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LGBTQ+(セクシュアル・マイノリティ)の基礎知識①~カテゴリー

ご覧いただきありがとうございます。
この記事では、LGBTQ+の基礎知識をお伝えします。

『LGBTQ+って何?』『セクシュアル・マイノリティってどんな人のこと?』といった疑問をお持ちの方はぜひご覧ください。

セクシュアル・マイノリティとは?

まずはセクシュアル・マジョリティ(性的多数者)について考えてみましょう。
セクシュアル・マジョリティ(性的多数者)は、からだの性とこころの性が一致(違和感がない)していて、異性を好きになります。

カテゴライズとしては、
・からだの性とこころの性が一致:シスジェンダー
・異性を好きになる:異性愛者ヘテロセクシュアルストレートノンケ
と呼ばれます。

多数派、少数派にかかわらず、人のセクシュアリティは多様であり、一人一人違うものです。
しかし、多様なものを理解する(説明する)のは難しいので、そこでカテゴリーが登場します。

LGBTQ+とは?

セクシュアル・マイノリティ(性的少数者)のカテゴリーの代表的なものがLGBTになります。LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとったものです。
L(レズビアン):女性として女性が好き
G(ゲイ):男性として男性が好き
B(バイセクシュアル):男性・女性どちらも恋愛対象や性的対象となる。からだの性とこころの性は一致
T(トランスジェンダー):からだの性とこころの性が一致しない(違和がある)。恋愛対象や性的対象は人による。

Q:クエスチョニングは、自身の性自認(こころの性)や性的指向(好きになる性)が決まっていない、はっきりしていない人を指します。

LGBTQ+の+にはLGBT以外のさまざまな性的指向や性自認の人が含まれます。例えば、性的欲求や恋愛感情を抱かないA(アセクシュアル)や、人を好きになるにあたってセクシュアリティを条件としないP(パンセクシュアル:全性愛)など、他にもさまざまなカテゴリーが存在します。

カテゴリーの良いところ

カテゴリーの良いところは、一人一人違う多様なセクシュアリティを分かりやすくしてくれるところです。
「僕はゲイなんだ」と言われれば、「この人は男性として男性が好きなのだな」と分かるし、「私はストレートよ」と言われれば異性が恋愛対象なのだなと分かります。

また、セクシュアル・マイノリティの方が、周囲の人とは違ったモヤモヤを抱えていた時に、LGBTQ+というカテゴリーを知ることで「自分はゲイだったのか」と、腑に落ちる、自己理解の助けとなることもあります。

カテゴリーがすべてではない

LGBT+というカテゴリーはセクシュアリティを理解したり、説明するのを分かりやすくしてくれる面がありますが、何度も言うようにセクシュアリティは人それぞれです。同じ異性愛者でも一人一人違うように、LGBTQ+の人たちも一人一人違います。
カテゴリーはセクシュアリティを理解するのに助けになってくれますが、その人を理解するためにはカテゴリーだけではないその人自身のことについてもっと理解しようとしなければならないでしょう。

私自身、男性として男性が好きですが、自身を「ゲイ」と呼ぶのには何か少し違うような感覚があります。しかし、その微妙なニュアンスを自分でも説明するのが難しいですし、それを他の人に説明するのも互いに難しくなると思うので、手っ取り早く「ゲイです」としていることもあります。まずはカテゴリーで大きく分かってもらって、その後の付き合いやコミュニケーションから自分のことを知ってもらえたり、相手のことを知れたらうれしいなと思っています。

今回の記事は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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