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言語の習得は好きなものから。

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こんにちは。山形元気です。

今日は、題名にある通り、
言語習得は好きなものから。ということで
「他言語を勉強している方・苦手な方」
お伝えしたいこと、アクションを書きました。

ぼくが日本人として英語を学んできて、
カナダとオーストラリアに住んでみて
感じたこと、思ったことを
ベースに書いています。

言語習得のモチベーションに
つながれば、幸いです。

まずは今回の結論から書きましょう。
ぼくがお伝えしたいのは、下記の3点です。

結論

3つのアクション
1. 「好きなもの」を習得したい言語で見る。
2. 「今の仕事」を習得したい言語で見る。
3. 「日本」を習得したい言語で見る。

以降、このアクションを
それぞれ詳しく書いていきます。

それでは本文にいきましょう。

1. 「好きなもの」を習得したい言語で見る。

さてまずは、
「好きなもの」を習得したい言語で見る。
ということについてです。

〇〇が好き。〇〇はついついやってしまう。
頭の中で必ず〇〇について常に考えてしまってる。

そんな「好きな〇〇」について調べたり、
見たり、アウトプットする時間はかなり多いはず。

その時間に少し工夫を入れて、
調べたり、見たり、アウトプットするときに
日本語で行う代わりに、習得したい言語で
やってみる。

例えば、

あなたに好きなスポーツがあれば、
スポーツのニュースを他言語で調べて、読んでみる。
野球、サッカー、テニス、どんなスポーツでも
必ず他言語で書かれた記事があります。

好きな俳優、女優、タレントがいれば、
他言語での紹介はどうなっているのか、
Wikipediaなどで言語を変えれば調べることができます。

音楽が好きなら洋楽を調べてみて、
歌詞を見てみたり、アーティストが何を伝えたいのかを
調べてみたりできます。

この好きなことを習得したい言語で見てみることは、
その言語に触れる時間を増やすことであり、
その言語を好きになるきっかけにもなります。

例えば、学校での英語の授業が苦手、嫌いという方は、
「英語使わないし。」「文法わけわからん。」
「スペル覚えられない〜。」と嘆き、
英語が必要、グローバル化に対応、勉強して損はない。
必修科目だから、決まりだからと大人に言われているからって
イヤイヤにやる状態になりがちです。

会社員の方でも同じです。
「急に外資系になって、上司が外国人になった。」
「お客さんに外国人がいて、英語でしか話せない。」
「チャレンジしたいけど、時間がない。」
となってしまいがち。

でも、自分の好きなことについて
他言語で情報収集ができたり、
思った以上に情報が得られると、

「何これ?!こんな情報出てこなかった!」
「次はこれについて調べてみよう!」
「意外と単語を見るだけでも記事が読めるな!」

と少しずつ気づきが生まれて、達成感を感じ、楽しくなり、好きになっていきます。

学んだ結果、自分は何ができるようになるのか。
ということを具体的に自分の好きなことを通して
理解することができるんです。

好きなことなら、ついついやってしまうことなら何でも良いんです。
少しでも好きなことへの触れ方を変えるだけで
思わぬところで、他言語を学ぶ魅力や好きになる
きっかけになります。

2. 「今の仕事」を習得したい言語で見る。

次にお伝えするのは、
「今の仕事」を習得したい言語で見る。
ということについてです。

「今の仕事」と書きましたが、
あなたが一番メインで行っていることです。

会社員であれば、勤めている業界、
会社での業務や仕事内容など、

学生であれば、今学んでいることや
その分野の研究論文、書籍など、

主婦や主夫であれば、料理のことや家事のこと
掃除のコツなどを他言語で調べてみたりできます。

これも第1のアクションで書いた通り、

費やす時間が多いことに少し変化を加えて、
習得したい言語の要素を入れていく、
触れる時間を増やすのが目的です。

例えば、取り組んでいる仕事があって、
それを他言語で説明できるようになると
その瞬間に視野が変わります。

それまでに入ってこなかった情報が入ったり、
海外に対してオファーを出せたり、
海外からのメールにも怖気付くことなく、
人間としてもビジネスマンとしても変わることが
できてしまいます。

特に「自分の好きなこと」が思いつかない。
そういう方にも「今やっていること」に
他言語の要素を加えるのは、好きなことの次に
効果が高いことだと思います。

3. 「日本」を習得したい言語で見る。

最後のアクションは、
「日本」を習得したい言語で見る。
ことについてです。

ぼくが日本人なので、日本をと書いていますが、
「母国」と認識して大丈夫です。

つまり何が言いたいのかと言うと、
「自国」のことを他言語で見てみる。
と言うことです。

これも同じく皆さんが触れる時間が多いものに
他言語の要素を入れることを言っています。

例えば、日本に住んでいれば、
ぼくたちは、いつの間にか日本の情報を
聞いたり、見たり、読んだりしています。

テレビ、ラジオ、ニュースサイト、SNS、
YouTube、人との会話などで手に入れる情報は、
大体は、日本についてです。

日本の政治でこんなことが起こっている、
芸能人の〇〇が結婚した、〇〇で新たな〇〇を発見!
今朝、電車で〇〇な人を見かけたんだけど、、、

至る所に日本の要素が入った情報が入ってきます。
これらに対して、他言語で情報を取得することで、
他言語に触れる機会も増え、上達していきます。

そして、自国について他言語で学ぶことの
最大のメリットは、自国について紹介、説明できることです。

どんな場面でも、どんな国に行っても、どんな人と話しても
必ず、あなたの国のことは質問されます。

日本人であれば、
日本の文化、政治、歴史、生まれた場所、
観光地、食べ物、音楽、映画、漫画、アニメなど、、

日々、自国のことを他言語でも理解し、
伝えられる準備をしておくだけで、
対応も変わってきますし、
自信を持つこともできます。

自国の情報であれば、母国語で理解できる範囲ですし、
歴史、文化、政治などであれば、義務教育でも
学んでいるので基礎もできています。

他言語で見て理解できなくても、
理解できるまで母国語で
見ていくことも可能です。

少しずつ他言語の要素を
日常的に加えていきましょう。

3つのアクションの共通点

ここまでで僕がお伝えした3つのアクションには、
共通点があります。

この3つは、皆さんが今日もやっているだろう
「習慣」に少し変化を与えたものです。

習慣的に好きなものを調べたり、
今の仕事について考えたり、
毎朝ニュースを見たりしちゃってますよね。

これらの習慣的に行っている行為に少しずつ
習得したい言語の「要素」
入れていくわけです。

・通勤中に見るニュースを他言語で見てみる。
・趣味のことについて他言語で調べてみる。
・自分の思考したことを他言語でも考えてみる。

そうして少しずつ
習得したい言語の「要素」
入れていくのです。

これら続けることで、
・言語力
・読解力、単語力、理解力
・情報取集力、視野
・コミュニティ、発信力

などをそれぞれ強化することが
できるようになります。

最後に

ここまで、習慣に変化を加えるための3つアクションを
紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?

もちろん、習慣をすぐに変えるのは、
簡単では有りません。

しかし、日々の積み重ねで
確実に言語を習得することは可能です。

日本では、日本語があれば、
生まれてから死ぬまで生活することができます。

他言語を習得することへの強制力はありません。

しかし、あなたは他言語を学ぼうと思った。
そこには何か理由があり、目標があるかもしれません。

その理由や目標をもう一度、掘り起こしてみて、
深く考える時間を作ってみるのも良いかもしれません。

日々、習慣的にやっていることに対して、
他言語の要素を入れるようにする。

そして、他言語を習得して、さらに広い視野を手にいれ、
新しい世界を見ていきましょう!

この記事が少しでもあなたの言語習得への
モチベーション向上、助けになれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。
山形元気

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