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ブルーリボンバッジを外させた非常識な裁判官の行為を国が正す絶好の機会やで、岸田首相。決断を。

 キッシンジャーさんが亡くなりました。100歳、大往生ですね。この人は毀誉褒貶ありますが、間違いなく世界史を動かした人ですね。私ら日本人にとっては田中角栄さんを逮捕させた張本人、でしょうか。日本と日本人が大嫌い、なイメージもありますね。ところが私が知らんかった話が今日(12/1)の産経抄に出ていました。

 ▼一方でキッシンジャー氏は北朝鮮による日本人拉致事件に関心を寄せていた。2007年、ニューヨークの国連本部で開かれた映画「めぐみ―引き裂かれた家族の30年」の上映会に参加後、「胸が痛む。国際社会は日本の努力を支援すべきで、国際社会がかかわればすべての家族は帰ってこられるだろう」と語っていた。自信に満ち時に高慢ともされる氏の横顔だ。
 ▼キッシンジャー氏に対北朝鮮への戦略はもう聞けないが、当然、日本の覚悟と取り組みが問われる。冷徹に国益を追求した氏の外交を改めて教訓としたい。

ホワイトハウスを訪れたキッシンジャー米元国務長官=2017年10月(AP=共同)

 どこかのイスラエルの首相なんかと違うて、一応、普通の人間の心は持ってはったんかも知れません。13歳で親と引き離されてもう46年、音信不通なんて、もうこんな非人道的な話はあらへんですからね。そしてその拉致問題が微妙に動いてる気配があります。

 今日(12/1)の救う会全国協議会ニュースに、「北朝鮮の最新情勢を知り、全拉致被害者救出への方途を考える国際セミナー12/15(金)ご案内」と出ていました。

 昨年10月23日の国民大集会以降、岸田文雄政権は「拉致問題は時間的制約のある人道問題」だと繰り返し述べた。今年2月家族会・救う会は「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が人道支援を行うことに反対しない」という運動方針を決めた。

 今年2月から救う会は、方針を変更して来たんですね。先月の北朝鮮の今年3度目の軍事偵察衛星発射、つまりは国連安保理制裁で禁止されている弾道ミサイルの発射を非難しつつ、

ロシアも中国も大規模な人道支援は行っていない。したがって、北朝鮮にとっては、岸田文雄政権が提示した人道支援と拉致被害者の帰国という取引は、今も魅力的な筈である。

と述べてはります。水面下の動きは、絶対に表に出てきたらあかんので、一切わかりませんが、動いている可能性は大いにありそうです。そして支持率絶賛下落中の岸田くんではありますが、つい先日の「国民大集会」で、頼もしい挨拶をしたことを産経新聞の小島新一さんが書いてはりました(ブルーリボンバッジ訴訟 首相は和解決断を)。

「本日、この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い思いが示されることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。その声こそが、国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことにつながっていくと信じています」
 26日に都内で開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」(家族会・救う会など主催)に参加した岸田文雄首相は、拉致問題解決を金正恩・朝鮮労働党総書記と直談判する日朝首脳会談の実現への強い意欲を繰り返し示しながら、最後は国民の団結による後押しを訴えた。

 上に続けて、小島さんは書いてはります。

 であれば、首相に申し上げたい。国民の一致団結を求めている姿勢をアピールするのに絶好の機会がある、と。ある訴訟の和解に国として応じることである。

 そうなんです岸田くん、「絶好の機会」です。拉致問題の解決に向けた国民の願いを象徴するブルーリボンバッジを裁判官が外させたことは間違いでした、と言える機会が「ブルーリボン訴訟」で出て来たんです。「法廷でブルーリボンバッジを外さへんかったら、裁判は開かへんぞ」と命令した裁判所、つまりは国を訴えたブルーリボン訴訟が、最終局面を迎え、原告側から「和解提案」がなされたんです。

 詳細は原告の一人である南木隆治さんのブログにあります(昨日10月26日の大阪高裁「ブルーリボン訴訟」森崎英二裁判長が「結審」を「宣言」しました。 当方は、裁判所の判断ではなく「国」が答えるのだったら、裁判を取り下げる代わりに、国(法務大臣)の見解を示してもらいたいという「和解案」を申し入れました。)。

 裁判所は意地でも「法廷警察権」をかざして「賠償」は認めへん方向です。バッジを外させた裁判官の証人尋問も認めませんでしたからね。もしそんな判決が出てしもたら、せっかく岸田くんが「国民の一致団結」を言うてるのに、それに真っ向から冷や水を浴びせることになります。しかも、「このタイミングで!」。

 せやからこそ原告側は、「賠償」なんかいらん、国が謝ったら「和解」したると言うてるわけです。岸田くん、渡りに船とはこのことや。小島さんの記事は最後にこう結んではります。

 原告側弁護団はすでに、国による遺憾の意の表明など複数の和解案を大阪高裁に提出ずみだ。国が和解に応じれば、女性従業員側支援者の誤解は解け、拉致問題より裁判の迅速性を優先させた裁判官の歪みも正すことになる。バッジや拉致問題への正しい理解を広めることになり、岸田政権として、「国民の一致団結」を重視しているとアピールできるはずだ。

 「内閣委総理大臣、岸田文雄」が決められる話なんやで、キッシー。決断は一択でよろしくお願いしますね、岸田首相。私ら一般国民は、ひたすら祈るしかあらへん。せめて何か自分に出来ることがないかと掲げたのがこれ、今もまだ頑張ってくれてます。

 そしてこれの向かって左側の貼り替えの提案がこれです。

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【文中リンク先URL】
https://www.sankei.com/article/20231201-M5G6O36KDFMJJOY77CDJPFJMDE/
http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_8055.html
https://www.sankei.com/article/20231201-JJPULUJKRNP5TLOHEZ4BI5GSAA/?416270
http://huji1.jugem.jp/?eid=80

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