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営業＆人材育成トレーナー
アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。

久しぶりだ！
サボっていたわけではないのだが・・・

まあそんなことはさておき、
昨今の話題についてちょっと書きたくなった。

色々と企業の不正問題などが、
連日ニュースで流される。

そしてお偉いさん方が謝罪され、
体質を見直すだの、関係性をもっと明確にだのと
おっしゃるのだ。

さてここでお偉いさん方と書いたが、
偉いってなんだろうか？

ググってみると、
１、他の水準を抜いて、まさっている。
２、品行や経歴や才能が立派だ。すぐれた。
３、地位や身分が高い。
４、程度がはなはだしい。
と書かれている。

先ほど、お偉いさん方と私が書いたのは、
３に相当するだろう。

お偉いさん
簡単に言えば上司以上となる。

では上司は偉いのか？
これでググると、
「勘違い」「上司なんて偉くない」と出てくる。

だから上司は偉い！と勘違いをされている方が
多いとなるのだ。

私もあることを思い出した。
上司になって2年が過ぎようとしていた頃、
部長から
「チームはどうだ？」と聞かれたので、
「問題ないです。」と答えると、

「問題がないのが問題だけどね！」と
言われたことがある。

「どういうことですか？
数字も良いし、みんな仲良くやっています。
特に問題はありませんよ！」と胸を張って言うと、

「まあそれなら良いけど」とちょっと含みのある
言い方をされたのです。

内心
・大丈夫や
・あの人は何にもわかってないな
・うまくいっているって
って思っていたのだが・・・・

しかし実際は小さないざこざや、お客さんとのトラブル。
そして何にも増して、私自身のことが一番の問題だった。

私自身、上司は偉い！って思ってはいなかったのだが、
でも私の態度、言動が、「上司は偉い！」と
なっていたのだ。

部下の名前を呼び捨てにしたり、ちゃん付けにしたり、
ちょっとしたことでイライラしたり、
なんでできない！もっと早くしなさいよ！あかんやろ！
などと、強い語気で言ったり・・・

知らぬ間に、偉そうな態度になっていた。
ということは、部下からすると
あなたは偉いよね！って思わせていたのだ。

これが何を招いたか！
相談しづらい、話しかけづらい上司と
自分からそういう状況を作り上げていたのだ。

そもそもその当時、
部下という観点を持っていたこと自体が
間違っていたのかもしれない。

当然上司は、
指示を出したり、チームをまとめたりと
大変な仕事でもあるし、
他者やりも優っているところもあるだろう。

でも今一度考える時ではなかろうか？
上記に書いた、
１、他の水準を抜いて、まさっている。
２、品行や経歴や才能が立派だ。すぐれた。
３、地位や身分が高い。
４、程度がはなはだしい。

３だけではダメなんだよね。
１や２がきっちりとあって、
その上で３じゃないのかな？と。

最近パワハラの講座をすることも多くなったが、
受講生の中には、
私は悪くない。
ちゃんとやらないからダメなんだ。
そもそもなぜ私がパワハラの講座を受講しなければ
いけないのか？
などとおっしゃる方もまだまだ多いのが現実。

まあ色々とおっしゃりたいのだろう。
でも簡単に言うと、
「あなたにそれが必要だからですよ。
現状でそれを気づきないさよ！」である。

そして私自身、当時の反省をもとに
アンガーマネジメント伝え続けると
決心した今日この頃である。

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