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読書記録:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん11


お休みだったので、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 11」を読みました。
実は一年以上前に購入したきり読んでなかったのですが、部屋の掃除してたら積読たちが出てきたので、とりあえず一冊!ということで。

物語の内容にはほぼ触れてませんが、ネタバレ死ぬほど気にする人は注意です。
(ネタバレというネタバレはしてないつもりですが)











先生のあとがきじゃないですけど、ずいぶん前に読んだきりで、かなり内容を忘れていたので、湯女周辺の人間関係をおさらいしてから挑みました。
シリーズ追っていたのが10年近く前だから、忘れてて当然なんですけど、思い出すために1時間くらい使った。

さて、端的な感想を申し上げます。

すげ~~~~胸糞悪くてビックリしました。(良い意味で)

みーまー基本的に読後感スッキリすること少なかったんで覚悟してたけど、一応完結した後だし緩い感じかと油断していました。
歪みなく(ある)、めちゃくちゃ胸糞悪いです。

基本的に、みーくんまーちゃんの子どもたちのお話。
あらすじとしては、妹・まいのことが見えなくなった姉・あゆが、妹を探して……といったところ。

基本は彼女たち中心なのですが、本編の彼彼女らの様子も垣間見れて嬉しかったです。
皆歪みないな~~!って感じ。
扉絵(?)で出てるのでここはバラしますけど、花咲太郎と湯女さん好きな人は絶対に読むべきです。
他のキャラクターもちょこちょこ出てきますが。

妹と姉それぞれの視点で物語が進むんですけど、1周目の妹視点が意味わからなすぎてゆる~く読んでたら、最後で度肝抜かれました。
読了後、速攻で2周目走りました。うわ~~ってなる。

あまり具体的なことを言うとネタバレになりそうなので、話せないですね。
ただ、読んだことに対しては一ミリも後悔していませんし、ちゃんと読んで本当によかった。
むしろよく今まで積んでたなって感じ。はやく読むべきだった。

あと、個人的にはみーくんのことがより好きになりました。
なんていうか、彼の苦労を想像すると胸が痛くなる。
明確に彼の心情は書かれてないけど、まさにたくさん後悔してきたんだろうなと思いました。

小説読んで、すぐにもう一度読み返したの久しぶりかもしれません。
やっぱり入間人間先生の作品は面白かった!
しばらく先生の本に触れてなかったので、すごく懐かしい気持ちです。

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