村上龍「オールド・テロリスト」を読んで。
村上龍作品は、以前読んだ「歌うクジラ」という作品がねえ、まあ、作品上の必要性があることは認めるものの「日本語をちゃんと喋れない人」のセリフが延々と続き、読みにくくて読みにくくてしょうがなくて途中で放り投げて以来。
村上龍は多作とは言えず、その後に長編作品は出ておらず、恋愛ものの作品は1本読んでいるんですが体感的にはものすごい久しぶり。
で、読み始めたら、これが超絶ド級エンターテイメントの名作でした。
文庫本で640ページある長編なんですが、初日で2時間くらい読み、次の日