「笑点」に出演中の林家木久扇が3月で卒業ということで、その次に入ってくるであろう新メンバーの予想をしてみます。

落語業界に全然詳しくない方のために説明しますと、実は落語界は複数の団体に分かれており、現在のメンバーで言うと、

落語芸術協会　ー　春風亭昇太　三遊亭小遊三　桂宮治
落語協会　　　ー　🔵林家木久扇　林家たい平　春風亭一之輔
円楽一門会　　ー　三遊亭好楽
落語立川流　　ー　なし
上方落語協会　ー　なし

って感じの所属になっております。

笑点を作ったのは立川流の立川談志ですが、立川流の人はずっと入ってません。

上方は関西方面の落語家集団ですが、こちらも入ってません。

落語協会所属の木久扇さんが抜けるので、そこから1人入れるのが自然ですが、円楽さんが亡くなったあとに一之輔が入ったので、円楽一門会が1人しかおらず、好楽さんもそう遠くない将来抜けるであろうことを考えると、そこから入る可能性は高い気もします。

となると、

三遊亭兼好　好楽の弟子。落語の実力は相当なもの。
三遊亭王楽　好楽の息子で、先代圓楽の弟子。達者。
三遊亭萬橘　実はメチャクチャ良い。アドリブ効く。

あたりは、落語の腕も人気もあるので入ってもおかしくないと思っておりますが、個人的には三遊亭萬橘を押します。

多分、一般の人は誰も知らないでしょうが、めちゃくちゃアドリブの効くいじられキャラなので、昇太、たい平、一之輔、宮治あたりと絡ませれば素晴らしく面白くなると思います。

ただ、「ご時世」ってものを考えると女性を入れてもおかしくないところ。

この1年くらいで、蝶花楼桃花、立川小春志、林家つる子っていう女の落語家が真打ちになった（なる）ので、そこから誰か入るかもしれませんね。

桃花とつる子は落語協会だし、小春志は立川流なのでバランス的にもありかな、と。

ま、個人的には（落語の実力は別として）全く面白いとは思わない方々なので、宮治と一之輔が入ってせっかく上がった掛け合いのクオリティは下がると思いますが。

絶対入ることはないであろうと思っていた春風亭一之輔が入ったので、それ以外の可能性としても、同じ実力者として私が大好きな、

柳家喬太郎
桃月庵白酒
柳家三三

あたりのモンスターが来る可能性もなきにしもあらずですが、チケット取れなくなるのでやめてほしい（既に一之輔・宮治はめちゃくちゃ取りづらいｗ）。

それと、とにかく替えてほしいのは座布団運びの山田くんです。

いらん。

あいつ、マジでもういらん。「笑点と言えば山田」っていう永遠のマンネリ感をキープするための存在としている以外にいる意味はなく、毎回クッソ寒いことこの上ないので、もう切ったほうがいい。

女性を入れるのならば、そこに上の3人を交互で入れるのが良いかもしれない。

それだと番組のクオリティを落とさずに華を加えられて一石二鳥。

他には、昇太の弟子の昇也とか、柳亭小痴楽、瀧川鯉八、一之輔の弟弟子の一蔵とかも良いと思います。

とにかく、三平みたいにアレな人をアレな感じで使うのだけはやめて欲しいです。