ラーメン4.0@開業日記#102 経営計画④ 5年後のビジョン

今日は経営計画シリーズ第4弾で「5年後のビジョン」というテーマで書いていこうと思います。
経営には、現場をしっかりと動かすシステムなどの短期的なプランと自社をどのように成長させていくか、どこに向かうかという中長期的な方向性の両方を考えていくことが重要になります。
ラーメン店は個人経営が多いのが特徴で、個人経営だと日々の営業で手一杯で中長期的なプランが立てられずに、日々の延長線上がずっと続くというのが現状です。
なので、最初に中長期的な流れを決めてそこに向かっていくというのがとても大切なのではないかと考えています。
それでは今日も最後までよろしくお願いいたします。

まずは最終目標を決める

起業するときに見落としがちなのが、そのお店を最終的にどうしていきたいのかということです。
もちろん経営しながら考えが変わることは良くあることですが、最終ゴールを決めないことには5年後のビジョンも見えてきません。
会社(企業)のゴールは一般的に2つと言われています。

・上場
・売却(M&A)

です。

上場は東証一部、二部などさまざまあります。
なぜ、上場がゴールなのか。
普通の人の感覚だと、←僕も知るまではそうでした!!
上場してもその後は、代表取締役や会長など結局会社に関わっていくから一つのゴールではあるけどまだ続くのでは?

という疑問が湧いてきます。
それが、上場(公開株化)して株券を買ってもらい、投資家の人からお金を集めると会社は投資家の物になります。
実際は投資家の人が会社を動かすわけでは無いですし、資産も会社の物なので、分かりづらいですがそういうものだと思ってもらえれば大丈夫です。
詳しく知りたい人はググればたくさん出てくるので調べてみてください。

なので、上場が一つのゴールと定義されています。

もう一つはわかりやすいと思います。
自分の作った会社を大手などに売却して利益を得ることです。
会社そのものを売ってしまうので、当然そこで終了になります。

どちらを目指すべきなのか?

この2択しかない場合は、人にもよると思いますが私は、まず上場を目指していくのが自然かなと思います。
自分に自信があり、作ったシステムも自信があるのなら頂点まで突き詰めるべきと考えてしまいます。

売却を考えながら始める人は中々いないのではないでしょうか。
売る前提ですべてを考えていく。
少し読んだところだと、大企業の足りないところを見つけてサービスを開発、そのままバイアウトする人もいるらしいです。

この二つしかないと言われると、ちょっとピンとこないですよね。
特に飲食店の場合は「100年続く老舗料亭」とか「地元に愛されて20年」とかをよく見かけます
この人たちが上場だったり、売却をしようと思っているようには感じません。

そうすると飲食店にはほかにも答えがありそうです。

飲食店のゴールとは

飲食店のゴールはお店の経営者が独自に決めるべきなのかなとは思います。
大手の飲食店のように大規模展開して、上場するという道もありますし、地元に愛されながら、1店舗で家族経営をする道もあると思います。

どれが正解ということは無く、重要なのは経営者がそのプランをしっかりと決めておくということだと思います。

上場したいのに、10年間やって最初の1店舗しかなかったら全く進んでないですし、地元に愛されるお店なら、無理して店舗展開をする必要はないと思います。

とっと~との5年後のビジョン

とっと~との5年後というと以下のような進行を計画しています。

一年目:開業&店舗運営を安定させる
二年目:2店舗目・3店舗目OP・コンサル業務開始
三年目:コンサル業務を安定収支化
四年目:4店舗目・5店舗目OP・法人化
五年目:海外進出

という流れで組んでいます。

重要なのは、コンサル業務+海外展開です。
日本の人口は減っていくのは確実で、人口が減ったからと言って一人が食べる量は全く変わらないので、自然と飲食店は減っていきます。
ただ、飲食店の開業ハードルは低く、45歳リストラ時代に突入するということは、開業する人はそこまで減らないのではと考えています。

なので、店舗展開は海外で国内ではコンサルを軸にしていこうと考えています。

コンサルをするのに、実績があるお店が無いと信用してもらえないので自分のラーメン店をオープンさせるというところもあります。

それではまた明日!!

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