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鬼滅の刃が教えてくれる「強い自分」の作り方とは?

今回は大人気の「鬼滅の刃」からインスパイアされた、

強い自分の作り方

についての話です。

以前たまたま『鬼滅の刃』のアニメを一気見して、その翌日劇場版を観に行ってきまして。
その一日二日で受けた感動と発見が本当に大きかったんですよね。

話の内容はいろんなところで書かれてると思うので置いておきましょう。
自分は自分の目線でこの作品を追ってみようと思います。

鬼滅好きな方はもちろんですが、例えば、

あと一歩踏み出せない自分がもどかしい
いつも中途半端な自分が嫌い
自分の弱さをどうにか克服したい

と感じているような方はぜひ読んでください。

自分に向き合わされるストーリー

鬼滅、チェンソーマン、呪術廻戦。
人気だけど見ると病む系のマンガ、最近多いですよね。
好きな人がとことんハマるテイストがあります。

この辺りの作品が好きな人と話をすると、

『今週のは気合い入れて読んだ方いいよ』

と脅されたりします。
言った経験、言われた経験、あるんじゃないでしょうか?

でも個人的には周りの人が言うほど読んで病んだことがありません。

確かに話は重いし感情もかなり揺さぶられます。
でも思うのは、

「まぁそうだよね当たり前だよね」

みたいな感覚になってしまう。
そして、そこまで後を引きずらない。
別に冷めているワケではなく、ものすごく感動して心に響いた上で。

じゃあ他の人がぐいぐい引きずられてしまうのは何でだろう。
こう考えてみました。

そして出た見解、というか個人的仮説がこちら。

「鬼滅系の作品を読んで病む人は自分自身に向き合いきれてない人」

あくまで個人的仮説です。

この手の話の共通項は、今の時代多くの人が抱えていそうな「弱さ」をものすごく如実に描いていることです。

みんな気づいている。
でも自覚しきれない、したくない部分。
これをとにかくゴリゴリと描いています。

例えば、

『努力したいけどできない』
『弱いから逃げ出したい』
『何をやっても怒られる』
『頑張っても成果が出ない』
『自分の意志がない』
『親に認められたい』
『もっと強くなりたい』
『幸せになりたい』
『普通に楽しく暮らしたい』
『あの時あぁ言えたら後悔しなかったのに』

こんなもの。
これを身近な人や推しキャラの死で嫌でも見せてつけてくる。

だから、弱さを自覚したくない人ほど、無意識に心をえぐられるんじゃないかと。

いつも隠している部分。
でも本当は気づいてる部分。
それを、自尊心のため、良い格好するために、見て見ぬフリをしている。
あるいは、自分を自分で傷つけないようにフタをしている。
でも、全部自分自身の一部だということにも気づいている。

こんな人は多いでしょう。
だからこそいろんな人に響くんです。

今の社会は、自分と向き合うチャンスや環境がなかなか少ないです。
だから、自分に自信がなかったり、自分のことを認められなかったり、本当にやりたいことを本気でできなかったり。
そんな人がたくさんいます。

だから鬼滅は、今の人の心を揺さぶるのがすごく上手なんだなって思います。

自分をまるごと認められることの力

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そこで質問です。

アナタは自分のことをまるごと認められていますか?

まるごと全部自分を認められる人って強いんです。

そういう人は、

自分にはできないことがあることを自覚している
いつでも足りない部分があることを分かっている
セルフコントールできない自分がい続けていることを把握している
全然完璧じゃないと思っている

と思っています。

でもこれは例えば、

『自分はブサイクだからどうせモテない幸せになれない』
『自分には能力がないから成功なんてしない』

こんな後ろ向きな開き直りとは違います。

足りない部分があっても弱くても欠けていてもいい。
それ以外でできることがちゃんとある。
失敗したけど、今は良い体験だとちゃんと思えている。
時間を使ったけど、その分プラスになったこともある。
そこには自信がちゃんとある。
だから、それでOK。
そういう自分も自分だ。
だからいいと思えている。

こんなふうに、少なくともその本人の中では、弱さも強さもどっちもまるごと認めている状態なんです。

このステージまでたどりつけていると、よっぽどのことがない限りぶれません。
必要なときに必要な行動が必ず取れます。
そして、その先で得る結果を自分の理想に近い形に作り上げられるようにもなります。

ここで大事なことは、こんなふうに自分と向き合えるかどうかで良いか悪いかを決めない、といいうことです。

もう一度言いますが、向き合えれば良い、できないのは悪い、というのではありません

人にはそれぞれ人生の進度があります。
その人の今にちょうどいい度合いで全ての物事は進んでいます。
チャンスがたまたまあって、そこに挑戦できた人は向き合えるようになる。
ただそれだけです。

必要な人には必要なときに自分と向き合う時が必ず来ます。

どんな自分でも自分と受け入れる方法

弱くてもそれをちゃんと自覚している。
それでも前に進んでいける。
自分に何かできることはないかと模索し続ける。
どうやったらうまくいくかと悩み続けてる。

こんな人って、弱いけど、その分強いですよね。
そういう人にしかない力ってありますよね。

だから思うんです。

自分の中の弱さから目をそらし続けちゃうのは勿体ない

って。

直視できないのは仕方ありません。
しんどいこともありますよね。
でもずっと目をそらし続けると、その分本当の自分になれない時間が伸びてしまいます。

マンガを見たり、SNSを見たり、他の人を見たりして、こんなことありませんか?

『こういうのは嫌い』
『あぁいう言い方受け付けない』
『何とも言えないざわついた感じがする』

こんなふうに感じていたら、ぜひ次のことに気づいてください。

実は相手のその言動は、自分自身の弱さだったり欠点だったりする

その嫌悪感や生理的拒否感、ざわつきは、自分の中で認められない自分を他人の言動の中に見出だしている、ということだからです。

ここに気づけたら、少しずつでいいから、

『こんな自分でも自分だし』

と思えるようになっていきましょう。

これは諦めでも開き直りでもないんです。
自分自身を受け入れるのに必要な考え方です。

そしてこれが腑に落ちるようになると、見える世界は確実に変わっていきます。

人はどうしてもネガティブなものに意識を奪われます。

『努力したいけどできない』
『弱いから逃げ出したい』
『何をやっても怒られる』
『頑張っても成果が出ない』
『自分の意志がない』
『親に認められたい』
『もっと強くなりたい』
『幸せになりたい』
『普通に楽しく暮らしたい』
『あの時あぁ言えたら後悔しなかったのに』

こんなふうにいろいろ思うところはあるでしょう。

でも、ここまで話してきたように、実は自分が変わる必要はありません

自分が自分であることに気づく。
自分をまるごと認められる。

これが腑に落ちるようになると、見える世界は確実に変わっていきます。

そしたら、正しい場所で努力できるようにもなります。
自分だけの強みを発揮して逃げずに立ち向かうこともできます。
自分の実績がいろんな人に認めてもらえるようにもなります。

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鬼滅を始め、今人気のマンガの主人公たちは、このあたりのことを地で行っているんじゃないかなと思います。
だから弱いし強い。
だから見てる読者が自分自身と重ねてしまったりするんですよね、きっと。

これが個人的な、鬼滅の刃から得た「強い自分の作り方」でした。

何かこれで気づいたり感じ取ってくれたりしてもらえたら嬉しいです。
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