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フィンランドの寒く暗い冬どうやって過ごす?

こんにちは!GCSの保坂です。

仙台は最近だいぶ冷え込んできて、だんだん冬に近づいてきているなあと感じます。私が留学していたフィンランドのオウルではもう雪が降っているみたいですね~ オウルは11月あたりから日照時間がぐっと減り、寒く暗い冬に突入していきます。私は、2022年の9月から2023年の5月までオウルに留学をしていたわけですが、かなり早い段階で寒く暗くなりフィンランドの長い冬と共に生活していました。そんな冬をどうやって過ごしていたか今回はお伝えしようと思います。

フィンランド・オウルの冬

寒くて暗いイメージがある北欧の冬ですが、実際どれくらいなんだろうって思いますよね。
11月~3月くらいが寒い季節になるのですが、12月1月くらいの特に寒い時期になると気温は-10度~-20度くらいでした。基本的に-12,3度で寒い時に-20度を超える日がいくつかあったかなという感じです。

「-20度って、もはやどれくらい寒いか分からない!!w」ってなると思うので、分かりやすい例を挙げてみました。
・家庭用冷凍庫-18度以下
・外を歩いただけで、髪の毛・まつ毛が凍る
・湖が凍る
…こんな感じの寒さでした。オウルが冷凍庫の中に入ってしまっている感じですね!w

凍った湖の上で撮影


次に「暗い」に関わる日照時間についてなのですが、冒頭で述べたように11月から日照時間がだんだん減っていき、12月くらいの特に短い時期だと日照時間は3~4時間ほどになります。

左:スーパーにて(12月11日15:47) 右:新しい服を写真撮影w(12月28日15:02)

左のスーパーの写真は、スーパーにお昼過ぎくらいに行って、出ようとしたら真っ暗で驚いたのを覚えています。どちらの写真も15時台に撮ったとは思えない暗さですよね。
太陽が昇らないまま登校し、お昼にちょっとだけ太陽が見えたと思ったら、帰るときには真っ暗…なんて日がずっと続きます。

鬱っぽくなる

この「暗さ」が結構しんどかったです。
これだけ暗い冬が続くとどうしても気分が落ち込んでしまいます。私たち留学生は、ただでさえ慣れない環境で必死に生活してるのに、暗くて寒い状況がずっと続いたら鬱っぽくなってしまうのは当たり前ですよね。私も冬の間はちょっと落ち込んでしまい、気分が乗らない日が続きました。太陽の光を浴びられない分ビタミンDを飲んだ方がいいよーと勧めてもらい、ビタミン剤を買って飲んでいました。
お日様の力って本当にすごいんです!きらきら輝く光を浴びるだけで、青い空が見れるだけで元気になれるんです。オウルに行って気づきました。

そんな冬を楽しく過ごす方法

フィンランドの人たちはこのような環境でもパーティーをお家でたくさんして楽しく冬を乗り越えようとしている印象がありました。フィンランド人の友人がご飯を一緒に食べようとよく誘ってくれて、その友人がとても優しかったというのももちろんありますが、なるべく人とのつながりを見つけよう、保とうとしているのはフィンランドの厳しい冬を乗り越える一つのテクニックなのかなと私は感じました。。そのおかげで私もお家の中でパーティーをして長い冬を乗り越えることができました。
実は、フィンランドはお家や建物の中はとっても暖かいんですね~ 暖房設備がはるかに整っていて、家や学校の中なら薄手の長袖や下手したら半袖でも過ごせるというほどの快適さでした。
また、フィンランドといえばMarimekkoに代表されるようにおしゃれなデザインや家具がありますが、こういったこともお家の中を華やかにして楽しく過ごす工夫の一つなのかなと思いました。

左:手巻き寿司パーティー 右:マリメッコ本社で販売されているカップたち

寒く暗い冬というのは日本ではなかなか体験できないことだと思います。乗り越えるのは大変でしたが、その分人と人の繋がりが深まり人の暖かさをより感じることができた貴重な経験だったと感じています。

そして何よりこのような環境だからこそ…

私のカメラでは綺麗に撮れず、オウル在住の方の写真をお借りしました。

こーんな綺麗なオーロラが見れました!

留学は、キラキラしたキャンパスライフを過ごす!というようなイメージがあるかもしれませんが、大変なことももちろんたくさんあります。私は、この寒く暗い冬というのが大変だったことの一つでしたが、仲間と助け合いながら過ごし、乗り越えることができたのは自分にとって大きな自信になりました。今回の記事を通して北欧留学、フィンランド留学に対して少しでも興味を持ってもらえたら幸いです。

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