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【1分de本のプレゼン】【本で語る/本を語る】

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stand.fmでお話しした番組のうち、本の紹介にかかわるものをまとめておきます。
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記事一覧

【本で語る/本を語る】小野正嗣『フランツ・ファノン』(NHK出版)

フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』(みすず書房)は、私にとってとてもとても大切な一冊…

小池陽慈
2週間前
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【本で語る/本を語る】頭木弘樹『自分疲れ』(創元社)

 人間について、「こころ」と「からだ」を分けてあれこれと考えるというのは、相当に根強く、…

小池陽慈
1か月前
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【1分de本のプレゼン】梅澤貴典『ネット情報におぼれない学び方』(岩波書店)

 岩波ジュニア新書から刊行されているこの一冊、 梅澤貴典『ネット情報におぼれない学び方』…

小池陽慈
1か月前
7

【本で語る/本を語る】丸山真男『日本の思想』(岩波新書)

 大学受験の浪人時代に、予備校の先生のすすめで読んでみた丸山真男『日本の思想』(岩波新書)…

小池陽慈
1か月前
8

【1分de本のプレゼン】高橋繁行『土葬の村』(講談社)

 死、そして死者を送り出すことは、私たち人間にとっての一大事です。それゆえに人間は、太古…

小池陽慈
1か月前
3

【本で語る/本を語る】山尾悠子『夢の遠近法』(ちくま文庫)

 幻想小説──しかも、ナンセンスな物語を、私は好みます。ある意味で、文学を読むことの醍醐…

小池陽慈
1か月前
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【本で語る/本を語る】トニ・モリスン『青い眼がほしい』(早川書房)

 stand.fm [ちゃんねるヨージ]、今回は、トニ・モリスン『青い眼がほしい』大社淑子訳(早川書房)を読み、思ったこと、考えたことなどをお話ししています。  ……正直、とても重たい小説です。  アフリカにルーツの一つを持つ、いわゆる黒人の少女ピコーラが、自分にも"青い眼がほしい"と願う……題名にもなっている、このモチーフの意味するところは、もう、この紹介の仕方でご理解できるかと思います。  私は、あらためて、民族や人種、性、その他諸々に基づく差別に、自分なりの立ち位

【本の紹介】高井ゆと里編『トランスジェンダーと性別変更』(岩波書店)

 岩波書店から刊行された、高井ゆと里編『トランスジェンダーと性別変更』は、編者合わせて5…

小池陽慈
1か月前
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【1分de本のプレゼン】廣野由美子『批評理論入門』(中公新書)

stand.fm [ちゃんねるヨージ]の企画【1分de本のプレゼン】、今回は、 廣野由美子『批評理論…

小池陽慈
1か月前
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【読書感想文】河野真太郎『はたらく物語』(笠間書院)

stand.fm [ちゃんねるヨージ【ラジオ版】]の企画【読書感想文】、今回は、 河野真太郎『は…

小池陽慈
2か月前
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【1分de本のプレゼン】宇野重規『民主主義とは何か』(講談社現代新書)

stand.fm [ちゃんねるヨージ【ラジオ版】]の企画、【1分de本のプレゼン】、今回紹介するのは…

小池陽慈
2か月前
5

【読書感想文】安田浩一、金井真紀『戦争とバスタオル』(亜紀書房)

stand.fm [ちゃんねるヨージ【ラジオ版】]で、新しい企画を始めてみました。 その名もズバ…

小池陽慈
2か月前
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【1分de本のプレゼン】岡真理『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)

https://www.threads.net/@koike_yoji/post/C3Prq77PJtY/?igshid=MzRlODBiNWFlZA== 【自著の…

小池陽慈
2か月前
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【1分de本のプレゼン】川北稔『砂糖の世界史』(岩波ジュニア新書)

【自著の宣伝】 『世界のいまを知り未来をつくる 評論文読書案内』(晶文社) 「表象」をキーワードに、様々な概念を解説しながら、「世界のいまを知り未来をつくる」ために是非とも読みたい本を紹介しています!