れ、私は华强北へ向かいます。ちょっと歩いて、地下鉄に乗ります。
 深圳通が使えるか確認して、ピッとやります。さあ、と、私はうっかりとホテルの方への列車に乗ってしまいました。华强北は反対です。次で降りて戻ればよかったんですが、まあと、先に進み、车站庙で乗り換えて1号線で戻りました。 

 久しぶりの华强北は、ピアビアおばさんもいて、相変わらずの騒がしさでした。深圳名物のセグウェイもキックボードタイプを多く見かけます。そしてビルの中も相変わらずでした。
 携帯屋さん探してもみつけられず、お腹空いたので、まず食事をと思い、地下街に食べ物やさんが多かった記憶もあり、地下に向かいます。丁度見つけたお店は、指刺せばいいだけなので、話さないでいいし、大好きな酸っぱいお魚の鍋があり、ここに決めました。
 Alipayで払います。ご飯がついて、36元。以前より上がった? 上がってないか分かりませんが、円安なので700円。場所代もありますが、体感としてはやはりお高い感じですね。まあご飯は土鍋で出て来たので、もう、お腹いっぱい食べることができました。

酸っぱい魚の鍋


 さあ、携帯屋さん。仕方ないので看板が見えるお店へ。そこで、以前の番号は、料金不足で流れたと言われ、新しいのは、59元/月と言われてしまった。もっと安いのはないの?と聞いても、これが一番安いとのこと。もう言語能力の問題なのでそれでオッケーする。また直ぐに銀行に電話番号変わったと、手続きしないといけないので、直ぐに深圳へくるだろうと思ってです。そう、その時はまた来ようと思ったんです。あんな事が無ければ…。
 そして200元の音声通話料金先払いと言われ素直に了承。これもAlipayで払います。果たして、この料金も音声通話なのか、否かよくわかりません。
 そんなよくわからない契約するなと思いますけど、もう時間もいっぱいなので契約だけしたいと。
 それは、中国の銀行は携帯電話に紐付けされるので、携帯電話回線必須だから、もうしかたないかな? という感じなのです。
 本当に中国ってAlipayかwechat pay使えないと、何もできないんですから仕方ありません。それには電話番号と銀行口座が必須ですし、今、自分が新しく銀行口座作れるとは思えないんでね。
 そのあと、アクションカメラ用のメモリーカードと、見て欲しくなったイルミネーションランプを買い、ホテルに向かいます。
 ホテルは以前泊まったホテルなので、道を間違えず、向かえます。チェックインも終え、お部屋に。
 お部屋は、歩行路側に面して少し煩い感じ。でも、私はこんなガヤガヤした場所が大好きなので、ワクワクします。さあMaker Fair ShenZhenに向かいましょう。
 円安の所為で、このホテルも4千円だと思うと憎し円安と、またまた日本の国力が傾いていることを思い起こしてしまいます。
 そんなことより今を楽しもう。そう思いバス停に向かいます。
 しかし、深圳に来れて、以前歩いた道を今も歩ける事に、嬉しくってはしゃぎすぎたのか、気がつけばバス停を越えてしまったみたいです。バス停は大きな道に面しているので、側道を、越えないとダメでしたのに、ついうっかりしてしまいました。次のバス停に向かいます。やっと来たバスに乗りました。このバスはちょっと大回りのバス路線なので、あちらこちら車窓を楽しみながら、向かってます。ここだと思い降りた場所は、目的地とは違い一つ前だったのですが、そのまま散歩しながら会場に向かいます。

間違って降りた場所


 しかし、会場が見えません。暑い中歩いたので、冷たいお茶を飲みたくなり、チェーン店でない冷茶屋さんを見つけました。レモン鉄観音を頼みます。またまたメニューの氷と砂糖は少なめと言えず、お客さんに手伝ってもらいました。サイズの中は中国の中。「中国はチョンゴンだから中は、チョン」そう心の中でつぶやきます。
 お茶を飲みながら会場を探します。もう一度地図を見て検索、やっと場所がわかり、会場へ。無事着き、展示を見ていきます。
 興味を引いたのは、韓国の方の紙で作ったケーキにLED蝋燭が立っていて、真ん中の電池を取るだけで消える展示です。羊毛フェルトのケーキを光らせたい私にはとても興味深く、基板を作らなくてもいい点でも参考になりました。
 動くスタックチャンを眺めて、他も色々と見ていけば、もう日も暮れになってきました。帰り支度する人が多くなりました。私もそろそろ帰りましょう。会場隣のバス停からホテルまで帰ります。最寄りのバス停は、大きな道路の反対側なので一つ手前で降りないと道を渡れません。そのバス停だと思い降りたら、まだまだ先でした。もうしかたないから、歩いて帰ります。
音もなく忍び寄ってくる電動スクーターを避けながら、歩いていきます。
 ああ、この大学は、その前の前かな?とか、ここのホテルも泊まったね。とか思い出しできます。ああ、何年も深圳に通っているんだと感慨深くなって来ました。ようやくホテルに着きました。

活気のある夜市

部屋に荷物を置いて、ご飯を食べにいきます。賑やかな、歩行路を見ているとお祭りみたいでな楽しいですね。


うさぎの綿飴

 わたあめも可愛く、うさぎのように耳がふたつついていますし、カップルも多いですね。こういう若い人がたくさんいる場所って日本ではあまり見なくなってきたと思いってしまいます。台湾に行った時も思ったのですが、二十代カップルって日本ではあまり見ないなあと。こっちでは普通に見るのに。それだけ日本は高齢化しているんだろと。そんな詮無いことを考えて見ても、現実は、お腹が空きます。その辺の屋台でソーセージを焼いたのを食べ、次はと探すと、麺が目に入ります。それを食べる事に、メニューからこれと指差し、ここで食べると合図したら、ひとりの人がいる席を開けてもらいました。感謝。

 ご飯を食べ終わり、今度は何をしようかなあ?と考えていたら、そうだ下着買わないと明日の着替えがないんだ〜と思い出しました。なので、くる時見かけた下着屋さんへ向かいます。
3枚で36元とかの破格な下着を買い、あと靴下を一枚加え47元。Alipayで払おうとしたら、なんと身分証のアップを求められてしまいました。なので現金で払います。
 手持ちの現金は、前回の残りなのであまりありません。悩みますね。明日帰るのだからお金おろしたくないんですよね。まあ、ある分でどうにかしましょう。帰りにスーパーへ行き、ビールとつまみを買います。これも現金で。さあそろそろ疲れてきました。ホテルに戻りシャワーを浴び、先程買ってきたビールを飲みます。アルコールが入った事で少しリラックスしてきました。さあベッドに入り寝ましょう。
 翌朝、早めに目が覚めました。もう帰国日です。仕方ありません、弾丸ですから。
外で怒鳴り声が聞こえます。うわー元気だなあと思い、もう少しベッドにいます。まだ、陽は昇ってませんから。ごろごろしながらネットサーフィン。
 するとwechatに昨日チャットしていた友人からメンションが届き、少しチャットをして今日の予定を決めました。
 スマホ画面はオンラインチェックインできます。とのメッセージ。これをこの時チェックしておけば、このあとあんなに慌てずに済んだのに。本当に後悔あとに立たずですね。
 そして、支度をして、Alipayが使えないので、銀行へ行きましょう。あと、中国の銀行口座も使えるか確認しないと。銀行へ向かう道に、焼き小籠包屋さんを見つけて、6個10元でそれを買います。その時、6個ってなんて発音するのかわからなくなり指を折って、やって見ても通じません仕方なく、指でしめすと、6個はこうするのっておばちゃんが教えてくれます。もちろんここでも現金払い。生煎餅を食べながら銀行へ。幾ら下ろすか悩みますが、この時フェリーに乗るにもスカイリモに乗るにも金は必要と500元おろします。そして銀行口座をチェック。暗証番号に不安がありましたが、無事自分の銀行口座をチェックできました。この後使えたらどの希望的観測と、口座チェックした意味もあり、入金しておきます。
 ホテルに戻りしなに、もう少し朝ごはんをと思ってみたら腸粉がある。下さいなっていうと『扫码』と。できないというとAlipayが使えないならwechatでもいいぞ、とか言われて、銀行口座に紐付けしようとしても、携帯電話番号変更を出してないから無理でした。当たり前なんですけとね。
 仕方なく、またスーパーで、お水とお茶、量り売りの棗を買い現金払いでホテルに帰ります。その時、秤が調子悪くなって、新しい秤になると、うわーと後ろにいたオジサンたちが新しい秤に向かいました。こういう機敏さはな、私にはないなあって思い、眺めていました。シールを新しくしたみたいで、直ぐに自分の番になりました。あの昨日悩んだ量り売りもちゃんと買えるようになりました。♫ちゃらちゃらちゃーん。ガツコのスキルが上がった。という感じですかね。
 しかし、本当に不便。前はwechatも銀行カードに紐付けされていたので銀行口座にお金入れるだけでしたので。やはりもう一度来て、銀行系はどうにかしないとダメですね。
 そんなことを思い、ホテルの部屋で、棗をカリカリ食べています。ひとつ柔らかいのに当たり、ちゃんとみないからと思い、中国の冷たさを感じてました
 時間も丁度いいので、チックアウトします。荷物をホテルに預け、バスに乗ります。今度は間違えずに、側道を渡り、バス停に着きます。手にアクションカメラを持っていたら、バス停に来たオバチャンに、何これ? と聞かれているみたいです。中国語で説明できないから、中国語分かりませんと中国語で返しても、まだ話してくるので、カメラって言えば、『あー』と言い戻っていきました。
 バスが来て乗り込みました。深圳通でピッとすれば1.8元引かれました。うわー、2元のバスだー。乗っちゃったので、そのまま。昨日のバスが1元でしたので、倍。よくみないとこういう事がおきます。同じ場所に行くのに料金が違うのです。まあ走るコースも違いますけどね。 ちょっとら中国の冷たさを感じながらバスは進みます。このバスは深圳の新しいビル群の中をバスが走ります。あの変なビルがテンセントかな? (後から調べたら違うみたいです)
 日本でテンセントと言っても知らない人が多いと思いますが、QQとかビリビリ動画とかを運営している会社ですね。今はアリババと並ぶ企業ですね。

 ズゴイと思ったのは、この周りにマンションが多くあり、職住接近。そして、食べ物屋さんも種類も多く(地方色や安い高いとかね)有り、全てこの場で済むこと。近くにはdjiのビル、大疆天空之城もあるし、駅からはバーっとビル群が観れる場所に建ってました。
 そんな事を思いながらバスは先に進みます。広さが日本とは違うので、後からこのビル探しても見つからなかったくらい広い敷地に建っていました。
 そう色々なことを考えさせてくれる建物でしたね。
(この変な形のビルはhttps://www.archdaily.cn/cn/896402/shen-zhen-mo-ke-yun-cheng-yi-feng-ding-wohashe-ji-wei-xing-chui-zhi-cheng-shi-xie-zi-lou-hui-ying-ya-re-dai-qi-hou で、循環型のビル?みたいです。ざっと読んだだけなので間違っていたらごめんなさい)
 バスは終点に着きました。バスから降りて、会場に向かいます。バス停脇に階段が有り、そこを降りると会場でした。このゆるさも中国だなあっと思って階段を降りました。
 待ち合わせ場所を決めていなかったので、まあ入り口にいればと思い、腰掛けて待ちます。
メンションが来て、この場所を、待っているところを知らせます。
 しばらくして、待合せ場所に、彼女がやってきました。
 彼女の近況を聞いて、先月くらいから深圳に住んでいると、納得。いいなあ、若いってと思ってしまいました。
 二人で色々見て周り、色んな話をしてと、もう時刻は12時。早いけど昼食をと、あの繁華街へ向かいます。
 最初見たお店は客家料理屋さん。ちょっとお高いわね。とそこを保留にし、次は私の大好きな、湖南料理屋さんへ向かいます。すると、道を渡った先に可愛い、カフェぽいお店がありました。可愛い。料理は日式韓式の合わせもん。鍋ラーメンだとか日本の丼でした。メニューは、wechatで見ろとなっていて、友人が、店員さんに、今wechat使えない旨を言えば、スマホを貸してくれそれでお支払い。その店員さんに、Alipayからお支払いしてました。このフレーズ、
「我无法使用微信」
くらい言えれば、どうにかなると、彼女がアドバイスをしてくれました。私が昨日からAlipayが使えなくなっているからですね。
 そしてオバチャン店主(老板)がいれば、現金でも払う事ができるかもね。との事。まあその時お釣りがないから、38元なら40元くらいになっちゃうかもって事でした。
 やはり中国語をある程度話せないとと思います。
 室内は、本当に日本のカントリー調のカフェみたいで、可愛いのですが、ダウンライトが、テーブルに着く動線上にあったり、取ったサラダの上の蒲鉾が温かったり、料理を持ってくるのも時間差があったりと、深圳クオリティを満喫できました。しかし、このクオリティーで料理が不味くないのも不思議ですね。
 そうこうしていて、もう時間です。もう一度展示を見てと会場に戻ります。
 昨日、友人のTwitterで見た、カクテルロボットでお話をしてしまいました。6軸のアームロボットがカクテルを作るのですが、このロボット、カクテル作り上手です。
 うわー、欲しい。一家に一台欲しいレベル。友人に通訳してもらい。日本に送ることもできるとか、カクテルのレシピもちゃんとプログラムしてくれるらしい。多分別料金ですよね。そんな事を思っても、欲しい、どうしよう。
 Wechatを交換してその場を離れます。
 さあ駅に向かいましょう。帰りは地下鉄駅にしました。
 地下鉄に向かう道すがら、どれがテンセントのビルか、探したり、djiのビルを見つけて興奮したりと、ちょっと楽しいけど、切ない時間が過ぎてきます。
 地下鉄で友人と別れ、一駅地下鉄を乗り、ホテルに戻りました。荷物を受け取り、ホテルのロビーで帰り道を検索していると、ホテルの老板が、スマホの画面を見せて
「親戚に会いにきたのか?」
と聞きます。
「イベントに来た」
とそのスマホに話すと、あーと言われました。
 さあ日本に帰ります。深圳北駅から西九龍にそこからエアーポートエクスプレスで空港だねと決め、地下鉄駅に向かいます。
 この駅から深圳北駅まで15分深圳北駅から、西九龍まで18分。電車も多いから便利なんです。そう決めた事を、本当に無事日本に戻た今、偉いと褒め称えてます。そう、私はその時、
19時の飛行機だと信じていたのですから。その時14時半くらいで、深圳北駅に着いて15時ちょっと過ぎ、窓口を探して、5分くらい彷徨い、窓口に並ぶの30分 。
 いつもなら、先にチケット買い、窓口で発券してもらうだけで、窓口でチケットを買うことはしないんですが、余裕があると思い、窓口に並んでいたのでした。
 そして16:06の列車のチケットをもらい、電車に乗り込みました。

席が自由だと写メを撮って、オンラインチェックインをとスマホを取り出し、チケットを見た時、飛行機の時間が17:55となっていたんです。もう飛行機乗れない! ってパニックになりました。
いや、まて、今、16:06で西九龍に16:24に着くんだから、急げば、空港に搭乗時間までに間に合う。そう、西九龍から、九龍駅まで歩いてそこからエアーポートエクスプレスで、20分。大丈夫間に合う。バックの中には香港の未記入の入国カードもある。今書いておこう。そして、クレカとオクトパスカードは手前に入れて、パスポートも大丈夫。さあ頑張れ!
 自分にエールを送り。ドキドキ、ハラハラしながら、西九龍駅から九龍駅まで駆け抜けて、どうにか、香港空港までつきました。 時刻は17:15。急ぎ荷物検査を横入りさせてもらい、出国審査も無事すみ、空港内の列車に。そこに搭乗便のクルーが乗ってきたので、少し安心しました。
 その後、何故か、ゲート番号を間違えて、反対側に戻ってきても、ゲート番号がわからない。その辺にいた免税店の店員さんにゲートがわからないと訴えて、ゲートを教えてもらい、ゲートに向かいます。

香港空港で走ったゲートまでの長い廊下

 どうにか、はあはあしながらゲートにつきました。
 そして、荷物を棚に乗せ、席に着いて、ダラダラ垂れてくる汗を拭います。もう一つ私の後から、男性が入って来て、出発です。あー、よかった、乗り遅れないで。
 そんな事に素直に喜べないくらい焦燥していました。

 日本に着きました。飛行機の中で、エッグワッフルとお茶を飲み、少し心を落ち着かせて見ました。しかし、大事な飛行機の時間を間違っていた事が心に深くのしかかっているようで、なかなか現実が受け入れられない状態です。入国審査も税関申請も無事に終え、モノレールに乗り、   

飛行機の中で食べたエッグワッフル

 今日の宿に向かいます。
 今日の宿は、YouTubeで見て面白いと思ったドーミーイン後楽園。一泊しかも今日はせいぜい6〜8時間くらいなので、普通のビジネスホテルより安いし、お風呂が大浴場があるのが嬉しい。そんな理由で決めました。やっとお腹も空いてきました。ホテルに荷物を置いて、食事に出かけます。

夕食(午前2時)のカレー

 何故かカレーを食べ、ホテルに戻り、大浴場へ。ゆっくりお湯に浸かりまた飛行機の事を思い出して、はあはあしてしまいます。ああ、なんか一遍に10歳歳とったみたい。コンビニで買ってきた泡を飲んで寝ます。疲れたから、思い切り寝坊しようと思っていたのに、5時には目が覚めてしまいました。
 なのでまた、お風呂に行き、ゆっくりと身体を揉みほぐして見ます。
身体も温まり、部屋でベッドの上で、ぐたぐたしていたら、少し眠くなってきました。うとうとしてきて、少し眠っていたらそろそろ9時半。荷物も配送しようと思っているので、チックアウトしましょう。荷物をスーツケースを、ヤマトまで持って行きます。そして朝ご飯をと思っても、中々良さげのお店がありません。なので、マクドで朝マック。さあお仕事に向かいます。

 本当は、今週も台北に行こうと思っていたのに、やはりなんか行く気もなくってしまいました。ちょっと歳を感じてしまったからなんですが、やはり飛行機の時刻のミスって大きいなあと思っております。

 まあ、春節が終わり、ちょっと春めいてきたらまた深圳へ行くかな? って思えるようになりました。あのカクテルロボットの担当者からもwechatが来ているし、あのロボット日本に持ってきたいって気持ちはまだあるし。そんな事で、気持ちを上向きにしないとダメな状態が初めてで、ちょっと後ろ向きな気持ちになっています。
 今度行く時は、ちゃんと心とお金に余裕がある時にしようと思い始めいます。そんなのつまんないよ。そんな心の声もきこえます。そう、ガンガン回せば見えてくることもあると、思っていました。が、やはり、歳には勝てのかな? と。
 まあ、結果オーライだったんですから、もう海外は懲り懲りと思わす、少し、国内を周り、気持ちを立て直して、前を向くことにしましょう。

11/24写真入れました。


毎月海外に出たい。特に深センで暮らしたいと思ってます。食べること作ることが好きなので、材料を買ったり、現地で料理したりしています。もちろん食べ歩きも