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タクシードライバーは低賃金なのか?
タクシードライバーの賃金が低いという話題はよく聞かれます。
実際にそうなのか???
現役タクシードライバー的に考察してみたいと思います。
まず、手元に2023年のタクシー乗務員の推計年収の資料がありますので、そこから抜粋して現実の数字をお見せします。
全国のタクシー乗務員の推計平均年収が「418万9900円」で、前年比57万6600円アップとなっています。
コロナ禍からの回復途上ですが、実感
2024.4.8 日本版ライドシェア始動初日!
いよいよ日本版ライドシェアがスタートしました。
まずは首都東京でスタート。
報道でも出ていた通り、大臣が出席してのセレモニーも行われました。
都内をはじめ、国内4区域で今月中にスタートする準備が進められています。
5月からは、更に8区域が追加されることも決まっています。
見切り発車感は否めませんが、河野大臣も「変えていく」と言っているように、利用者も事業者もドライバーも「より良いもの」にしていく
2024年4月8日・日本版ライドシェア始動!
いよいよ日本版ライドシェアが始動します。
2024年4月1日より解禁された日本版ライドシェアですが、準備が間に合わずにスタートできないという状況でした。
しかし、4月8日より東京地区(23区など、特別区と武三)で始まり、その他の地区でも順次スタートする予定です。
ちなみに、東京地区では「月~金曜の午前7時~10時台に上限1780台、土曜の午前0時~4時に上限2540台」などの運行時間や上限台
日本版ライドシェア4区域で導入???
2024年3月13日、国土交通省が「日本版ライドシェア」を4区域で4月から解禁すると正式に発表しました。
その4区域とは、「東京23区等」「京浜等」「名古屋等」「京都市等」の区域。
タクシーの場合、営業エリア区域が設定されていますので、ライドシェアのエリア設定もその区域に準じたものとなります。
そして、「運行を認める台数や、曜日や時間の設定」も発表されています。
その時間帯や台数に限り、タク
タクシーメーターの仕組み
分かっているようで、実はよく分からないタクシーメーター&運賃の仕組み。
タクシーで「同じ場所で乗って、同じ場所で降りてるのに、いつも運賃が違うのはなぜ?」って思う事はありませんか?
ドライバーとしても、お客様からそのような疑問を聞かれたり、場合によってはクレームやトラブルになることがあります。
この記事では、なるべく分かりやすく説明させていただきます。
何故、タクシーは乗車のたびに運賃が違
タクシードライバーが喜ぶ「目的地の伝え方」
現役タクシードライバー的、タクシー乗車時の「行先の伝え方」をレクチャーいたします。
今は、タクシーアプリ等を使うことによって、乗車時に行先を告げなくても済む場合もあります。
しかし、流しのタクシーを拾う場合や、アプリを使っていない場合には、タクシーに乗ったら先ず「行先」をドライバーに伝えなければなりません。
私のお客様でも、「どのようにドライバーに伝えたら良いか分からない」という声を度々いた
「タクシー運転手さん、美味しいお店に連れてって」はホント?
テレビ番組等で、「タクシー運転手さんに美味しいお店を紹介してもらう」というような趣旨のモノがありますが、これについて私なりの想いを書いてみたいと思います。
まずは、10年ほどタクシードライバーをしている私が、お客様から「美味しい(オススメの)お店に連れてって」と言われた経験ですが、2〜30回程度でしょうか。
年間で延べ一万人ほどの方にご利用頂いてこの回数ですから、こうした質問はレアケースだと思っ
転職のコツ!!自分に合ったタクシー会社を見つけるには??
現役タクシードライバー的、タクシー会社に就職を希望する方へのアドバイスをお伝えします。
特に、未経験でタクシードライバーになりたい方へ、ぜひ参考にしていただきたい情報をお教えします。
何故なら、私はタクシードライバーとして働く人を、もっともっと増やしたいのです。
しかし、せっかくタクシードライバーになったのに短期間で辞めてしまう人が実に多いんです。
その一因として、その方に合っていないタクシ
タクシーの様々な割引制度
タクシー運賃は認可制で、それぞれの地域によって運賃は様々です。
ほとんどの地域では、地域内のタクシー会社が同一運賃で営業していますが、大都市などの一部の地域ではタクシー会社によって多少の運賃の差があります。
しかし、運賃に差がある地域でも、必ず運輸局の認可を受けた運賃となっています。
そんなタクシー運賃ですが、いくつかの割引制度もあります。
地域やタクシー会社によって違いがありますが、ここでは
増え続けるタクシー会社の倒産と廃業
昨年ごろからタクシー会社の倒産や廃業が増えてきました。
最近でも、秋田県の秋田中央タクシー、長崎県の島原タクシー、愛知県名古屋市の毎日タクシーなどが倒産や廃業となりました。
これらの会社は、地域で大手や中堅と言われるタクシー会社で、地域の足の衰退は大きな問題となっています。
今回は、その理由や原因について、現役タクシードライバーの視点から書いていきたいと思います。
元々利幅の少ないタクシー業で