グダニスク

グダニスク

最近の記事

もし社会党が政権を取っていたら、日本はどうなっていたのか

はじめに 55年体制は政権与党の自民党と野党第一党の社会党が対峙していた政治体制だった。そこには政権交代はなかった。なぜ社会党が政権が取れなかったかというと、社会民主主義化の遅れ、少ない党員数と脆弱な組織だと考える。もし、これらの条件を満たし、社会党が政権を取った場合、日本はどうなっていたか考察していきたい。  社会党が政権を取るシナリオは2つある。1つ目は60年代に党改革が成功して、政権を奪取するシナリオ。もう一つは80年代の労働戦線統一の際に江田五月や山岸章の尽力で社会党

    • 発達障害あるある「人生が楽しくない」

      なぜ発達障害者は人生が楽しくないのか人間関係の構築が困難 発達障害者とりわけASD持ちは人間関係の構築と維持が困難だ。雑談が苦手、他者視点で物事を考えられない、興味関心の偏りなどが原因だ。学生時代から友人が少なく、学校行事を楽しめない。空気の読めない言動で周囲に不快感を与え、村八分やいじめに遭う。こうした経験から心に傷を負い、人間不信になることもある。 スクールカーストも常に最底辺だ。イベントに積極的に参加することもできなく、人から避けられるので、対人能力を向上させる機会

      • 政治や経済、社会などに関心を持つことの重要性

        はじめに 近年、政治や経済、社会など時事問題に関心を持っている若者は少ないと考える。理由としては、政治など社会的な情報よりも個人的な趣味に関する情報への興味が強いためだ。NHK文研フォーラム2019「世論調査から探る人々のニュース・情報選択~メディアは社会をつなげるか~」の資料によると、関心のある情報ジャンルで、個人的な趣味に関する情報が、政治・経済・社会に関する情報を上回っていた。  維新の会が若者に対して行った、調査では興味関心がないと答えた人が4割を超えていた。これは

        • 発達障害者の圧力団体を作る構想について

          はじめに 私は先日、「発達障害者の声をどう政治へ届けるか」と題した記事を書いた。 その記事内で、発達障害者を組織化し、票田とするために圧力団体を作ることを構想した。それについて深堀した記事を書いてみる。 活動内容 発達障害者の圧力団体を作るうえで、会員にメリットのある組織を作る必要がある。発達障害者による発達障害者のための活動が求められると考える。 政治活動  発達障害者の声を政治に反映させることが主目的なので、政治活動は必要だ。具体的な活動として、陳情、請願、選挙運

        もし社会党が政権を取っていたら、日本はどうなっていたのか

          発達障害者の声をどう政治へ届けるか

          はじめに 近年、発達障害に対する理解は深まっている。しかし、まだまだ十分とは言えない。障害年金や障害者雇用などの制度はあるが、欠陥があり、不十分だ。加えて、発達障害者に対する偏見や経済苦などの問題もある。具体的には障害年金の低さや制度へのアクセス困難、診断と手帳取得の躊躇いなどだ。発達障害当事者の声を政治に届けることができれば、こうした状況は改善されると考える。具体的には発達障害当事者を議員として送り込むことを考えている。 発達障害者の議員を送る目的 発達障害当事者を議

          発達障害者の声をどう政治へ届けるか

          発達障害者が話を引き出しを増やすにはどうすべきか

          はじめに ASDは興味関心の偏りが強く、話の引き出しが少ない。そのため、雑談の難易度が健常者と比較して高く、周囲と打ち解けるのが難しい。加えて、人間関係を維持、発展させるのも困難だ。これに対する対処法は話の引き出しを増やすことだ。  ASDを持っていると、先述した興味関心の偏りやこだわりの強さで、話の引き出しを増やすのが難しい。理由として、興味のある分野以外の情報はなかなか頭に入らないためだ。対策として、趣味やコンテンツの食わず嫌いを辞めること、興味のある分野と結び付けるこ

          発達障害者が話を引き出しを増やすにはどうすべきか

          発達障害クローズ就労あるある

          相談相手がいない 発達障害を隠していて働いていると、発達障害特有の仕事の悩みを相談できない。そのため、対処法なども自分で模索するしかない。しかし、どうすべきなのか分からない。私も働いているときは常にこの悩みを持っていた。障害を打ち明けると状況がより悪い方向に行ってしまうという懸念があり、なかなか相談できない。 同期との差に焦る スペックが低いため、OJTの進捗や仕事の出来で差が出てしまう。原因は非認知能力が低いためだ。故に、どんなに頑張っても健常者と障害者の差はなかなか埋め

          発達障害クローズ就労あるある

          発達障害あるある「25歳を過ぎると人生の差を実感する」

          なぜ25歳を過ぎると人生の差を実感するのか25歳以降の人生について  25歳以降になると結婚や出産、昇進などの多くのライフイベントがある。実際に自分の周りでこうした出来事を経験した人は少なくない。 実際にデータに表れている。例えば、男性の結婚の中央値は28~29歳、最頻値は27歳だ。男性の平均年収は27歳で400万円を超える。( https://doda.jp/guide/heikin/age/ )したがって、20代後半は多くのライフイベントを経験し、成長する年代だ。 2

          発達障害あるある「25歳を過ぎると人生の差を実感する」

          挨拶と自己紹介

          挨拶 どうも初めまして。グダニスクです。note初心者なので、見苦しいところもありますが、よろしくお願いいたします。このnoteでは主に発達障害関係を取り上げていきたいと思っています 自己紹介 私は現在休職中ですが、職業は会社員です。ASD持ちで、これがの原因だと思っています。年齢は20代半ばです。趣味は読書、政治評論、アニメ鑑賞などです。多趣味なので、発達障害関係だけでなく、他の分野の情報発信もしようと思ってます。

          挨拶と自己紹介