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キールタンとは? キールタンとの出会い

今回は、「キールタン」のご紹介と、
私がキールタンに出会った時のことをお話します*

キールタンは、「歌うヨガ」「祈りのヨガ」「歌う瞑想」「インドの賛美歌」などと呼ばれています。

神様に愛を持って行為を捧げるヨガ、バクティヨーガの行為の一つです。
神様は、いろんな神様がいますね*
その中でも、デーヴァデーヴァと呼ばれる様々な神様の神様、
私たち生きとし生けるすべての命の源の神様のことを指します。

その神様のお名前を唱え、讃え、繋がります*

ヨガは、サンスクリット語で「繋がる」という意味を持ちます。
さまざまなポーズをとって体を動かすいわゆるヨガは、アーサナとよび、
身体を浄化し、長く座って瞑想するために行います。

キールタンの形式は、コール&レスポンス
「マントラ」をリードボーカルが歌い、みんなが続いて同じように歌い
を繰り返します*

マントラのマンは「マナス」。「思考、心」を意味します。
トラは、「トラヤテ」。解放、救うという意味があります。


mayapur.comより


キールタンは、様々な流れがあるようですが
私自身は、サンキールタンムーブメントからの流れでのキールタンを深めながら活動しています。

サンキールタンムーブメントは、500年前にインドのベナレスで降誕された
主クリシュナの隠れた化身とされている、主チャイタンニャ・マハープラブが興した運動で、
カリ時代、つまり争いの時代においてのダルマ(使命)
主の名前を集まって唱えること=サンキールタン
の実践を勧めています。


人々はそれぞれの言語で主を讃えるために集まり、メロディーにのせた音楽や踊りにあわせてキールタンを実践することができます。これらのことを侮辱なく行うことができれば、人は厳格なヨガや禁欲主義的方法を実践することなしに次第に精神的な完成に達することができます。サンキールタンを行うことによって、博学な者や愚かな者、富める者や貧しい者、ヒンドゥー教徒やイスラム教徒、英国人やインド人、一般人や布教者、誰もがハレークリシュナの超越的な音の響きを受け取ることができ、それによって心の鏡に積もった塵をきれいに磨くことができるのです。”

※Iskcon 大阪HPより抜粋

そしてこう続きます。

経典『シュリーマド・バーガヴァタム』はこのように確証しています。「このカリ時代において、十分な知性を持つ人々はサンキールタナ・ヤジュニャーナ(供)を行うことで主を崇拝する。」 よって主チャイタンニャと主のサンキールタン運動の開始はつくりごとではなく、主ブッダやシャンカラ・アーチャーリヤといった化身の降誕がヴェーダ経典で予言されていたのと同じように、啓示経典に予言された事象を実現するために出現しました。そして主の使命を確証するために、世界中すべての人々が神の聖なる名前を人間の普遍的宗教の自然な原則として受け入れるでしょう。

※Iskcon 大阪HPより抜粋

つまり人種や宗教を超えて、自然のこととしてキールタンが広がっていくよーと経典に書かれているそうです。

ヴェーダの経典というのは、全ての源である神様からの知識を師弟継承で伝え残してきたものとされています。
だから、誰かが考えて作ったものではなく、
与えられたものとして受け入れていくものとしています*


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私が初めてキールタンに出会ったのは、2014年にチャクラワークヨガを受けた時です*

このヨガは、身体のエネルギーセンターである7つのチャクラを活性化していくヨガです*
チャクラは、心とか思考とか目には見えないけど自覚できる身体と、
目に見える肉体、どちらにも作用しています。
1から7までそれぞれ役割があって、生命エネルギーをそのクルクル回ってコントロール調整しているような役割です*


omyogaより抜粋

そのチャクラワークの最後に、マントラを歌う時間があって、そこで初めて体験しました。元々歌うことが好きだったので
すごくハマり、当時京都でキールタンが盛んでイベントに参加したりしていました*

そして、2015年に
先ほどご紹介したサンキールタンムーブメントからの流れ、バクティヨガとか、クリシュナコンシャスネスの修練のもとに
キールタンを開催している団体に出会います。

きっかけは、インド占星術の鑑定をする友人に「キールタンが楽しい」と話していたら、私の出生のチャートはクリシュナに縁があるからクリシュナを崇拝しているインドカレーのお店に連れてってもらい

そこで、インド人のご主人が「今週末、”6時間キールタン”というイベントあるよー」とお知らせしてくださり

そのイベントがその団体 Iskcon の主催だったと後で知りました。

イベントに参加してすぐ、
圧倒的なエネルギーの違いにびっくりしました。
心の奥底がうずうずとハッピーになっていく感覚です。
それまで体験したことがなかったのですが
それが魂の悦びでした*

そこでご縁をいただき、
キールタンや、経典の学びがスタートしていきました。

その団体の名前は、イスコンと読むのですが

International
Society
for
Krishna
Consciousness
の頭文字をとったものでした*

神の意識を育てるソサエテティとの出会いでした*

平和や平安を祈るシャンティなキールタンも素敵だったのですが、

日々、神のことを想い修練を続けている方々のキールタンは圧倒的な
内側からのパワーを感じて、ただ惹かれていきました*

学び実践していく中で、なぜそんなに惹かれたのかが
段々と詳らかになっていく感じでした。


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