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耕不尽~はたらくということ~:医療スタッフ

先月初めて病気で入院し気付いたことがあります。それは医療スタッフの若さです。最前線で奮闘されているドクターはじめ看護師、サポートスタッフの多くがとても若いと感じました。これまでの私の病院に対するイメージは重鎮のような雰囲気のドクターに凄惨な現場でも全く動じない肝の据わったベテラン看護師でした。かなり偏見が入っていますが・・・

私自身が歳をとったこともあります。会社において地位が上がるにつれて教わることも指示されることも減っていきます。ましてや若いメンバーからは皆無になります。むしろ立場上、彼らが言うことを確かめる(疑われてると思われているでしょう)ことすらあり、場合によっては間違いを正します。

病院ではそうはいきません。若かろうが頼りなさげに見えうが信頼して身を預けるしかありません。しかし若いみなさんはとてもプロフェッショナルでした。加えて、私が入ったおじさん4人部屋のどの患者とも彼ら彼女らなりに敬意をもって接する姿はとても素晴らしく感心しました。気を遣ってもらって申し訳ないという感情も湧きました。

会社勤めでは気付き難かったのですが今回の入院を通じて若い世代がしっかりと社会を背負いつつあるのだと実感しました。頼もしいです。私自身は次の世代に繋ぎ託していく世代に入ってきていると思います。若い世代と協調しながら自分世代の役割をしっかり果たしていけるようなキャリアを作っていきたいと思います。

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