バチッと噛み合う不動の凸凹フォークデュオ-HONEBONE/満月こわい

アメリカ×日本ハーフ美女EMILY(Vo)と純日本人なKAWAGUCHI(Gt)によるデュオ「HONEBONE」

アー写を見るとロックな人達かな?と思ってしまいそうですが、アコースティックギターとボーカルというド直球なフォークデュオです。最初はチグハグな感じがするかもしれませんが、即そんなことを忘れる位にグッドなギターメロディ、そしてハッキリとした生々しい歌声で奏でられるフォークです。

3rd Album「船出」より「満月こわい」

ポップでしみじみなサウンドと共にタイトル通り、最初から最後まで“満月こわい”と歌っています。
なぜこわいのか?
満月の光に曝された狼が遠吠えせずにはいられないように。満月によって心の奥底に閉じ込めていた、見たくない日々の嫌な事、自分自身の嫌いな部分などなどを含めた自分の心が丸裸にされて直視せずにいられない、自分自身をそっくりそのまま写す鏡のようなものだから。
なぜこわいのか?
落語「まんじゅうこわい」のように”満月こわい”と言いながら、その実、自分自身をそっくりそのまま写しだして、自分自身と向き合う時をこれからずっと与えてくれる満月のことが好きだから。

かもしれません。

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