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劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編 感想memo

劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編(2020年)
上映時間:80分
監督:今千秋

<声の出演>
三石琴乃  福圓美里  野島健児
金元寿子  佐藤利奈  小清水亜美
伊藤静    皆川純子  大原さやか
前田愛    藤井ゆきよ 広橋涼
村田太志  中川翔子  松岡禎丞
菜々緒    渡辺直美  上田麗奈
諸星すみれ 原優子   高橋李依
日野聡    豊永利行  蒼井翔太

<あらすじ>
今世紀最大の皆既日食に世間が沸く中、月野うさぎとちびうさはゴールデンクリスタルの封印を解く「選ばれたる乙女」を探すペガサス・エリオスに助けを求められる。同じころ、街に謎のサーカス団「デッド・ムーンサーカス」がやってくる。彼らは月と地球、さらには宇宙の支配をたくらんでいた。ちびうさがエリオスに恋する一方で、地場衛はうさぎの足を引っ張っているのではないかと考え、うさぎは衛を危険な状況に引きずり込んでいると苦悩していた。

ー感想ー

高い人気を誇るアニメ「美少女戦士セーラームーン」の劇場版で、武内直子による原作コミックの4期「デッド・ムーン編」を前後編で描くアニメーション。

子どもの頃にセーラームーンを見て育った世代なので、現代技術を用いて美しく復活してくれただけでも感無量です。
しかし旧アニメの「デッドムーン編」の終盤が放送されていた頃の私はちょうど「セーラームーンからはもう卒業!」とイキっていた年頃でした‥。まさか20年後に劇場まで足を運んでセーラームーンを観ているとは、子どもの頃の私は夢にも思ってますまい。

こちらの映画は2014年から始まり3期まで放送されたTVアニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」の続きとなるストーリーで、内容は原作寄りとなっているようです。
私は原作はほぼ未読なので、ところどころで驚く展開もあり楽しめました。セーラー戦士たちの幼少期や家庭環境も知れて良かったです。

そして旧アニメで大人気を博した敵側のキャラクター、アマゾン・トリオは、本作では出番少なめでしたが、声優さんの熱演が素晴らしかったです。

前編ということで、ものすごく気になるところで突然終わります。早く後編を見なければ!と思わされます。

★3つ。

※ここから少しネタバレ含みます

原作はほぼ未読ですがpixivやWikipediaでいろいろネタバレは踏んでおります。

レイちゃんが従えているカラス・フォボスとディモスが人間の姿になる場面も驚きませんでした。人型のフォボス・ディモス可愛かったです。

しかし猫のアルテミスが急に人間の姿になったところは驚愕しました。ヘソがチラ見えする絶妙なファッションセンスでの登場に思わず「!?」。
人型になれるとなると、美奈子ちゃんに「君は日に日に美しくなっているよ、まるで美の女神・ヴィーナスに近づいているようだ‥」とうっとりする場面がちょっといかがわしいのはきっと気のせい…。

物語のキーパーソン・ペガサスも本当は人型ですが、旧アニメでもそうだったので驚きはありません。
ですが、ちびうさの唇にペガサスが鼻を押し当てた次の瞬間、人型になってキスになっている場面がとても良かったです。枯れた心が潤う場面となっておりました。

ちなみにセーラームーンに出てくるイケメンと言えばタキシード仮面が有名かと思いますが、タキシード仮面こと地場衛さんは作中ほとんどずっと病床に臥せっておりました。後編では活躍するのかな?

今回のイラスト
フィッシュ・アイ可愛かったです。

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