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料理でバーチャル旅行

コロナ禍で旅行に行けなくなっちゃったんですよね。
毎年、2−3回はおでかしていたのに、全然出かけられなくなってしまたんでね。
そこで、わたしは、そうだあちらこちらで食べたモノを,お家でつくれば良いじゃんって、そう思いついたんです。
少し前向きに考えることにして、その時のいろんな気持ちを、不安とか、どうしたら良いのかとかを、見ないように蓋してしまったんじゃないかと。
そう、実は、心の中では、すごく不安だったんです。
だって、その時は緊急事態宣言で、突然、お仕事が3ヶ月休業となってしまったんだから。デパートのマネキンというお仕事をしていて、いわゆる、非正規の派遣みたいなお仕事形態なんですね。働かないと、給料は出ないんで、そう3ヶ月無給になってしまったんです。
以前はいつでもお仕事はあったんですよ、催事のね。それがデパートが閉まってしまい、催事もなくなり、お仕事自体の職種自体の存続が厳しくなってしまったんですからね。
その上、先行きは不透明。大好きな旅行にも行けない。そんな八方塞り状態で、少し前向きにしないと生きていけないくらい、追い詰められていたのかもしれません。
あの頃は、なにを見ても感動がないんですから。もうやばいを通り越してましたね。まあ、そのあと、3ヶ月後にデパートが復活する情報も入り(毎年やっているギフトのお仕事の募集がきたので)、少し浮上はしたんです。そしたら、今度は、沼に落ちゃったんです。廃人化しました。
とその時の記事はこれですね。

まあ、そんな感じに、心を少し閉じて、ひっそりとしか、生きていれなかったですね。
廃人化するとやっぱり、人間としてどうなのって状態になるからね。その時、浮かんで来たのが、旅行行ったつもりで、料理を作ろうってね、だから、結構やばい状態だったみたいですね。

まあ、そこで、いつものお仕事に応募して、毎年会う友達にも会えて、それだけでも、楽しいですね。それ以外にも、マネキンのお仕事もボチボチとくるようになりました。
そうすると、現金なもので、じゃあ旅行へとなるんですね。そうそう、go  toトラベルの情報も入ってきたくらいですから。沖縄がメチャクチャ安いってね。
はい、沖縄へ行きました。その時、入っていたお仕事はお休みしてね。

ふふふ、空港へ着いたら、子供みたいに転げ回りたい程でしたし、沖縄の青い海、とても綺麗でしたね。旅行代金は無茶苦茶安かったし、料理は美味しいし、観光もできたし、沖縄の紅型とか伝統模様の布、着物とかいっぱい買っちゃいました。あとお茶碗もね。結構な荷物になりました。とても楽しかったですね。いつも深圳に一緒に行くメンバーと行ったんでね。現地で、Airbnbに泊まり、みんなで料理も作ったりしました。
その後にはお家で、何回も沖縄で食べた料理を再現したりと、旅行の後も楽しかったんです。
そう、料理でバーチャル旅行を楽しみました。

そう、その時は、コロナもすぐに収縮するっと思っていたんですよね。それが…。
まあ、それでも、お仕事があるので、まあ良いかと心の不安を隠し、お仕事をしていました。そんなんでも、年はちゃんと明けるんですね。
で、新年。北海道展で、お肉売って、裏方やって、と過ごします。
やっぱり、まだ、心が戻ってないのか、ありえないミスまでしでかすし、それでも少し前向きにとなりかけた時に、GWにまた緊急事態宣言で、お仕事がまた、なくなりました。ああ、もうどうしようかな?って、悩みますよね。これでは。
そこで、料理でバーチャル旅行のメニューを増やしていったりして、心の安寧を保っていました。
そんな不安のまま夏を乗り切り、秋の繁忙期にはいっぱいお仕事をして、頑張って、気持ちを落ち着かせていたんです。
そんな時、Twitterで、美術館のチケットをもらったんです。都内と思ったら、なんと京都。
CMのセリフが頭の中に「そうだ、京都に行こう」と響きます。ずっとやっている、羊毛フェルトの講習のついでに、行こうと決めました。
なら、お仕事は調整して、2泊3日で京都に向かおう。レッスンは2日間なので、1日フリータイムです。

思いがけず、色々なことを楽しんでくることができました。やっぱり、好きなことをできるのは良いですね。
それはお金もだけど、体力もあるんですよね。あと気力かな? 少しこの頃は元気になった気がします。
帰ってきたら、ちゃんとお正月までの仕事も決まり、ちょっと安心できました。それもあるのかもしれません。その上、勤務時間は変わらないのですが、営業時間の短いデパートなので、それもちょっと嬉しかったのかも。
そう、コロナ禍の中で、よかったことは、無謀に長時間営業をしなくなった点ですよね。
その上、次の仕事は、馴染みの無い初めてに近いデパートでのお仕事。新しい事って、この歳になると、もうそうそう無いので、ワクワクするんですよ。そこで、2−3ヶ月お仕事をして、そのデパートにも慣れた頃に、新年からの次のお仕事も同じ場所となり、やっと息をつけるようになってきました。長期なので、しばらくそこで仕事ができるというのも安心ですからね。
その間も心の安寧は、落ちた沼の二次創作に精を出したり、薄い本を買い漁ったりと、充実したオタク生活を満喫していたんでね。もう色んな意味で楽しかったですね
でも、今から思うと、それしかできなかったんですよね。新しい本を読む事もあまりなかったし、今まで、あれほど新刊が待ち遠しかったのに、一応買うが目を通すこともしてなかったからね。
そして、コロナが猛威を振るい、デパートの中のあちらこちらのお店が、閉まってることも多くなってきました。
それでも、夏のコミケは開かれるということで足を向けてみました。Twitterの相互フォローさんを訪ねたり、新しい推しを探したりと、そうすると、以前描いていたように絵が描きたくなるんですよね。そこで、iPadを買っちゃいました。もう楽しくって、楽しくって、夢中で使い回しました。でも、やはりデジ絵は難しいんですね。手描きに慣れてるから。そこで、文字書きの方で頑張ることに。しかし、サブスク使っていると思ったのに使ってなかったりと、色々無駄なことしている自分がいました。もう何やっているんですかね。ちゃんとサブスクも運用して、次には、pixivに投稿とかやったり、新しいTwitterの垢作ったりと楽しんでいました。

そんな時、一緒に暮らしてる実母が交通事故に。足首の複雑骨折という重傷で、4ヶ月入院。その上、加害者が自賠責しか入ってないという、アクシデントもあり、ちょっと、忙しくなってしまったんですが、ニートがいるんで、全て任せてしまいました。
そして、そんな頃、今年はスピンドルパーティも開催されると。なら行かないと。と思い調べてみたら、いつもの墨田区ではなく、横浜で開催と。
初めて、3日お休みを頂くことにして、向かいました。
夏頃に、シェットランドレースに興味を持った時だったので、ソープフェルトとシェットランドレースの講習会に参加を決めました。
シェットランドレースは教えてくれるところが少なくって、色々探していたので、ラッキーでした。ソープフェルトはもう薄いスカーフを羊毛で作るワークショップなので、行く前からワクワクしていました。

色々あったワークショップですが、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
しかし、シェットランドレースの方の宿題は今だにできてないのよね。こんなんじゃ講習料が無駄ですよね。でもでも、ちゃんと編めるようになったんだからね。ね。
そんな悠々とした時間も母が退院。せん妄を起こし、昼夜問わず騒いだりと、家族が皆消耗している時に、家から脱走。徘徊してしまう。もう自宅介護は無理だと思ってきた時に、娘とトラブルを起こし、緊急措置で、ショートステイをすることに。この辺は大変だったせいか記憶も曖昧なんですよね。
そして、介護認定の変更に伴い、特養に入所。家族の負担を思うとホッとする反面、心の中で、親を見捨てたんじゃない? なんて、言葉もでてきます。でも無理なんだからと納得させようと思うのですが、それも無理。ああ、究極の問題。でも母本人はわたし達と暮らすよりも、他人の方が気を使う分、わがままを言わないみたいなので、安定していると。そうなのかと少し納得できるようになります。
そして、今年の年明け。
今度は夫の母が姑が亡くなってしまう。葬式から四十九日、納骨式と目まぐるしく予定が埋まってしまう。
そんな時、ふと、目にした、Twitterで、十二国記のイラストを描いている山田章博氏の原画展が石巻で開催されてると。いやーん、見たいって、絶対に見に行くって心を決めました。
それなのに、4月のシフトに連休をと思ったら、ちょっと無理なんて店長に言われちゃったの。なので、急遽、3月31日から4月1日にシフト変更してもらい、休みを取り石巻へ。いつものように、30日の仕事終わりに仙台に向かうことにしました。

まあ原画展はとてもよかったし、仙台に引っ越した友人とも飲めて、充実した時間を過ごせたんだけど、地方に行くとすることのない時間が多くって、複合的要素もなく、一泊で全ての用事が終わってしまうんですよね。それで、普段より早い時間に新幹線に乗って帰ってしまいました。ちょっと、もったいなかったですね。

そんな、ちょっと、アクティブになってきた感じがしてきた4月。なんが起きたかわからないけど、突然Vlogを作りたくなってしまう。そうコロナ禍も終了ということで、制限なしの入国ができるようになってきたからだと思うんです。それでも、まだその時はコロナワクチン接種3回以上かコロナ陰性証明がないと、日本に入国できないとかでしたね。
イエーィ、もうすぐ海外へ行けるぞ〜って、思ってたら、その深圳仲間が台湾へ行ってきたとか聞いたのもあり、それも刺激になったんですね。そう、動画を、blogからVlogへ向かう時期よって、なんか耳の後ろにいる妖精が言った気がするの。そんなことはないんだろうけど、早速、アクションカメラになる360度カメラ、insta360x2とか買ってしまうし、大阪にも出かけて、早々に撮影しみました。

そして、やっと世界の音が気かるようになり、今は、少し前にやりたいと思っていた、動画をほぼ毎日上げられるようになりました。
そう、いつお迎えがきても悔いないようにね。

まあ、人間ってやしたいことやってるうちは大丈夫なんだろうと思ってますがどうなるかわかりません。でも相変わらず、食べることも出かけることも大好きなんで、人生を楽しみたいと
思ってます。ちょっと欲張りなんでね。

毎月海外に出たい。特に深センで暮らしたいと思ってます。食べること作ることが好きなので、材料を買ったり、現地で料理したりしています。もちろん食べ歩きも