飛行機事故に見る"日本停滞"の原因

"誰が犯人?"という俗人的な原因追求・問題解決しか出来ない社会構造に問題あり。


羽田空港事故で、クソ警察とクソメディアによる"犯人探し"が加熱し、航空協会側から「事故原因追求と再発防止の邪魔になるから自重しろ」との緊急声明が出されました。
そもそも彼らの横槍は国際協定違反行為です。
ま、違反しても罰則も反省もなーんにもないんでしょうけど。
そんな警察やメディアのいつものクソさはさておき、

誰が悪かったんだ? という犯人探し→処罰して解決、というゴールまでの流れは、真の問題解決には至りません。
悪者を処刑したら一時はスッキリするかもしれませんが、また別の人が同じことをやらかす可能性を排除しようという発想がないのです。

"このやり方でやっていたら、そりゃあこんな事故も起きるわな"
これを潰すことこそが真の問題解決です。
真の問題解決は、仕組み改善にあるのです。


例えば素人目線ですが、飛行機のパイロットって、カッコつけか知らないけど謎に英語で無線のやりとりしますよね。

絶対余計な思考に頭使ってると思うんですが。

国内便だったら日本語同士でやりとりした方が操縦に集中できるんじゃないすかね??
少しでも安全側に行くような決め事が挙がるなら全部やるべきと思うんですが。
とかね。英語でやりとりする真の目的があんのかないのか知らない素人目線の解決案ですけど。


ほんで同じような、ムダで本質を得ない問題解決"風の何か"が社会全体に蔓延ってるからこそ、警察もメディアもクソみたいな犯人探しするしか脳がないんだと考えると、社会全体の問題が見えてきました。


政治家の不祥事。
今回は自民党議員が捕まってますが、その追求ってせいぜい野党が嬉しそうに任命責任とか言うだけですよね。
それで例えば本当に任命責任で総理大臣を辞職に追い込むとしたって、"汚職をやろうと思えば出来てしまう仕組み"を変えるという発想はありません。
これではいつまで経っても汚職がなくなるはずがないし、実際なくなってないわけですね。

つまり仕組みを変えずに悪者だけ処罰(して席を空けて政権交代)したって、今度は民進党だか誰だかのボケが悪者に成り代わって同じように汚い金をすすることが可能なんです。
というか、その"汚い金をすすれる特権階級"に自分達こそが就きたいのにそれをなくしたら政権交代する意味がないからやってないと思われても仕方ないと思います。


ところで誰か、こういう指摘をするまともな人間はクソメディアの中に一人でもいるんでしょうかね????????

物書きでもない素人の、特に読まれてない無料のブログでヒマな時に書いてる指摘以上のクオリティを、メディアの有料記事が有していればいいものですね。

以上

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