初夏の郷酒ランチメニューより

画像1 【アイナメの唐揚げ 野菜あんかけ】ランチ。酒類提供禁止要請が出そうで、やっと夜の営業を再開して気持ちも、売り上げも上を向けるか、と思ったところではしごを外された気分です。でも、もう、下を向かないことにしました。季節は巡るし、ワサワサと元気な野菜やビチビチのお魚、じんわりジューシーな旨味のお肉など、素晴らしい食材達は触っているだけで楽しいし、これをどうにか美味しくしたい。美味しく食べてもらいたい。そう思うと、やっぱり、料理が好きで仕方がないのです。だから、前を向き、食の魅力を伝えて行きたいと思っています。
画像2 【豚しゃぶと香味野菜の梅肉ソース】ランチ。豚しゃぶは熱すぎないお湯でゆっくり茹でて、冷まします。キャベツやもやしなどカット野菜を茹でて冷やしておきます。オニオンスライス、きゅうりとミョウガと大葉の千切りを合わせて、水にさらし水気を切ります。叩いた梅肉、冷たいカツオだし、薄口醤油、みりんを合わせて梅肉ソースを作ります。たっぷり野菜とお肉をさっぱり食べられるので、好評でした!!!!
画像3 【まかない】noteと出会って、勝手に拝読させていただいている、sioの鳥羽シェフには、コロナ禍における飲食店のあり方、料理人のスタンスについて、とても感銘を受け、同業として勇気をもらいました。いつまでも、カタイ頭で今までのスタイルにとらわれていちゃいけないな、これからの食の未来のために、何が出来るかしなやかに、しかしたくましくやっていきたいなと思わせられました。シェフのぺぺたまに納豆、大葉、ネギを混ぜたアレンジパスタ。
画像4 【雨垂れ石を穿つ】しっとりと梅仕事。漬かるまでにコロナが落ち着いているといいのにな。梅仕事などの淡々とした仕事をしていると色々考え事も進みます。〈無一物中無尽蔵〉という禅語を不意に思い出しました。とらわれず、しなやかに、さっぱりとやっていきたいです。

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おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。