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技術書典14にお越しいただきありがとうございました

5月21日(日)に技術書典14オフラインが開催され、新刊「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」を無事頒布することができました。ご来場、ご購入いただいたみなさまありがとうございました。また、主催者のみなさん、出展サークルのみなさん、印刷所のみなさん、お疲れさまでした。

忘れないうちに、今回「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」を手に取って下さった人たちの声をまとめておきたいと思います。

ちゃんとターゲットに刺さった!

今回の新刊はターゲットがとても明確でした。すなわち、現在中国とやり取りがあるハードウェア開発現場の人、またはAliExpressなどで日常的に電子部品を購入している電子工作ファンなどです。

購入してくださったのは普段メイカーイベントでよくお会いする方はもちろん、意図したターゲットと思しき人ばかりでした。
「これは便利!」「これがあるとすごく助かる」と直接お声をかけてくださった方、パラパラと数ページめくっただけで、ニッコリ笑ってすぐに購入してくださった方、他の人の対応中で一言もお話しできなかったのに、スッと手に取ってサッと支払い用QRを読んでくれた方、等々。
また、Twitterではこんな嬉しいお声も。

ターゲットが狭い分、深くしっかり刺さっている!という手ごたえを感じることができました。

「ITエンジニアのための中国語入門」も好評

今回は参考見本として商業誌の『ITエンジニアのための中国語入門』も展示しました。扱っている単語がどれだけ違うか比較検討してもらうためです。
出版からもう2年半が経ち、必要とされているエンジニアにはほぼ行きわたった感があったので、「これ持ってます」とお声をかけていただくのは想定内でした。が、それ以上に「これを買いたいです」「こんな本出ていたんですね」といった声が多く、嬉しい反面、まだまだ必要としている方に届いていないのかな?と新たな宿題をもらったような気もしました。

それから、すでに購入いただいた複数の方に「音声があればもっといいんですけど」と言われました。これは大問題です。『ITエンジニアのための中国語入門』には音声を聴ける特典がついているのに、伝わっていなかったのです。なんてこったー!!という感じです。改めてここでご紹介させていただきますので、お持ちの方は「本書の特長と使い方」P5をご確認ください。

コロナ禍が収束に向かい、世界中でまた自由に行き来ができるようになってきました。それに伴い、今再び「IT中国語」を必要としている人が増えているのかもしれません。一部用語が古くなっている部分もあるかもしれませんが、これだけIT中国語を網羅している日本語書籍は他にはまだないはずなので、もう一度積極的な情報発信をしていきたいな、と思いました。

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「メイカーのための中国語入門」を再評価

もう一つ、以前萌神チームのみんなで作った「メイカーのための中国語入門」も参考品として展示しました。中国の電気街で買い物をする時のスクリプトやテックシティ深圳の情報を豊富に収録し、初めて中国テックに触れる入門書としてとても楽しい読み物に仕上がっています。実際、「自分には新刊よりこちらの方が合っている」という声も多かったです。

この本の初出はコロナ禍で急遽オンライン会場の開催が中止となった2020年春の「技術書典8」。その後、定期的に行っていたリアルの勉強会も開催できなくなり、思っていたような頒布ができないままでした。すでに3年の月日が経ってしまいましたが、掲載したスクリプトはごく基本的な中国語ばかりなので、まだまだ実用に耐えると思います。
今後は勉強会も再開予定なので、こちらもまた積極的にアピールしていきたいと思いました。

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今後も日中の開発現場で実際に使われている語の収録に励み、「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」も第2弾、第3弾と頒布していきたいと思っています。ご期待くださいー!!

「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」は引き続き2023年6月4日まで「技術書典14 オンライ会場」で電子版をお求めいただけます。
その後の頒布についてはTwitterでお知らせしますので、物理本が欲しい方などぜひフォローをお願いします。

★「ハードウェアエンジニアのための中国語入門」(技術書典14 オンライン会場)
Twitter:https://twitter.com/25rin


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