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リーダーが絶対に持つべき HOW CAN思考


うまくいかない時
思い通りにならない時

多くの人が
なぜできないのだろうか?
という
WHY CAN’T思考
になる


WHY CAN’T思考は
問題解決のための原因分析において
非常に有効な思考ではあるが

ほとんどの場合
なぜできないのかを考えると
自分を責め自信とモチベーションを下げ
結果として行動せず、現状が変わらないことが多い

だからこそ
HOW CAN思考

どうすればできるだろう?
と問いかけることが大切


どうすればできるか?
と問いかけることで
次の行動のアイデアが生まれ
現状打破、課題解決に繋がりやすい

言葉で言えば
とっても簡単なことだけれども
やるのは非常に難しい

その前提となるのが
可能思考
になっているかどうか
である

可能思考とは
自分と未来に可能性を見出している状態であり
もっとシンプルに言うと
できる!
と思っていることである

人はできる可能性があるからこそ
どうすればできるかを本気で考え
思考錯誤をして行動に移していく

逆にいうと
不可能思考
になり
どうせできない、、、
自分なんて、、、
こんなもんだ、、、
と思ってしまうと
それ以上の発想と行動が生まれない

なぜか?
それはできないと思っているから

だからこそ
可能思考で
できる!
と思うことが
HOW CAN思考になる非常に重要な鍵となる


ただ人は失敗経験やたくさんの否定の言葉をもらう中で
不可能思考へと陥っていく

自分にはできないとうい思い込みが縛っていく

有名なノミの話がある

ノミは
30cmほど飛ぶと言われるが
そのノミを10cmのビンの中に入れ蓋をすると
蓋の天井に当たり続けていく

ある程度の時間を経て
ビンの蓋を外すと
天井は無いにも関わらず
ノミはずっと10cmしか飛ばないという話

これは魚にも同様なことがあり
飼っている金魚の水槽の半分のところに
透明なアクリル板を入れる

そうするとそのアクリル板という壁に
金魚はたくさん阻まれていく
そうすると、それ以上はいけないと思うようになる

そして、ノミと同様に
ある程度の時間を経てアクリル板を外すと
もう壁は無いにも関わらず、それ以上いかなくなってしまう


さらには、サーカスの象の話もある

サーカスの象は
小さいころから飼育されるが
サーカスなので色んな場所を転々としていく

その時に逃げないように
足に鎖をつけて固定をしていく

最初は逃げようとサーカスの象もするのだが
ある程度の時間が経つと不可能思考になる

そうすると
鎖を固定する杭をうたなくても
鎖がついているだけで一歩も動かなくなる

サーカスの象はもう体も大きくなり力もついているから
どこにだって行けるようになるけれども
今までたくさんの無理という経験をして
鎖がつくだけで1歩も動かなくなるのだ


まさにこれが
不可能思考
である

我々も同じような不可能思考に陥ってしまいやすい

たくさん壁や天井、鎖のような経験をしたかもしれないが
本当は天井も壁もないかもしれないし
鎖も1歩踏み出せば簡単にちぎれるかもしれない

ただ、過去の経験で
無理だと思い込んでしまい
HOW CAN思考のどうすればできるかを考えてもないかもしれない

ここで
ノミがもう一度10cmから30cm飛ぶ方法があるのを紹介したい

ノミをもう一度見えない天井を外す方法はどうすればいいか?

それは
隣に30cm飛ぶノミを置くこと

そうすると
「あ、もう天井ないんだ!」
と気づき、30cm飛び始めるのだ

つまり、我々も
素直な目で、他の人ができたことを受入れ
「だったら、自分にもできるかも!」
と思うことが大切なのではないだろうか!?


最後に
ロジャーバニスター効果を紹介したい

ロジャー・バニスターという選手がいた
彼は1マイルランナーだった

当時1マイル走は世界記録は4分10秒であり
その記録を更新することは長い期間できずにおり
人間は4分を切れないのではないかということが定説となり
「4分の壁」
という言葉も競技選手の中で広まっていた時だった

そんな状況の中
ロジャー・バニスターは
「いや、人間は4分切れるのでは?」
と不可能思考ではなく、可能性を信じた
HOW CAN思考になる

どうすれば4分切れるか?
と考えた彼は様々なトレーニング方法を編み出し
今では当たらり前となるペース走も生み出す

当時は1マイルを1人では4分を切るペースで走れる人は
いなかったけれども、2人になれば2分、2分となり
走れるからこそ、ペースランナーを作り
ひたすら4分を切るタイムになるようトレーニングと
そのスピードを体に覚えこませていった

そして、ある大会で彼は無名の選手ながら出場し
3分59秒というタイムを記録する

そんな姿を見た同じマイル走のランナーは
衝撃と共に
「あんな無名の選手が4分切れるんだ!
だったら自分も切れるのではないか?」
と可能思考になる

そしてその結果驚くべきことに
30年以上にわたって4分の壁をきれなかった選手たちが
1人の4分の壁を越えた選手を見たおかげで
46日という短い期間でさらに最高タイムが生まれ
1年でなんと23人もの人が4分の壁を壊し3分台のタイムを出したのだった

まさに
人は思い込みの力で力を左右され
可能思考こそ大きな力を生み出す事例である

我々は
可能性を自分で信じ
HOW CAN思考になっていくこと
大きな成果を生み出すコツなのである!

本日は以上!!

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